冬に増える夜間トイレの悩みをケア!東洋医学の「腎」を養う生活習慣【柏市の鍼灸院】

2025-12-08  お知らせ, 季節の養生法

冬の夜間トイレの悩みをケアする東洋医学の腎の養生習慣を解説する柏市の鍼灸院

冬に夜間トイレが増えるのはなぜ?

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

冬になると夜中にトイレで目が覚める…😢

せっかく温かいお布団でぐっすり眠っていたのに、寒い中トイレに起きるのはつらいですよね。

「年齢のせいかな?」と思いつつも、誰にも相談しづらいお悩みではないでしょうか。

実はこの冬の夜間トイレ、東洋医学では「腎(じん)」の働きと深く関わっていると言われています。

この記事では、冬に夜間トイレが増える理由と、自宅でできる「腎」の養生習慣をご紹介しますね!

寒さと体の水分代謝の関係

冬は夏と比べて汗をかく機会がぐっと減りますよね。

そのため、体内の水分は尿として排出されやすくなると一般的に言われています。

また、寒さで体が冷えると膀胱が刺激されやすくなることも。

特に夜間は体温が下がりやすい時間帯なので、影響を受けやすいんです。

年齢とともに変化する体のサイン

30代後半くらいから、体の変化を感じる方が増えてきます。

夜間トイレが増えたのは、体からの大切なメッセージかもしれません。

東洋医学では、このサインを見逃さずにケアすることを大切にしているんですよ。

ただし、頻度が多い場合や他の症状がある場合は、一度医療機関への受診をおすすめします。

東洋医学から見た「腎」と夜間トイレの関係

東洋医学には独自の体の見方があります。

その中でも「腎」は、冬の夜間トイレと深い関わりがあるとされているんです。

「腎」とは何か?生命エネルギーの貯蔵庫

東洋医学でいう「腎」は、西洋医学の腎臓とは少し違う概念です。

「腎」は生命エネルギー(精)を蓄える場所と考えられています。

成長・発育・老化・生殖機能などと関わりが深いとされているんですよ。

いわば、体の土台のような存在ですね✨

「腎」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。

35歳以降の妊活に必要な”腎”のケア!更年期予防にもつながる補腎生活習慣

冬は「腎」が弱りやすい季節

東洋医学の五行説では、冬は「腎」の季節とされています。

寒さは「腎」の働きを低下させやすいと言われているんです。

だからこそ、冬にしっかり「腎」を養うことが大切なんですね。

冬の養生については、冬の風邪予防は11月から!免疫力をサポートする東洋医学的養生法でも詳しくお伝えしています。

「腎」の働きと水分代謝のつながり

「腎」には体内の水分バランスを調整する働きがあるとされています。

「腎」の気が不足すると、水分代謝が乱れやすいと東洋医学では考えられているんです。

夜間トイレが増えるのは、「腎」からのサインの一つかもしれませんね。


冬の夜間トイレでお悩みの方へ

夜中に何度もトイレで目が覚めて、ぐっすり眠れない…そんなお悩みはありませんか?当院では、東洋医学の観点から「腎」の養生をサポートし、冬の体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。

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「腎」を養う3つの生活習慣

ここからは、自宅でできる「腎」の養生習慣をご紹介します!

どれも簡単にできることばかりなので、ぜひ試してみてくださいね😊

下半身を温める入浴法のコツ

「腎」を養うには、下半身を温めることがとても大切です。

おすすめの入浴法はこちら👇

  • 38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かる
  • 腰から下をしっかり温めることを意識する
  • 天然塩や入浴剤を入れると温まりやすいと言われている
  • 就寝の1〜2時間前に入浴するのがおすすめ

熱いお湯にサッと入るよりも、ぬるめのお湯でじんわり温まる方が体の芯まで温まりやすいですよ。

入浴法については、下半身の巡りを整える東洋医学ケア!冬の冷え対策は11月からも参考になります。

「腎」をサポートする黒い食材と温め食材

東洋医学では「腎」と「黒い食材」は相性が良いとされています。

おすすめの黒い食材はこちら👇

  • 黒豆
  • 黒ごま
  • ひじき
  • のり
  • 黒米

また、体を温める食材も一緒に取り入れてみましょう!

  • 生姜
  • ねぎ
  • にんにく
  • シナモン
  • 根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん)

簡単にできるのは「黒ごま入り生姜湯」です。

すりごまとすりおろし生姜をお湯に入れて、お好みではちみつを加えるだけ✨

冬の食材選びについては、冬支度は食事から!旬の食材で作る体を温める薬膳レシピもご覧ください。

就寝前の水分摂取の工夫

夜間トイレを減らすには、就寝前の水分摂取を工夫することも大切です。

  • 寝る2〜3時間前からは水分を控えめにする
  • 冷たい飲み物を避け、常温か温かい飲み物を選ぶ
  • カフェインやアルコールは控えめに
  • その分、日中にしっかり水分を摂る

睡眠の質を高めることは、体全体の養生にもつながりますね。

睡眠についてもっと知りたい方は、厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠と健康」も参考になりますよ。

自宅でできる「腎」のツボケア

東洋医学では、ツボを刺激することで体の巡りをサポートすると言われています。

「腎」に関わるツボを2つご紹介しますね!

腎兪(じんゆ)の位置と押し方

腎兪は「腎」を養う代表的なツボです。

位置:腰のウエストライン、背骨から指2本分外側

押し方:

  • 両手を腰に当てて、親指で腎兪をゆっくり押す
  • 1回30秒程度、1日2〜3回を目安に
  • 使い捨てカイロを当てるのも簡単でおすすめ

じんわりと温かさを感じるくらいの刺激がちょうど良いですよ。

湧泉(ゆうせん)の位置と温め方

湧泉は足裏にあるツボで、「腎」のエネルギーが湧き出る場所と言われています。

位置:足裏の土踏まずのやや上、足指を曲げたときにくぼむ場所

ケア方法:

  • 親指でゆっくり押す
  • ゴルフボールを足裏で転がして刺激
  • お風呂上がりの温まった状態でケアするのがおすすめ
  • 就寝前に靴下を履いて温めるのも◎

冷えのタイプ別のケア方法は、あなたの冷えはどこから?足先・お腹・手先タイプ別の東洋医学的ケア法でも詳しくお伝えしています。

ツボケアを続けるコツ

ツボケアは続けることが大切です。

お風呂上がりや就寝前など、決まった時間に行うと習慣にしやすいですよ。

無理なく続けられる範囲で、ゆるく始めてみてくださいね。

なお、ツボケアの効果には個人差があります。


一人ひとりに合わせた「腎」の養生を

体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な冬の養生法をご提案いたします。

「腎」のケアについて詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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鍼灸院でできる「腎」の養生サポート

セルフケアに加えて、専門家のサポートを受けることもおすすめです。

スタジオシュカで行っている「腎」の養生サポートについてご紹介しますね。

専門家による体質チェック

東洋医学では、問診・脈診・舌診などで体質を判断します。

同じ「夜間トイレが多い」というお悩みでも、原因は人それぞれ。

「腎」以外の要因がないかも含めて、丁寧に確認させていただきます。

鍼灸について詳しくは公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトもご参考ください。

鍼灸での「腎」へのアプローチ

鍼灸では、「腎」に関連する経絡やツボに施術を行います。

セルフケアでは届きにくい深い部分へのアプローチが期待できます。

リラックスした状態で施術を受けていただけますよ。

なお、効果には個人差があります。

セルフケアとの組み合わせ方

鍼灸での定期的なケアと、ご自宅でのセルフケア。

この両輪で取り組むことで、養生の効果をより感じやすくなると言われています。

施術後には、お一人おひとりに合わせたセルフケアもアドバイスさせていただきます。

温活習慣については、冬に向けて体を整える!妊娠しやすい体づくりの温活習慣3選もおすすめです。

また、夜中に目が覚めてしまうお悩みには、夜中に目が覚める原因と改善法!妊娠しやすい睡眠環境の整え方も参考になりますよ。

まとめ:冬の夜間トイレの悩みは「腎」の養生から

今回は、冬に増える夜間トイレの悩みと「腎」の養生についてお伝えしました。

ポイントをまとめると👇

  • 冬は「腎」が弱りやすい季節。水分代謝に影響が出やすい
  • 下半身を温める入浴、黒い食材、ツボケアで「腎」を養う
  • セルフケアと専門家のサポートを組み合わせるとより効果的

夜間トイレの悩みは、なかなか人に相談しづらいですよね。

でも、東洋医学の知恵を活かせば、体を整えるヒントがたくさんあります。

今日からできることを、ひとつずつ始めてみませんか?✨

あなたの体は、ちゃんとケアに応えてくれますよ。


専門家と一緒に冬の養生を始めませんか?

「腎」の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた冬の養生プランを一緒に考えていきましょう。

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※個人の体質により体験には個人差があります。

※施術効果を保証するものではありません。

※医療行為の代替ではありません。

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