6月の気圧変化で乱れがちな自律神経を整える!朝の5分ルーティンと夜のケア【千葉県柏市の女性の悩み専門の鍼灸院】
2025-06-12 季節の養生法
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
6月に入ると「なんとなく体調が優れない」「朝起きるのがつらい」「雨が降る前になると頭痛がする」といった症状でお悩みではありませんか?
毎年この時期になると同じような不調を感じる方、本当にお疲れ様です。
実は、これらの不調は気圧の変化による自律神経の乱れが大きく関係しているんです!このブログを読むと、6月特有の気圧変化に負けない体づくりの方法と、毎日続けられる簡単なセルフケアが分かります。
東洋医学では、季節の変わり目は体のバランスが崩れやすい時期と考えられており、特に梅雨前のこの時期は「湿邪」の影響で気の巡りが悪くなりがちです。
今日から始められる朝夜のルーティンで、快適な6月を過ごしましょう♪
6月の気圧変化が自律神経に与える影響とは?
6月は梅雨入り前の不安定な気候が続く時期です。
この時期の気圧変化は、私たちの体に想像以上の影響を与えているんです。
気圧の変化で起こる体の反応メカニズム
気圧が変化すると、耳の奥にある内耳という部分が敏感に反応します。
内耳は体のバランスを保つ大切な器官で、ここが刺激されることで自律神経が乱れやすくなるんです。
具体的には以下のような症状が現れます:
- 頭痛やめまい
- 肩こりや首の重だるさ
- 疲労感や倦怠感
- イライラや不安感
- 食欲不振
これらは「気象病」とも呼ばれ、最近では多くの女性が悩まされている症状なんです。
女性が特に影響を受けやすい理由
実は女性は男性よりも気圧変化の影響を受けやすいと言われています。
その理由は、女性ホルモンの変動と自律神経が密接に関係しているからです。
特に月経周期の影響で、ホルモンバランスが変化しやすい時期に気圧変化が重なると、症状がより強く現れる傾向があります。
東洋医学から見た自律神経の乱れの原因
東洋医学では、自律神経の乱れを「気・血・水」のバランスの崩れと考えます。
6月特有の気候変化が、これらのバランスにどのような影響を与えるのか詳しく見ていきましょう。
気・血・水の観点からの症状分析
「気」の滞り:ストレスや気圧変化により、体内の気の流れが悪くなります。
これにより、イライラや不安感、胸の圧迫感などが現れやすくなります。
「血」の循環不良:気の滞りは血の流れにも影響し、肩こりや頭痛の原因となります。
特に首や肩周りの血流が悪くなりがちです。
「水」の停滞:湿度の高い6月は、体内の水分代謝が乱れやすく、むくみや重だるさを感じやすくなります。
梅雨前の「湿邪」が体に与える影響
東洋医学では、湿度の高い環境を「湿邪」と呼びます。
湿邪は脾胃(消化器系)の働きを弱め、以下のような症状を引き起こします:
- 食欲不振や胃もたれ
- 体の重だるさ
- むくみやすさ
- 思考力の低下
これらの症状は、まさに6月に多くの女性が感じる不調と一致しているんです。
朝の5分ルーティンで自律神経を整える方法
ここからは、毎日続けられる簡単なセルフケアをご紹介します!
朝のたった5分で、一日の体調が大きく変わりますよ♪
起床時の腹式呼吸法(3分間)
まずは布団の中でできる腹式呼吸から始めましょう。
やり方:
- 仰向けになり、片手を胸に、もう片手をお腹に置きます
- 鼻から4秒かけてゆっくり息を吸い、お腹を膨らませます
- 口から8秒かけてゆっくり息を吐き、お腹をへこませます
- これを10回繰り返します
この呼吸法により、副交感神経が優位になり、リラックス状態から一日をスタートできます。
首肩の簡単ストレッチ(2分間)
続いて、首肩の緊張をほぐすストレッチを行います。
首回しストレッチ:
- ゆっくりと首を右に3回、左に3回回します
- 首を前後左右に傾けて、各方向5秒キープ
肩甲骨ストレッチ:
- 両肩を上に上げて5秒キープ、ストンと落とします
- 肩甲骨を寄せるように胸を張り、5秒キープ
これらのストレッチで、首肩周りの血流が改善され、頭痛予防にも効果的です。
より詳しい自律神経調整法については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
夜のケアで副交感神経を優位にする習慣
質の良い睡眠は、自律神経を整える上でとても大切です。
夜のケアで一日の疲れをリセットしましょう!
就寝1時間前の足湯ケア
足湯は副交感神経を優位にする最も簡単で効果的な方法の一つです。
足湯のやり方:
- 40~42度のお湯を洗面器に準備
- くるぶしが隠れる程度まで足を浸ける
- 10~15分間、リラックスして浸かる
足湯により血管が拡張し、全身の血流が改善されます。
また、体温が上がった後に下がることで、自然な眠気を誘導できるんです。
リラックス効果の高いツボ押し
足湯の後は、自律神経を整えるツボを刺激しましょう。
三陰交(さんいんこう):
内くるぶしから指4本分上の位置にあるツボです。
親指でゆっくりと3秒押して3秒離すを5回繰り返します。
神門(しんもん):
手首の小指側、横じわの端にあるツボです。
反対の親指で優しく円を描くように30秒マッサージします。
これらのツボは「心を鎮める」効果があり、不安やイライラを和らげてくれます。
季節の変わり目の体調管理について詳しくは、こちらの記事もご参照ください。
自律神経を整える鍼灸施術の特徴
セルフケアだけでは改善が難しい場合は、専門的な鍼灸施術も効果的です。
鍼灸では、個人の体質に合わせて以下のようなアプローチを行います:
- 百会や印堂などの自律神経調整に効果的なツボへの施術
- 首肩周りの筋緊張緩和による血流改善
- 内臓機能を整える腹部のツボ刺激
- ホルモンバランス調整のための婦人科系ツボケア
特に、気圧変化による症状が慢性化している場合は、根本的な体質改善が必要です。
スタジオシュカでは、東洋医学の専門知識を活かし、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っています。
初回トライアルもご用意していますので、お気軽にご相談ください。
より詳しい呼吸法については、ストレスと呼吸の関係性の記事も参考にしてください。
まとめ:6月を快適に過ごすための習慣づくり
6月の気圧変化による自律神経の乱れは、決して「気のせい」ではありません。
しっかりとした対策を取ることで、症状を軽減できるんです。
今回ご紹介した朝の5分ルーティンと夜のケアを続けることで:
- 気圧変化への抵抗力がアップします
- 睡眠の質が向上し、疲労回復力が高まります
- ストレス耐性が強くなり、感情が安定します
- 頭痛や肩こりの頻度が減ります
大切なのは「完璧を目指さない」こと。
できる範囲から始めて、少しずつ習慣にしていきましょう。
梅雨入り前のこの時期に体調を整えることで、夏バテ知らずの強い体を作ることができますよ♪
あなたの体は、きっと変化に気づいてくれるはずです。
毎日を元気に過ごせるよう、一緒に頑張りましょう!
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/