夏の冷房冷えを防ぐ!体の芯から温める3つの生活習慣【柏市の鍼灸院】
2025-07-03 季節の養生法
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
7月に入り、本格的な夏の暑さと共に冷房の季節がやってきましたね。
「外は暑いのに室内では寒くて手足が冷たい」「冷房の効いたオフィスで一日過ごすと体調が悪くなる」そんなお悩みはありませんか?
この記事を読むと、夏特有の冷房冷えの原因と、東洋医学の知恵を活かした体を芯から温める3つの生活習慣がわかります。
毎年同じように冷房冷えに悩まされている方も、今年こそは快適な夏を過ごせるようになりますよ!
夏の冷房冷えはなぜ起こる?現代女性が抱える深刻な問題
夏の冷房冷えは、現代社会特有の健康問題なんです。
外気温35度の猛暑日でも、オフィスや商業施設では18度〜20度まで冷房が効いていることも珍しくありません。
外気温と室内温度の激しい差が自律神経を乱す
人間の体は本来、気温の変化に合わせて体温調節をする仕組みを持っています。
しかし、15度以上の急激な温度差は自律神経に大きな負担をかけてしまうんです。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、血管の収縮・拡張がうまく働かなくなり、手足の末端まで血液が届きにくくなります。
薄着による体温調節機能の低下
夏の薄着は快適ですが、冷房環境では思わぬ落とし穴があります。
特に首、手首、足首の「3つの首」は血管が皮膚に近い場所にあるため、冷気の影響を受けやすいんです。
ここが冷えると全身の血流が悪くなり、体温調節機能そのものが低下してしまいます。
冷たい飲食物の摂り過ぎによる内臓の冷え
暑い夏は冷たいものが恋しくなりますよね。
でも、冷たい飲み物や食べ物を摂り過ぎると、胃腸の温度が下がって消化機能が低下します。
内臓が冷えると基礎代謝も下がり、さらに冷えやすい体質になってしまうという悪循環に陥ってしまうんです。
東洋医学から見た冷房冷えの原因
東洋医学では、冷房冷えを単なる温度の問題として捉えません。
体内のエネルギーバランスの乱れとして、根本的な体質改善を重視します。
「陽気不足」が招く夏の冷え体質
東洋医学では、体を温める力を「陽気」と呼びます。
現代女性は慢性的な陽気不足の方が多く、外からの冷えに対抗する力が弱くなっているんです。
• 睡眠不足や不規則な生活
• 運動不足による筋肉量の減少
• ストレスによる気の巡りの悪化
これらの要因が重なると、夏でも冷えを感じやすい体質になってしまいます。
脾胃の働きが弱ることで起こる水分代謝の乱れ
東洋医学で「脾胃」は消化器系全体を指します。
冷たいものの摂り過ぎで脾胃が弱ると、水分代謝がうまくいかなくなります。
体内に余分な水分(湿邪)が溜まると、さらに体が冷えやすくなり、むくみや重だるさの原因にもなるんです。
気血の巡りが悪くなる現代生活の影響
デスクワークで同じ姿勢を続けたり、ストレスを抱え続けたりすると、気血の巡りが悪くなります。
気血がスムーズに流れないと、体の隅々まで温かいエネルギーが届かず、局所的な冷えが生じてしまうんです。
体の芯から温める3つの生活習慣
それでは、具体的な改善方法をご紹介しますね!
この3つの習慣を実践することで、冷房冷えに負けない体づくりができますよ。
習慣1:温める食材と飲み物で内側からケア
まずは内臓から温めることが大切です。
体を温める食材を意識的に取り入れましょう。
おすすめの温める食材:
• 生姜:血行を促進し、発汗作用もあります
• ねぎ:陽気を補い、気の巡りを良くします
• にんにく:強力な温熱作用で体力もアップ
• 鶏肉:良質なタンパク質で筋肉量を維持
• 根菜類:体を芯から温める作用があります
飲み物の工夫:
冷たいものを飲む時は、常温の水を一口先に飲んでから飲むと胃腸への負担が軽減されます。
生姜湯や温かいお茶を積極的に取り入れることで、内臓の温度を保てますよ♪
習慣2:衣服と環境の工夫で外側からガード
冷房対策は「3つの首」を温めることがポイントです!
効果的な冷房対策:
• 首:薄手のスカーフやストール
• 手首:薄手のカーディガンや袖のある服
• 足首:レッグウォーマーや薄手の靴下
• お腹:腹巻きやインナーで保温
職場では膝掛けやブランケットも活用して、下半身の冷えを防ぎましょう。
足元にミニヒーターを置くのも効果的ですね。
習慣3:入浴と軽い運動で血流改善
夏でも湯船に浸かることが、冷房冷え対策には欠かせません!
効果的な入浴法:
• 温度:38〜40度のぬるめのお湯
• 時間:15〜20分程度
• タイミング:就寝の1〜2時間前
入浴後は軽いストレッチで血流をさらに促進しましょう。
足首を回したり、ふくらはぎをマッサージしたりするだけでも効果的です♪
冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒントの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
冷房冷えに効果的なツボとセルフケア
東洋医学のツボ押しも、冷房冷え対策にとても効果的です。
簡単にできるセルフケアをご紹介しますね!
三陰交(さんいんこう)で女性の冷えを改善
内くるぶしから指4本分上にあるツボです。
女性の冷えや生理不順に特に効果的とされています。
親指でゆっくりと3秒押して、3秒離すを5回繰り返してください。
関元(かんげん)でお腹の冷えを解消
おへそから指4本分下にあるツボです。
体の中心にある重要なツボで、全身の陽気を高める効果があります。
両手で優しく円を描くようにマッサージしてみてください。
足三里(あしさんり)で胃腸の働きを高める
膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下にあります。
胃腸の働きを高め、消化機能を改善する効果があります。
冷たいものを摂り過ぎた時にも効果的ですよ。
冷えやむくみ解消に!自宅で簡単にできるツボ押し&鍼灸で血行促進でより詳しいツボ押し方法をご紹介しています。
さらに効果を高めるためのプロフェッショナルケアとして、スタジオシュカでは個人の体質に合わせた鍼灸施術を行っています。
温灸による深部温熱効果で、セルフケアでは届かない部分まで温めることができますよ。
鍼灸治療による冷房冷え改善のメリット
セルフケアも大切ですが、根本的な体質改善には専門的なアプローチが効果的です。
個人の体質に合わせたオーダーメイド治療
同じ冷房冷えでも、原因や体質は人それぞれ異なります。
鍼灸治療では、詳細なカウンセリングを通じて個人の体質を見極め、最適な治療プランを組み立てます。
気虚タイプ、血虚タイプ、陽虚タイプなど、体質に応じたアプローチで効果的な改善を目指せるんです。
根本的な体質改善で冷えにくい体づくり
鍼灸治療の目標は、一時的な症状緩和ではありません。
自律神経の調整、血流改善、免疫力向上を通じて、冷房冷えに負けない強い体づくりをサポートします。
継続的な治療により、来年の夏はもっと快適に過ごせるようになりますよ♪
自律神経を整えて、妊娠しやすい体へ!女性のための不妊ケアの記事でも、自律神経と体調の関係について詳しく解説しています。
まとめ:今年の夏は冷房冷えに負けない体を作ろう
夏の冷房冷えは、現代社会で避けて通れない問題ですが、正しい知識と対策があれば必ず改善できます!
今回ご紹介した3つの生活習慣を実践することで:
• 内臓から温めることで基礎代謝がアップ
• 適切な服装で外からの冷えをガード
• 入浴と運動で血流改善
これらの効果により、冷房の効いた環境でも快適に過ごせるようになります。
また、冷えが改善されることで、肩こりや頭痛、むくみなどの不調も軽減されるんです♪
東洋医学の智慧を活かしたアプローチで、体の芯から温かい状態を維持できるように。
今年の夏は、冷房冷えに悩まされることなく、元気いっぱいに過ごしましょう!
もし個人の体質に合わせたより専門的なアドバイスをお求めでしたら、スタジオシュカの初回トライアルでご相談いただけます。
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