インフルエンザが気になる季節に知っておきたい!東洋医学の「肺」を養うセルフケア【柏市の鍼灸院】

2025-12-01  お知らせ, 季節の養生法

インフルエンザの季節に東洋医学の肺を養うセルフケアを紹介する柏市の鍼灸院

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

11月に入り、インフルエンザの流行が気になる季節になりましたね。「毎年かかってしまう」「家族にうつしたくない」「今年こそは元気に冬を越したい」…そんなお気持ち、とてもよく分かります😊

手洗い・うがい・マスクはもちろん大切です。でも、それだけでは何だか心もとない…と感じていませんか?

実は東洋医学では、秋から冬にかけて「肺」の働きをサポートすることが、この季節を元気に過ごすカギと考えられてきました。

この記事では、インフルエンザの季節に知っておきたい「肺」を養うセルフケアについてお伝えします。食事・呼吸法・ツボ押しの3つの視点から、今日から始められる方法をご紹介しますね。

この記事はこんな方におすすめです:

  • 毎年インフルエンザにかかりやすいと感じている方
  • 薬に頼りすぎず、自然な方法で体調を整えたい方
  • 東洋医学の季節養生に興味がある方
  • 喉が乾燥しやすく、風邪をひきやすい体質の方

インフルエンザについての基本的な情報は、厚生労働省のインフルエンザ情報ページもあわせてご覧ください。

インフルエンザの季節、なぜ体調を崩しやすいの?

秋冬に体調を崩しやすい理由

秋から冬にかけては、体調を崩しやすい季節ですよね。

気温がぐっと下がり、空気も乾燥してきます。この乾燥が、喉や鼻の粘膜に影響を与えると言われています。

また、日照時間が短くなることで、体のリズムが乱れやすくなることも。室内と屋外の温度差も、体にとっては小さなストレスになるんです。

国立感染症研究所の情報によると、インフルエンザは例年12月〜3月に流行のピークを迎えるとされています。

手洗い・うがいだけでは不安な理由

手洗い・うがい・マスクは、外からの予防としてとても大切です。でも「それだけで本当に大丈夫?」と不安になる気持ち、よく分かります。

外からの予防に加えて、体の内側からもケアすることが大切なんです。土台となる体を整えておくことで、季節の変化にも柔軟に対応しやすくなると考えられています。

東洋医学から見た「肺」の役割とは?

「肺」は体のバリア機能と関わる

東洋医学でいう「肺」は、呼吸をする臓器としての肺だけではありません。もっと広い意味を持っているんです。

東洋医学では「衛気(えき)」という考え方があります。これは体の表面を守るバリアのような働きをする気のこと。この衛気は「肺」と深く関わると考えられてきました。

つまり「肺」を養うことは、体のバリア機能をサポートすることにつながると言われているんですね。

秋冬に「肺」が弱りやすい理由

東洋医学の五行説では、「肺」は秋と対応する臓腑とされています。

秋は乾燥の季節。「肺」は潤いを好み、乾燥を嫌うと言われています。そのため、秋から冬にかけては「肺」が弱りやすい時期なんです。

冷たく乾いた空気を吸い込むことも、「肺」に負担をかけると考えられています。

「肺」が弱ると現れやすいサイン

「肺」が弱っているときに現れやすいサインがあります。

  • 喉がイガイガする、乾燥する
  • 肌がカサカサしやすい
  • 咳が出やすい
  • 風邪をひきやすい

心当たりがある方は、「肺」を養うケアを意識してみてくださいね。ただし、体質や状態には個人差がありますので、あくまで参考としてお考えください。

関連記事:乾燥する秋に潤いチャージ!肺を守る食材選びと東洋医学ケア


季節の不調でお悩みの方へ

インフルエンザの季節、体調管理に不安を感じていませんか?当院では、東洋医学の観点から体質ケアをサポートし、季節に負けない体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。

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「肺」を養う食養生〜白い食材のチカラ〜

東洋医学で「白い食材」が肺に良いとされる理由

東洋医学の五行説では、白色は「肺」に対応すると考えられています。そのため、白い食材は「肺」を養うのに良いと言われてきました。

これは古くから伝わる食養生の知恵なんです。現代でも、白い食材には体を潤す働きがあると注目されていますよ。

おすすめの白い食材5選

「肺」を養うとされる白い食材をご紹介しますね!

①大根
喉をケアすると言われる代表的な食材。消化のサポートにも良いとされています。

②れんこん
粘膜をサポートすると言われています。食物繊維も豊富で、お腹にも優しい食材です。

③白きくらげ
潤いを補うと考えられてきた食材。スープやデザートにも使えます。

④梨
秋の代表的な果物。水分補給にもぴったりです。

⑤はちみつ
喉を優しく潤すとされています。そのまま舐めてもOK!

簡単に取り入れられるレシピのヒント

難しく考えなくて大丈夫です。日常に少しずつ取り入れてみましょう。

大根おろし+はちみつ
大根をすりおろして、はちみつをかけるだけ。喉がイガイガするときにおすすめです。

れんこんのすりおろしスープ
れんこんをすりおろしてお味噌汁に入れると、とろみがついて体が温まります。

梨のコンポート
梨を薄切りにして、はちみつと一緒に軽く煮るだけ。デザート感覚で楽しめますよ。

関連記事:冬支度は食事から!旬の食材で作る体を温める薬膳レシピ

呼吸を整えて「肺」をサポートする方法

浅い呼吸が体に与える影響

忙しい毎日を過ごしていると、呼吸が浅くなりがちです。

浅い呼吸は、体に十分な酸素が行き渡りにくくなると言われています。また、自律神経のバランスにも影響すると考えられています。

「肺」は呼吸と密接に関わる臓腑。深い呼吸を意識することで、「肺」の働きをサポートできると言われているんです。

肺を養う深呼吸法のやり方

簡単にできる深呼吸法をご紹介しますね!

【やり方】

  1. 鼻からゆっくり4秒かけて息を吸う
  2. お腹を膨らませながら2秒息を止める
  3. 口から8秒かけてゆっくり吐き出す
  4. これを5回繰り返す

朝起きたときと、夜寝る前に行うのがおすすめです。

呼吸法を習慣にするコツ

「毎日続けなきゃ」と思うと、プレッシャーになってしまいますよね。

まずは1日1回から始めてみてください。歯磨きの前や、布団に入ったタイミングなど、既存の習慣とセットにすると続けやすいですよ。

完璧を目指さなくて大丈夫。心地よいと感じる程度で続けていきましょう😊

関連記事:冬の風邪予防は11月から!免疫力をサポートする東洋医学的養生法


一人ひとりに合わせた季節養生を

体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な季節のケアをご提案いたします。

季節養生について詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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「肺」に関連するツボのセルフケア

合谷(ごうこく)〜体のバリア機能をサポート〜

合谷は、手の甲にあるツボです。親指と人差し指の骨が交わるところのくぼみにあります。

【押し方】
反対の手の親指で、心地よいと感じる程度に3〜5秒押します。ゆっくり離して、これを5回ほど繰り返してください。

合谷は体のバリア機能をサポートすると言われてきた、とても有名なツボなんですよ。

尺沢(しゃくたく)〜呼吸器のケアに〜

尺沢は、肘を曲げたときにできるシワの上、親指側にあるツボです。

【押し方】
反対の手の指で、優しく円を描くようにほぐします。痛気持ちいい程度の力加減で行ってくださいね。

尺沢は肺の経絡上にあり、呼吸器のケアに昔から用いられてきたツボです。

ツボ押しの注意点と効果的なタイミング

ツボ押しをするときの注意点をお伝えしますね。

  • 強く押しすぎないこと
  • 食後すぐは避けること
  • 入浴後や就寝前がおすすめです
  • 妊娠中の方は専門家にご相談ください

効果には個人差がありますので、無理のない範囲で続けてみてくださいね。

関連記事:風邪でもないのにのどが痛い方へ!秋の乾燥からのどを守るセルフケア

鍼灸院でできる季節養生のサポート

セルフケアと専門家のケアの違い

今回ご紹介したセルフケアは、日々の積み重ねが大切です。毎日少しずつ続けることで、体をサポートしていきます。

一方、鍼灸院での施術は、お一人おひとりの体質を見極めながら行います。ご自身では気づきにくい体の状態を、専門家の視点からケアできるのが特徴です。

セルフケアと専門家のケア、両方を組み合わせることで、より心強いサポートになると考えています。

スタジオシュカの季節養生サポート

スタジオシュカ鍼灸治療院では、東洋医学的な視点から体質を拝見し、お一人おひとりに合わせた施術とアドバイスを行っています。

施術だけでなく、ご自宅でできるセルフケアの方法もお伝えしていますよ。

「今年こそ元気に冬を過ごしたい」「体質から整えていきたい」という方は、お気軽にご相談くださいね。

関連記事:冬に向けて体力を蓄える!11月の無理しない養生法で元気に冬を迎える

関連記事:白湯だけじゃない!東洋医学が教える体質タイプ別・秋冬の温活ドリンクガイド

関連記事:風邪でもないのに咳が止まらない!秋の長引く咳をケアする東洋医学的アプローチ

まとめ〜今日からできる「肺」を養う習慣〜

インフルエンザが気になる季節、東洋医学の「肺」を養うセルフケアについてお伝えしました。

今日からできる3つのポイント:

  • 白い食材(大根・れんこん・梨など)を食事に取り入れる
  • 朝晩5回の深呼吸を習慣にする
  • 合谷・尺沢のツボを優しく押す

どれも難しいことではありません。できることから、少しずつ始めてみてくださいね。

インフルエンザの季節を元気に乗り越えるために、体の内側からもケアしていきましょう!あなたの体は、毎日の小さな積み重ねにちゃんと応えてくれますよ😊

一人で続けるのが難しいと感じたら、いつでもスタジオシュカにご相談ください。一緒に季節養生を続けていきましょう。


専門家と一緒に季節養生を始めませんか?

季節の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた季節養生プランを一緒に考えていきましょう。

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個人の体質により体験には個人差があります。施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。

季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。

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