2026年9月更新:各h2に直答を追加し、便通の実話・四診と鍼の定義・料金と所在地・Q&A3問を追記

しっかり眠っているのに昼間だけ眠い。その眠気は、睡眠時間を増やしても消えないことがあるんです。
院長の宮崎圭太です。妊活中の女性から「7時間寝ても午後になるとまぶたが重い」というお声を本当によくいただきます。今回は、東洋医学の視点から昼間の眠気の意外な原因と、体力を補うセルフケアをお伝えしますね。
いくら寝ても眠いのは、睡眠の「量」ではなく「エネルギーを作り出す力」が弱っているサインの可能性があります。
「休日にたっぷり休んでも、月曜にはもう疲れている」——こう感じている方は、寝る時間を延ばすだけでは追いつかない状態にいるのかもしれません。
「睡眠時間を増やせば解決するはず」と思いがちですよね。でも、いくら寝ても疲れが取れない場合、問題は睡眠の長さではないことが多いんです。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、睡眠時間だけでなく「睡眠休養感」の大切さが示されています。どれだけ寝ても「充電」が追いつかない状態がある、ということなんです。
東洋医学では、この状態を「気虚(ききょ)」と呼びます。気虚とは、体を動かすエネルギー(気)が不足している状態のことです。
気虚タイプの方は、エネルギーを作り出す力そのものが弱まっているため、いくら休んでも回復が追いつきません。「寝ても疲れが取れない」という方は、まさにこの状態かもしれませんね。
気虚とは、生命活動の原動力である「気」が足りず、体のあらゆる機能がスローダウンした状態です。妊活とも深く関わります。
東洋医学では、体を構成する要素として「気・血・水(き・けつ・すい)」という考え方があります。なかでも「気」は、次のような役割を担っています。
この「気」が不足すると、体のあらゆる機能がゆっくりになってしまうのです。
以下に当てはまる方は、気虚になりやすい傾向があります。
思い当たることはありますか?「休む勇気」が持てず、つい頑張りすぎてしまう方は、特に気をつけてみてくださいね。
東洋医学では、妊娠・出産には十分な「気」のエネルギーが必要だと考えられています。気が不足していると、次のような状態になりやすいとされています。
だからこそ、妊活中は「気を補う」ことがとても大切なんです。「自律神経を整える」ことも、気の巡りをサポートするうえで役立ちますよ。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
気虚タイプの方は、気を「消耗しない」ことと「作りやすくする」ことの両方が鍵になります。日常で取り入れやすいものから始めてみてくださいね。
東洋医学では、「脾(ひ)」という消化吸収を担う臓腑が、気を作り出す源とされています。冷たいものを食べると脾が冷えて働きが弱まり、気を作る力が下がってしまいます。
朝は特に体が冷えている時間帯。温かいお味噌汁やスープ、おかゆなどを選ぶと、脾を助けて気を補いやすくなりますよ。「忙しい朝でもできる妊活朝食のコツ」も参考にしてみてくださいね。
「しっかり食べて体力をつけなきゃ」と思いがちですが、食べすぎは逆効果になることも。消化にはたくさんのエネルギーが必要で、食べすぎると気を作るどころか消費してしまうんです。
腹七分目を心がけ、よく噛んでゆっくり食べると、消化の負担が減り、気を効率よく補えるようになります。実際に当院の妊活中の患者さんでも、食事や体づくりのお手伝いを続けるうちに、以前は4〜5日出ないのが当たり前だった便通が毎朝出るようになり、お腹の張り感がだいぶ楽になった方がいます。こうした胃腸のめぐりの変化は、妊活においてとても大事だと私は考えています。
「体力をつけるために運動しなきゃ」とジョギングや筋トレを頑張っている方も多いのでは。でも、気虚タイプの方が激しい運動をすると、かえって気を消耗してしまうことがあります。
おすすめは、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの「ゆるい運動」。気を巡らせながらも消耗しすぎない、ちょうどいい運動量を見つけることが大切です。「妊活に最適な運動量」や「運動しすぎのリスク」もチェックしてみてください。
気を補いたいときにおすすめなのが「足三里(あしさんり)」というツボです。足三里とは、胃のはたらきを支える「胃経」というライン上にある、消化吸収をサポートするツボのことです。
【足三里の場所】
膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下がったところにあります。
【押し方】
親指でゆっくり押して5秒キープ→離す、を5〜10回繰り返しましょう。じんわり温かくなる感覚があればOKです。
テレビを見ながら、お風呂上がりに…など、ちょっとした時間に取り入れてみてくださいね。
眠いときの昼寝は、15〜20分を目安にするのがおすすめです。長すぎる昼寝は夜の睡眠リズムを崩し、かえって疲れやすくなることがあるからです。
厚生労働省のe-ヘルスネットでも、適度な昼寝の大切さが紹介されています。短い仮眠でも、気を回復させる助けになりますよ。「夜の過ごし方」を見直すことも、昼間の眠気対策に役立ちます。
現場でよく聞かれる疑問に、簡潔にお答えしますね。
一時的に目は覚めますが、根本の「気を作る力」が補われるわけではありません。午後の眠気をカフェインでしのぐ日が続いているなら、体が充電を求めているサインとして、朝食や昼寝など補う側のケアも合わせてみてください。
目安にはなりますが、断定は難しいところです。眠気は気虚だけでなく、「血虚(けっきょ)」や「陽虚(ようきょ)」など複数の体質が重なって起きることも多いからです。判断に迷うときは、専門家に体質を確認してもらうと安心ですよ。
眠気そのものより、その背景にある「気の不足」が気になります。東洋医学では妊娠・出産にも十分な気が必要と考えるため、疲れやすさを放っておかず、少しずつ補っていくことが体づくりのお手伝いにつながると私は考えています。
気虚が長く続いている場合は、セルフケアだけでは回復が追いつかないこともあります。そんなときは、専門家に相談するのもひとつの選択肢です。
前述のとおり、眠気の背景には「気虚」だけでなく「血虚」や「陽虚」が絡み合っていることもあります。東洋医学的な視点から体質を見極めることで、自分に合ったケア方法が見つかりやすくなりますよ。
一人で抱え込まないでください。セルフケアを続けても変化を感じにくい場合、体の内側からのアプローチが必要かもしれません。当院では、お一人おひとりの体質に合わせた施術で、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをしています。不妊鍼灸の解説ページもご覧ください。
当院では、東洋医学的な「四診(ししん)」という方法でお体の状態を丁寧に確認します。四診とは、見る・聞く・問う・触れるという4つの角度から体質を読み解く診方のことです。
気虚なのか、血虚なのか、それとも複合的な体質なのか——一人ひとり違う体質に合わせて、オーダーメイドの施術でサポートします。使う鍼は0.14〜0.20mmの極細鍼です。施術は初回90分・2回目以降30分、料金は12,100円(税込)。場所は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bです。「疲労回復」を目指す方にも多くお越しいただいています。
昼間の眠気は「怠け」ではなく、頑張りすぎている体からの「少し休んで」というサインかもしれません。今回のポイントをまとめますね。
「疲れやすい自分」を責めないでくださいね。自分の体と向き合いながら、無理のないペースで妊活を続けていきましょう。
体験者の声もご紹介しています。
※個人の体質により体験には個人差があります
※施術効果を保証するものではありません
※医療行為の代替ではありません
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。