夏バテ知らずのホルモンバランス調整術!暑さに負けない女性の体づくり【松戸・流山・我孫子から10分・柏市の鍼灸院】
2025-07-07 季節の養生法
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
7月に入り、本格的な夏の暑さが始まりましたね。「なんだか体がだるい」「食欲がわかない」「イライラしやすくなった」そんな症状でお悩みではありませんか?
実は、これらの不調は単なる夏バテではなく、ホルモンバランスの乱れが大きく関わっているんです!東洋医学では、夏の暑さと冷房による寒暖差が、女性の体に特有の影響を与えると考えられています。
このブログを読むと、なぜ夏にホルモンバランスが乱れやすいのか、そして暑さに負けない体づくりの具体的な方法がわかります。東洋医学の知恵を活かして、今年の夏は元気に過ごしましょう♪
夏バテとホルモンバランスの深い関係
現代女性が抱える夏特有の不調
毎年7月になると、多くの女性が以下のような症状を感じています。
- 朝起きてもスッキリしない倦怠感
- 食欲不振による栄養バランスの乱れ
- 生理周期の不安定さ
- イライラや情緒不安定
- むくみや冷えの悪化
これらの症状は、実は密接に関連しているんです。暑さによるストレスが自律神経に影響し、結果としてホルモンバランスが崩れてしまうのです。
暑さとホルモンバランスの医学的メカニズム
西洋医学的には、暑さが視床下部-下垂体-卵巣軸に影響を与えます。この軸は女性ホルモンの分泌をコントロールする重要なシステムです。
特に冷房の効いた室内と外気温の差が激しいと、体温調節機能が混乱します。これが交感神経を過度に刺激し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加するんです。
その結果、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が不安定になってしまいます。
東洋医学から見た夏バテの根本原因
「陰陽バランス」の乱れが引き起こす症状
東洋医学では、夏は「陽」の季節とされています。自然界の「陽気」が最も盛んになる時期なんです。
しかし現代女性は、冷房による人工的な「陰」の環境と、外の強い「陽」を行き来することで、体内の陰陽バランスが大きく乱れてしまいます。
この乱れが、以下のような症状として現れます:
- 上半身は熱く、下半身は冷える「上熱下寒」
- 汗をかけない、または異常に汗をかく
- 夜間の睡眠の質低下
気・血・水の循環不良と女性ホルモンへの影響
東洋医学の基本概念である「気・血・水」の観点から見ると、夏バテは以下のメカニズムで起こります。
気の不足:暑さによる体力消耗で「気」が不足し、内臓機能が低下します。特に脾胃(消化器系)の働きが弱くなり、栄養吸収が悪くなります。
血の滞り:冷房による血管収縮と暑さによる血管拡張を繰り返すことで、血液循環が不安定になります。
水の停滞:発汗機能の乱れにより、体内の水分代謝が悪くなり、むくみや冷えを引き起こします。
五行説で読み解く夏の体調変化
五行説では、夏は「火」の季節で「心」と関連しています。心は血液循環をつかさどり、ホルモンの運搬にも重要な役割を果たします。
夏の暑さで「心」に負担がかかると、全身への栄養とホルモンの供給が不安定になるんです。これが女性特有の不調につながります。
暑さに負けない体づくりの実践法
朝の習慣で自律神経を整える
まずは朝の5分ルーティンで体内時計をリセットしましょう!
6時台の日光浴:
起床後30分以内に5〜10分間、直射日光を浴びます。これによりセロトニンの分泌が促進され、夜のメラトニン分泌につながります。
白湯での水分補給:
冷たい水ではなく、40〜50度の白湯をゆっくり飲みます。内臓を温めることで消化機能が活性化し、栄養吸収が改善されます。
軽いストレッチ:
首や肩回りを中心に、3〜5分程度の軽いストレッチを行います。血流促進により、ホルモンの運搬が改善されます。
体を内側から温める食養生
夏の食養生では「体を冷やしすぎない」ことが重要です。季節の変わり目に効く食材も参考にしてくださいね。
おすすめ食材:
- きゅうり・トマト:体の余分な熱を取る
- 生姜・ねぎ:体を内側から温める
- とうもろこし・枝豆:気を補い体力回復
- スイカ・メロン:水分補給と利尿作用
調理のコツ:
冷たいものばかりではなく、温かいスープや蒸し料理も取り入れましょう。生野菜サラダには温性の食材(生姜、ねぎ、大葉など)をプラスするのがおすすめです♪
効果的な水分補給とミネラル管理
ただ水を飲むだけでは、かえって体を冷やしてしまいます。
理想的な水分補給:
- 常温〜ぬるめの温度(25〜35度)
- 1回200ml程度をこまめに摂取
- 麦茶や番茶など、ミネラルを含む飲み物
- レモンや梅干しでクエン酸も補給
厚生労働省の熱中症予防ガイドラインでも、適切な水分補給の重要性が強調されています。
ホルモンバランスを整える夏のツボケア
ツボ押し習慣で、より効果的にホルモンバランスを整えることができます。
関元(かんげん)で下腹部を温める
位置:おへそから指4本分下
効果:子宮・卵巣機能の活性化、基礎代謝の向上
刺激法:両手で円を描くように、ゆっくり5分間マッサージ
関元は「元気の関所」と呼ばれ、生命エネルギーの源となるツボです。夏の冷房で冷えた下腹部を温め、女性ホルモンの分泌を促進します!
三陰交(さんいんこう)で女性ホルモンをサポート
位置:内くるぶしから指4本分上、骨の内側
効果:婦人科系の調整、むくみ改善、不眠解消
刺激法:親指で3秒押して3秒離すを10回繰り返し
三陰交は3つの陰経絡が交わる重要なツボです。女性の体調を総合的にサポートし、ホルモンバランスの安定に役立ちます。
足三里(あしさんり)で消化機能を高める
位置:膝下の外側、指4本分下のくぼみ
効果:胃腸機能改善、体力回復、免疫力アップ
刺激法:両足同時に、円を描くように1分間マッサージ
夏バテによる食欲不振を改善し、栄養吸収を促進します。「万能のツボ」とも呼ばれ、全身の調子を整える効果があります♪
鍼灸治療で得られる夏バテ改善効果
自律神経調整による体温調節機能の向上
鍼灸治療では、特定のツボへの刺激により自律神経のバランスを整えます。これにより、冷房と外気温の差に対応できる体温調節機能が向上するんです。
特に頚部や背部への施術は、交感神経の過緊張を和らげ、副交感神経の働きを活性化します。その結果、ホルモン分泌が安定し、生理周期も整いやすくなります。
血流改善で冷房病を根本解決
冷房冷えの対策として、鍼灸による血流改善は非常に効果的です。
鍼刺激により血管拡張作用のある一酸化窒素が分泌され、末梢循環が改善されます。これにより手足の冷えが解消し、全身の血液循環が良くなります。
結果として、ホルモンが全身にしっかりと運ばれ、女性特有の不調が改善されるんです!
個別体質に合わせたオーダーメイドケア
東洋医学では「一人一人の体質に合わせた治療」を重視します。同じ夏バテでも、その人の体質や生活環境によって最適なアプローチは異なります。
スタジオシュカでは、詳細な問診と体質チェックにより、あなたに最適な夏の養生法をアドバイスしています。
体質別アプローチ例:
- 冷え性タイプ:温める系統のツボと食養生
- のぼせタイプ:熱を下げる系統のツボと清熱食材
- むくみタイプ:水分代謝を促すツボと利水食材
日本東洋医学会でも、個人の体質に応じた治療の重要性が説明されています。
まとめ
夏のホルモンバランスの乱れは、単なる暑さだけでなく、現代の生活環境が大きく影響しています。しかし、東洋医学の知恵を活用することで、自然に体調を整えることができるんです♪
今日から始められるポイント:
- 朝の日光浴と白湯で自律神経をリセット
- 体を冷やしすぎない食材選びと調理法
- 関元・三陰交・足三里のツボケア
- 適切な水分補給でミネラルバランス維持
これらの習慣を続けることで、夏バテ知らずの元気な体を手に入れることができます。そして何より、ホルモンバランスが整うことで、心も軽やかに過ごせるようになるんです!
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質に合わせた夏の養生法をアドバイスする初回トライアルもご用意しております。暑い夏を元気に乗り切るために、東洋医学の知恵を活用してみませんか?
今年の夏は、あなたらしく健やかに過ごしていきましょう。応援しています!
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/