白湯だけじゃない！東洋医学が教える体質タイプ別・秋冬の温活ドリンクガイド【松戸・流山・我孫子から10分の女性の悩み専門の鍼灸】
こんにちは！スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
「温活には白湯がいいって聞くけど、なんだかピンとこない…」
「温かいものを飲んでいるのに、手足の冷えが変わらない気がする」
そんなふうに感じたことはありませんか？
実は、東洋医学では「万人に合う飲み物」はないと考えられています。
体質によって、最適な温活ドリンクは違うんです✨
この記事では、東洋医学の「気・血・水」という考え方をもとに、あなたの体質タイプに合った秋冬の温活ドリンクをご紹介します。
この記事でわかること：
- 東洋医学的な体質の見分け方
- タイプ別おすすめ温活ドリンク
- 飲むタイミングと量のコツ
- 温活ドリンクと一緒に試したいセルフケア
こんな方におすすめ：
- 白湯を続けているけど効果を感じにくい方
- 自分に合った飲み物を知りたい方
- むくみや冷えが気になる30代〜50代の女性
- カフェインを控えたいけど代わりの飲み物がわからない方
ぜひ最後まで読んで、この冬の温活に役立ててくださいね！
なぜ「白湯だけ」では温まらない人がいるの？
東洋医学から見た「温活ドリンク」の考え方
「白湯は体にいい」とよく言われますよね。
確かに白湯は胃腸にやさしく、多くの方におすすめできる飲み物です。
でも、東洋医学では少し違った見方をします。
同じ飲み物でも、体質によって合う・合わないがあると考えられているんです。
東洋医学には「食養生（しょくようじょう）」という考え方があります。
食べ物や飲み物には、体を温める性質・冷やす性質があるとされています。
そして大切なのは「温める」だけでなく「巡らせる」「補う」という視点。
体質に合わせて、この3つのバランスを整えることが大切なんです。
関連記事：体を温める食材選び
体質によって必要なものが違う理由
「冷え」といっても、その原因はさまざまです。
東洋医学では、冷えの原因を大きく3つに分けて考えます。
- エネルギー（気）が足りない
- 血が不足している
- 水分の巡りが滞っている
原因が違えば、対処法も変わってきます。
だから「一般的に良い」と言われるものが、必ずしも自分に合うとは限らないんですね。
まずは自分の体質タイプを知ることから始めましょう！
あなたはどのタイプ？気・血・水で見る体質チェック
東洋医学では「気・血・水（き・けつ・すい）」のバランスで体質を見ます。
どれが不足しているか、滞っているかで、体の状態が変わると考えられています。
詳しくはこちらの記事でも解説しています：気・血・水から見る妊娠力！体の巡りをサポートする東洋医学的アプローチ
ここでは簡単なチェックリストをご紹介しますね。
※あくまで目安です。複数のタイプが混在することもあります。
【気虚タイプ】エネルギー不足で疲れやすい方の特徴
こんな特徴に当てはまりませんか？
- 疲れやすい、だるさが抜けない
- 声が小さくなりがち
- 風邪をひきやすい
- 食後に眠くなる
- やる気が出にくい
気虚タイプは、体を動かすエネルギーが不足している状態。
忙しい毎日を送る方、食事が不規則な方に多い傾向があります。
【血虚タイプ】血が不足しがちで顔色が気になる方の特徴
こんな特徴に心当たりはありませんか？
- 顔色がくすみがち
- 爪が割れやすい、髪がパサつく
- 目が疲れやすい
- 生理の量が少なめ
- 立ちくらみがある
血虚タイプは、体を潤す血が不足している状態。
月経のある女性に多く見られるタイプです。
【水滞タイプ】むくみやすく水分代謝が気になる方の特徴
こんな特徴に思い当たりませんか？
- むくみやすい
- 体が重だるい
- 雨の日に調子が悪い
- 胃がチャポチャポする感じがある
- 頭が重い、めまいがある
水滞タイプは、水分の巡りが滞っている状態。
水分を摂りすぎている方、運動不足の方に多い傾向があります。
冷えのタイプについてはこちらも参考になります：あなたの冷えはどこから？足先・お腹・手先タイプ別の東洋医学的ケア法
季節の不調でお悩みの方へ
季節の変わり目や特有の不調でお困りではありませんか？当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、季節に負けない体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
体質タイプ別・おすすめ温活ドリンク
それでは、タイプ別におすすめの温活ドリンクをご紹介します！
※効果には個人差があります。ご自身の体調に合わせてお試しください。
気虚タイプにおすすめ｜ほうじ茶・なつめ茶・黒豆茶
エネルギー不足の気虚タイプには、「気を補う」と言われる飲み物がおすすめです。
ほうじ茶
緑茶を焙煎して作るほうじ茶は、カフェインが少なめ。
香ばしい香りでほっとリラックスできます。
胃腸にもやさしいと言われていますよ。
なつめ茶
なつめは東洋医学で「気を補う」食材として親しまれています。
ほんのり甘く、飲みやすいのが特徴です。
乾燥なつめをお湯に入れるだけで簡単に作れます。
黒豆茶
黒豆は「腎を養う」と言われる食材。
ノンカフェインで、香ばしい味わいが楽しめます。
飲み方のコツ：
朝起きてすぐと、午後3時頃がおすすめ。
一度にたくさんではなく、少量をこまめに飲みましょう。
血虚タイプにおすすめ｜ルイボスティー・クコの実入り白湯
血が不足しがちな血虚タイプには、「血を養う」と言われる飲み物を。
ルイボスティー
南アフリカ原産のルイボスティーは、ノンカフェイン。
鉄分やミネラルを含み、女性に人気のお茶です。
ほんのり甘みがあって飲みやすいですよ。
クコの実入り白湯
クコの実は東洋医学で「血を養う」食材として知られています。
白湯に5〜6粒浮かべるだけでOK。
目の疲れが気になる方にもおすすめと言われています。
飲み方のコツ：
夕方から夜にかけてのリラックスタイムに。
温かい状態でゆっくり味わってくださいね。
水滞タイプにおすすめ｜はと麦茶・とうもろこしのひげ茶
水分の巡りが滞りやすい水滞タイプには、「利水作用がある」と言われる飲み物を。
はと麦茶
はと麦は余分な水分の排出をサポートすると言われています。
むくみが気になる方に親しまれているお茶です。
関連記事：妊活中におすすめ！麦茶のメリットと選び方
とうもろこしのひげ茶
韓国で親しまれているお茶で、穏やかな利尿作用があると言われています。
クセがなく、とても飲みやすいですよ。
飲み方のコツ：
一度に大量に飲まないことがポイント。
常温〜ぬるめで、ちびちび飲むのがおすすめです。
夕方以降は控えめにしましょう。
薬膳の考え方を取り入れたレシピはこちら：冬支度は食事から！旬の食材で作る体を温める薬膳レシピ
温活ドリンクの効果を高める飲み方のコツ
飲む温度と量の目安
せっかくの温活ドリンクも、飲み方次第で体への負担になることも。
最適な温度
「人肌〜ぬるめ」の40〜50℃程度がおすすめ。
熱すぎると胃腸に負担がかかることがあります。
1日の量の目安
厚生労働省では、1日に必要な水分量の目安を示しています。
一般的に1.5リットル前後が目安と言われていますが、体質や季節によって調整しましょう。
水分補給について詳しくはこちら：妊活中の水分補給術！体を潤して妊娠しやすい環境づくり
タイミング別おすすめの飲み方
朝起きてすぐ
白湯または体質に合ったドリンクで胃腸を起こしましょう。
寝ている間に失われた水分を補給できます。
食間
こまめに少量ずつ飲むのがポイント。
一気に飲むより、体に吸収されやすいと言われています。
夜
カフェインを避け、リラックスできるものを選びましょう。
就寝1〜2時間前までに飲み終えるのがおすすめです。
避けたほうがよい飲み方
気をつけたいポイントもお伝えしますね。
- 食事中の大量摂取（消化液が薄まる可能性があります）
- 一度に大量に飲む（特に水滞タイプの方は注意）
- 冷たい飲み物との交互摂取
- 就寝直前の大量摂取
一人ひとりに合わせた季節養生を
体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な温活ケアをご提案いたします。
季節養生について詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
温活ドリンクと一緒に試したいセルフケア
体を温めるツボ「三陰交」と「関元」
温活ドリンクと一緒に、ツボ押しも取り入れてみませんか？
東洋医学で体を温めるサポートになると言われているツボをご紹介します。
三陰交（さんいんこう）
内くるぶしから指4本分上にあるツボ。
女性の健康をサポートするツボとして知られています。
押し方：心地よいと感じる圧で3〜5秒×5回程度。
無理のない範囲で行ってくださいね。
関元（かんげん）
おへそから指4本分下にあるツボ。
東洋医学では「元気の源」と言われています。
関元について詳しくはこちら：子宮を温める！関元ツボの刺激で妊娠力を高める
ケア方法：手のひらで温める、カイロを当てるなど。
じんわり温かさを感じる程度でOKです。
朝と夜の簡単温活習慣
毎日の習慣に温活を取り入れてみましょう！
朝の習慣
- 起きたら白湯をゆっくり飲む
- 軽いストレッチで体を目覚めさせる
- 体質に合った温活ドリンクで水分補給
夜の習慣
- 入浴で体を芯から温める
- ツボ押しでリラックス
- 温かい飲み物でほっとひと息
無理なく続けられることが一番大切です。
できることから少しずつ始めてみてくださいね✨
冷え対策についてはこちらも参考に：冷え性改善で体の中から温活！妊活を成功させるためのヒント
鍼灸で体質からケアするという選択肢
温活ドリンクだけでは届きにくい「深部の冷え」
温活ドリンクやセルフケアを続けても、なかなか変化を感じにくい方もいらっしゃいます。
長年の冷えは、体の深い部分に影響していることがあります。
そんなときは、専門家のサポートを受けるのも一つの方法です。
鍼灸は、東洋医学の理論に基づいて体の巡りをサポートすると言われています。
公益社団法人 日本鍼灸師会でも、鍼灸についての情報を発信しています。
スタジオシュカでの体質別アプローチ
スタジオシュカ鍼灸治療院では、お一人おひとりの体質を丁寧にお伺いしています。
気・血・水のバランスを見ながら、あなたに合ったケアをご提案。
温活ドリンクや食養生のアドバイスもさせていただいています。
「自分に合った温活を知りたい」
「セルフケアだけでは心もとない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
まとめ｜自分の体質を知って、温活ドリンクを味方につけよう
今回は、体質タイプ別の温活ドリンクについてお伝えしました。
ポイントをおさらい：
- 気虚タイプ → ほうじ茶、なつめ茶、黒豆茶
- 血虚タイプ → ルイボスティー、クコの実入り白湯
- 水滞タイプ → はと麦茶、とうもろこしのひげ茶
「白湯がいい」と言われても、それが自分に合っているとは限りません。
大切なのは、自分の体質を知って、合ったものを選ぶこと。
温活は継続が大切です。
無理なく、心地よく続けられる方法を見つけてくださいね。
一人で続けるのが難しいときは、プロの力を借りるのもおすすめです。
スタジオシュカでは、あなたの体質に合わせた季節養生を一緒に考えていきます。
この冬、温活ドリンクを味方につけて、ぽかぽかな毎日を過ごしましょう！
あなたの体が、少しずつ変わっていくのを楽しみにしています😊
専門家と一緒に季節養生を始めませんか？
季節の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた季節養生プランを一緒に考えていきましょう。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。
季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。