風邪に負けない体づくり!冬の免疫力をサポートする東洋医学的セルフケア【松戸・流山・我孫子から10分の女性の悩み専門の鍼灸】

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
「毎年冬になると風邪をひいてしまう…」「年末年始は絶対に体調を崩したくない!」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
寒さが厳しくなるこの季節、体調管理に気を使っている方も多いですよね。忙しい年末年始、できれば元気に過ごしたいものです。
東洋医学では、冬は体のエネルギーを蓄える大切な季節と考えられています。この時期にしっかり養生することで、風邪に負けない体づくりをサポートできると言われているんです。
この記事では、以下のことがわかります:
- 東洋医学から見た冬の体調管理のポイント
- 朝・昼・夜の時間帯別セルフケア方法
- 自宅で簡単にできるツボ押しのやり方
- 体を芯から温める入浴法
この記事はこんな方におすすめです:
- 毎年冬に風邪をひきやすい方
- 薬に頼らず自然な方法で体調管理をしたい方
- 冷え性で体が温まりにくい方
- 忙しくても続けられるセルフケアを探している方
ぜひ最後まで読んで、この冬を元気に過ごすヒントを見つけてくださいね!
冬の体調管理でお悩みの方へ
毎年冬になると風邪をひきやすい、冷えがつらいなど、冬特有の不調でお困りではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質ケアをサポートし、冬に負けない体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし東洋医学の冬の養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
東洋医学から見た冬の体調管理の背景
まずは、東洋医学の視点から冬の体調管理について見ていきましょう。
西洋医学では、風邪はウイルスや細菌による感染症として捉えられています。一方、東洋医学では少し違った視点で体調を考えるんです。
冬に「腎」を養うことが大切な理由
東洋医学には「五行説」という考え方があります。これは自然界のすべてを5つの要素(木・火・土・金・水)に分類する考え方です。
この五行説では、冬は「水」の季節とされ、体の中では「腎」と深く関わると考えられています。
ここでいう「腎」は、西洋医学の腎臓とは少し違います。東洋医学の「腎」は、体のエネルギーの源、いわば「生命力の貯蔵庫」のような存在なんです。
冬に「腎」をしっかり養うことで、以下のようなことが期待されています:
- 体を温める力をサポート
- 疲れにくい体づくり
- 腰や足のだるさのケア
「腎」は腰や足首と関連が深いとされているので、この部分を温めることが大切だと言われています。
「肺」のバリア機能と風邪の関係
もうひとつ、冬の養生で大切なのが「肺」です。
東洋医学における「肺」は、呼吸器系だけでなく、皮膚や体の表面を守るバリア機能も担っていると考えられています。
このバリア機能を「衛気(えき)」と呼びます。「衛気」は体を外敵から守るエネルギーのことで、現代でいう免疫機能に近いイメージですね。
冬は空気が乾燥するため、「肺」が弱りやすい季節とされています。「肺」が弱ると「衛気」も低下し、風邪をひきやすくなると東洋医学では考えられているんです。
関連記事:インフルエンザが気になる季節に知っておきたい!東洋医学の「肺」を養うセルフケア
【朝の養生】白湯で内臓を温める習慣
それでは、具体的なセルフケア方法をご紹介していきますね!
まずは朝の養生から。とっても簡単な「白湯習慣」です☕
白湯が体に良いと言われる東洋医学的な理由
朝起きてすぐに白湯を飲む習慣は、東洋医学的にとても理にかなっていると言われています。
東洋医学では「脾胃(ひい)」という概念があります。これは消化器系全体を指す言葉で、食べ物からエネルギーを作り出す大切な働きを担っています。
朝一番に温かい白湯を飲むことで、この「脾胃」がふんわりと温まり、一日の体の巡りをサポートしてくれると考えられているんです。
気・血・水の観点から見ると、白湯は「気」の巡りを助け、体全体を温める働きが期待されています。
関連記事:12月の飲みすぎで疲れた胃腸をいたわる!東洋医学が教える白湯ルーティン
効果的な白湯の飲み方と温度のポイント
白湯の飲み方にはちょっとしたコツがあります。
【白湯の飲み方ポイント】
- 温度:50〜60度程度(少し熱いかな?と感じるくらい)
- 量:コップ1杯(150〜200ml)
- タイミング:起床後すぐ
- 飲み方:5分ほどかけてゆっくりと
熱すぎる白湯は逆に体に負担がかかることもあるので、ご注意くださいね。
一気に飲むのではなく、ゆっくりと味わうように飲むのがポイントです。「体が温まっていくなぁ」と感じながら飲むと、心もほっこりしますよ😊
関連記事:体を温める食材選び
【昼の養生】ツボ押しで「肺」をサポート
次は、日中のちょっとした時間にできるツボ押しをご紹介します!
仕事の合間やお昼休みに、ぜひ試してみてくださいね。
合谷(ごうこく)の位置と押し方
まずは「合谷(ごうこく)」というツボです。
このツボは「万能のツボ」として古くから知られていて、東洋医学では「肺」の働きをサポートすると言われています。
【合谷の位置】
手の甲側、親指と人差し指の骨が交わるところのくぼみにあります。
【押し方】
- 反対の手の親指で、気持ちいいと感じる程度の圧で押す
- 5秒間押して、ゆっくり離す
- これを5回繰り返す
- 左右両方の手で行う
強く押しすぎないように気をつけてくださいね。「痛気持ちいい」くらいがちょうど良い圧です。
関連記事:ホルモンバランスを整えるツボと鍼灸
足三里(あしさんり)の位置と押し方
次は「足三里(あしさんり)」というツボです。
このツボは「健康長寿のツボ」として有名で、俳人の松尾芭蕉も旅に出る前にお灸を据えたと言われています。体全体のエネルギーを高めるツボとして知られているんですよ。
【足三里の位置】
膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下にあります。
【押し方】
- 親指でゆっくりと押す
- 10秒間押して、ゆっくり離す
- これを3回繰り返す
- 両足それぞれ行う
座ったままでもできるので、デスクワークの合間にもおすすめです!
関連記事:冷えやむくみ解消に!自宅で簡単にできるツボ押し&鍼灸で血行促進
一人ひとりに合わせた冬の養生を
体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な冬のケアをご提案いたします。
冬の養生について詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
【夜の養生】入浴で「腎」を養う温活ケア
最後は夜の養生です。冬の養生で最も大切なのが、体を芯から温めること🛁
入浴は「腎」を養う絶好のチャンスなんです!
体を芯から温める入浴法のポイント
冬の入浴には、いくつかのポイントがあります。
【おすすめの入浴法】
- 湯温:38〜40度のぬるめのお湯
- 時間:15〜20分ほど浸かる
- タイミング:就寝の1〜2時間前がおすすめ
「熱いお湯にサッと入る」という方も多いかもしれませんが、実はぬるめのお湯にゆっくり浸かる方が体の芯まで温まると言われています。
熱すぎるお湯は、体の表面だけ温まって内側まで届きにくいんです。また、体に負担がかかることもあるので気をつけてくださいね。
【おすすめの入浴剤】
- 生姜:体を温める働きがあるとされています
- ゆず:香りでリラックス効果も期待
- よもぎ:古くから女性の養生に使われてきました
東洋医学では「腎」は腰や足首と関連が深いとされています。入浴時に腰までしっかり温めることで、「腎」の養生につながると考えられていますよ。
関連記事:冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒント
入浴後に冷やさない3つの部位
せっかくお風呂で温まっても、その後に冷えてしまっては台無しです。
特に冷やさないようにしたい3つの部位をご紹介しますね。
1. 首
首の後ろには「風門(ふうもん)」というツボがあります。東洋医学では、ここから風邪の邪気が入ると考えられているんです。ネックウォーマーやストールで保温しましょう。
2. 足首
足首には「三陰交(さんいんこう)」という大切なツボがあり、「腎」と深い関わりがあるとされています。レッグウォーマーや温かい靴下がおすすめです。
3. お腹
内臓を冷やさないために、お腹の保温も大切です。腹巻きをするとぽかぽかが持続しますよ。
関連記事:自律神経を整えて、妊娠しやすい体へ!女性のための不妊ケア
鍼灸院でできる冬の養生サポート
ここまでセルフケアの方法をご紹介してきましたが、「一人で続けるのは難しいな…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、専門家のサポートを受けることもひとつの選択肢です。
セルフケアと専門家によるケアの違い
セルフケアは、日常的に自分でできる養生法です。毎日の習慣として取り入れることで、体調を整えるサポートが期待できます。
一方、専門家によるケアには以下のような特徴があります:
- 体質に合わせた個別のアプローチ
- 自分では届きにくい部分へのケア
- 継続のモチベーションサポート
セルフケアと専門家によるケアを組み合わせることで、より充実した養生ができると考えられています。
参考:日本東洋医学会
スタジオシュカで行う冬の養生サポート
スタジオシュカ鍼灸治療院では、お一人おひとりの体質を見させていただきながら、冬の養生をサポートしています。
【当院でできること】
- 東洋医学的な体質診断
- 体質に合わせた施術プランのご提案
- 温灸を使った温めのケア
- ご自宅でのセルフケアアドバイス
「自分の体質がわからない」「何から始めればいいかわからない」という方も、お気軽にご相談くださいね。
関連記事:冬の風邪予防は11月から!免疫力をサポートする東洋医学的養生法
まとめ:この冬を元気に過ごすために
今回は、東洋医学の視点から冬の風邪予防セルフケアをご紹介しました。
【ポイントのおさらい】
- 冬は「腎」と「肺」を養う季節
- 朝:白湯で内臓をふんわり温める
- 昼:合谷・足三里のツボ押しで「肺」をサポート
- 夜:ぬるめのお湯でゆっくり入浴、入浴後は首・足首・お腹を冷やさない
どれも特別な道具は必要なく、今日から始められるものばかりです。
大切なのは、無理なく継続すること。毎日完璧にできなくても大丈夫ですよ😊
できる日に、できることから始めてみてくださいね。
この冬、あなたが元気に過ごせることを心から願っています!
専門家と一緒に冬の養生を始めませんか?
冬の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた冬の養生プランを一緒に考えていきましょう。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。
季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。
