暑さでイライラ・だるさが止まらない方必見!夏のホルモンバランス乱れを整える食材選び【千葉県柏市の女性の悩み専門の鍼灸院】
2025-08-04 季節の養生法
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です😊
8月の猛暑が続く中、「なんだかイライラが止まらない」「体がだるくてやる気が起きない」そんな不調を感じていませんか?
実はこれ、夏特有のホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
このブログを読むと、東洋医学の視点から夏の不調の根本原因が分かります。
そして毎日の食材選びで自然にホルモンバランスを整える方法が身につくんです!
暑い夏も元気に過ごせる体づくりの秘訣をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください✨
夏にホルモンバランスが乱れる3つの理由
まずは、なぜ夏になるとホルモンバランスが乱れやすいのか?
その理由を3つに分けて見ていきましょう。
暑さによる自律神経への影響
猛暑が続くと、私たちの体は体温を下げようと必死に働きます。
この時、自律神経の交感神経が優位になりっぱなしの状態に😰
交感神経が過剰に働くと、以下のような影響が出てきます:
- 視床下部(ホルモン分泌の司令塔)の機能低下
- 女性ホルモンの分泌リズムの乱れ
- ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰分泌
冷房と外気の温度差が招く体調不良
現代の夏は、外は35度、室内は25度といった極端な温度差が当たり前。
この急激な温度変化に体が追いつかず、自律神経が疲れ果ててしまうんです。
特に女性は男性よりも筋肉量が少ないため、体温調節が難しく影響を受けやすいのが現実です💦
冷たい飲食物による内臓の冷え
暑いとつい冷たいものばかり口にしてしまいますよね?
でも、内臓が冷えると血流が悪くなり、卵巣や子宮への栄養供給も滞ってしまいます。
結果として、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌にも悪影響が。
東洋医学から見た夏のホルモンバランス乱れの原因
東洋医学では、夏の不調をもっと奥深い視点で捉えています。
私たち鍼灸師が大切にしている考え方をご紹介しますね!
「陽」の気が過剰になる夏の体質変化
東洋医学の陰陽論では、夏は「陽」の季節とされています。
陽の気は活動的で温かいエネルギーですが、過剰になると以下の症状が現れます:
- イライラしやすくなる(心の熱)
- のぼせやほてりを感じる
- 夜眠れなくなる(陽気が沈まない)
- 体の水分が不足する(陰液の消耗)
気・血・水の巡りが悪くなるメカニズム
東洋医学では、健康な体は「気・血・水」がスムーズに巡っている状態と考えます。
夏の暑さと冷房の影響で、この巡りが滞ってしまうんです😢
気の滞り:ストレスでイライラ、やる気が出ない
血の滞り:生理不順、肩こり、くすみ
水の滞り:むくみ、だるさ、消化不良
五行説における「心」と「小腸」の関係性
五行説では、夏は「心」と「小腸」の季節とされています。
心は血液循環と精神活動を、小腸は栄養の吸収を司る臓器。
この時期に心と小腸の機能が乱れると、全身の栄養状態が悪化し、ホルモンバランスにも影響するんです。
ホルモンバランスを整える夏の食材選び【実践編】
それでは、具体的にどんな食材を選べばよいのでしょうか?
東洋医学の「食養生」の考え方に基づいて、時間帯別にご紹介します🌟
朝食:体の熱を冷ます「涼性」食材
朝は一日の中で体温が最も低い時間帯。
でも夏は朝から暑く、体に熱がこもりやすいので「涼性」の食材で調整しましょう!
おすすめ食材:
- トマト:リコピンでアンチエイジング効果も
- きゅうり:体の余分な熱と水分を排出
- 豆腐:大豆イソフラボンで女性ホルモン様作用
- 緑茶:カテキンで抗酸化作用
朝食メニュー例:冷奴にトマトときゅうりを添えて、緑茶と一緒に🥒
昼食:バランスを保つ「平性」食材
お昼は活動量が多い時間なので、エネルギーをしっかり補給!
「平性」の食材は体を冷やしすぎず、温めすぎない優れもの。
おすすめ食材:
- 鶏肉:良質なタンパク質でホルモンの材料に
- 卵:必須アミノ酸がバランス良く含有
- 米:エネルギー源として安定的
- キャベツ:ビタミンCで抗ストレス効果
夕食:冷えを解消する「温性」食材
夕方になると冷房で体が冷え切っている方が多いんです。
夜は「温性」の食材で体を優しく温め、リラックスモードに切り替えましょう✨
おすすめ食材:
- 生姜:血行促進で冷えを改善
- ネギ:気の巡りを良くしてリラックス
- 鶏スープ:体を芯から温める
- なつめ:血を補い、心を落ち着かせる
間食・水分補給:季節の恵みを活用
夏の果物は、まさに暑い季節を乗り切るための自然の薬!
適量を心がけて、体に必要な水分とミネラルを補給しましょう🍉
おすすめ:スイカ、梨、桃、ぶどう
飲み物:常温の水、麦茶、ハーブティー
体質別!あなたに合った食材選びのポイント
同じ夏の不調でも、体質によって選ぶべき食材は変わります。
東洋医学の体質分類に基づいて、あなたにぴったりの食材を見つけてみてください😊
「気虚」タイプの方におすすめの食材
特徴:疲れやすい、だるい、食欲がない、声が小さい
気(エネルギー)が不足しているタイプです。
消化に良く、エネルギーを補ってくれる食材を中心に選びましょう。
おすすめ食材:お粥、山芋、鶏肉、かぼちゃ、はちみつ
「血瘀」タイプの方におすすめの食材
特徴:肩こり、生理痛が重い、シミが気になる、唇の色が暗い
血液の流れが滞っているタイプ。
血行を良くする食材で、巡りを改善していきましょう!
おすすめ食材:青魚、玉ねぎ、にんにく、黒豆、紅花茶
「陰虚」タイプの方におすすめの食材
特徴:のぼせやすい、手足がほてる、口が渇く、不眠気味
体の潤いが不足しているタイプです。
体を潤し、熱を冷ます食材が効果的💧
おすすめ食材:白きくらげ、梨、豆乳、卵白、百合根
効果を高めるセルフケア【ツボ押し+食養生】
食事と合わせて、簡単なツボ押しも取り入れると効果倍増!
どなたでもできる3つのツボをご紹介します🌸
三陰交(さんいんこう):女性ホルモンを整える万能ツボ
場所:内くるぶしから指4本分上、骨の際
効果:女性ホルモンの調整、生理不順の改善、冷えの解消
食事の前後に優しく3分間押してみてください。
「痛気持ちいい」程度の強さがベストです!
太衝(たいしょう):イライラを鎮める肝経のツボ
場所:足の甲、親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみ
効果:ストレス緩和、イライラの改善、気の巡りを良くする
夜寝る前のリラックスタイムに押すと、心が落ち着きます✨
食材の効果を高める食べ方のコツ
せっかく良い食材を選んでも、食べ方次第で効果は変わります。
- よく噛む:30回以上噛んで消化を助ける
- 腹八分目:食べ過ぎは内臓に負担をかける
- 感謝の心:心穏やかに食事を楽しむ
自律神経と向き合う生活リズムについては、こちらの記事も参考にしてください。
スタジオシュカの鍼灸で叶える根本的な体質改善
食事改善だけでも大きな変化を感じられますが、「毎年同じ時期に体調を崩してしまう」「根本的に体質を変えたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
東洋医学による個別体質診断
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質を詳しく診断いたします。
舌診、脈診、問診を通じて、あなただけの体質改善プランをご提案✨
夏の体調管理については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
鍼灸施術で期待できる効果
鍼灸は、食養生だけでは届かない深い部分にアプローチできます。
- 自律神経の調整:交感神経と副交感神経のバランスを整える
- 血流改善:全身の巡りを良くして栄養を隅々まで届ける
- ホルモン分泌の正常化:視床下部-下垂体-卵巣軸の機能向上
冷房による冷えでお悩みの方は、こちらの温活習慣も合わせてお試しください。
東洋医学や鍼灸での体質改善にご興味がおありでしたら、初回トライアルもご用意しており、あなたの体質に合わせたオーダーメイドのケアをご提案いたします。
まとめ:夏を元気に過ごすために
夏のホルモンバランスの乱れは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、あなたの体からのサインに気づき、優しくケアしてあげること🌻
今回ご紹介した食材選びは、今日からでも始められる簡単な方法です。
まずは一つでも良いので、取り入れてみてくださいね!
あなたの夏が、健やかで笑顔あふれる季節になりますように。
体調のことでご相談がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください😊
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/