冬の静電気は体のサイン?乾燥する季節の体質ケア術【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】
2025-12-05 不妊治療

冬の静電気は体からのサイン?東洋医学から見た「乾燥体質」
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
冬になると、ドアノブに触れるたびに「パチッ!」と静電気が走って、思わずビクッとしてしまうこと、ありませんか?🌀
「私だけ静電気がひどい気がする…」
「乾燥で肌もカサカサ、なんだか体全体が潤い不足な感じ…」
そんなふうに感じている妊活中の方、実はとても多いです。
実は東洋医学では、静電気が起きやすい体質には理由があると考えられています。そして、その体質は妊活にも関わりがあるかもしれないと言われているんです。
この記事では、冬の静電気と体の潤いの関係を東洋医学の視点からお伝えし、今日からできる体質ケアの方法をご紹介しますね✨
静電気が起きやすい人の体質的な特徴
同じ環境にいても、静電気がバチバチ起きる人と、ほとんど起きない人がいますよね。
一般的に、静電気が起きやすい方には次のような特徴があると言われています。
- 肌が乾燥しやすい
- 髪がパサつきやすい
- 爪が割れやすい、二枚爪になりやすい
- 唇が荒れやすい
これらは体の表面の潤いが不足しているサインかもしれません。
乾燥した環境では、体の表面に電気が溜まりやすくなります。肌の水分保持力や皮脂のバランスには個人差があるため、同じ部屋にいても差が出てくるんですね。
東洋医学で考える「血」と「津液」の役割
東洋医学では、体の潤いに関わる大切な概念が2つあります。
ひとつは「血(けつ)」。西洋医学の血液とは少し違い、全身に栄養と潤いを届ける役割があると考えられています。
もうひとつは「津液(しんえき)」。これは体内の水分や潤いを表す概念です。
この「血」や「津液」が不足した状態を、東洋医学では「血虚(けっきょ)」「陰虚(いんきょ)」と呼びます。
血虚や陰虚の状態になると、肌の乾燥、髪のパサつき、爪の割れやすさなどが現れやすくなると言われています。
静電気が起きやすいのは、まさにこの「潤い不足」のサインかもしれませんね。
東洋医学の「気・血・水」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです👇
気・血・水から見る妊娠力!体の巡りをサポートする東洋医学的アプローチ
体の潤い不足が妊活に与える影響とは
「腎」と「血」のつながりを知ろう
東洋医学では、「腎(じん)」という臓腑が生殖機能と深く関わると考えられています。
「腎」は体の潤いを蓄える働きがあるとされ、「腎精(じんせい)」と呼ばれるエネルギーが妊娠力に関係すると言われてきました。
また、「血」は子宮に栄養を届け、赤ちゃんを迎える環境を整える役割があるとされています。
つまり、体の潤いが不足すると、東洋医学的には「腎」や「血」の力が弱まり、妊活にも影響を与える可能性があると考えられているんです。
もちろん個人差がありますし、これは東洋医学的な考え方のひとつです。気になる症状がある場合は、医療機関への相談もおすすめします。
35歳以降の妊活と「腎」の関係については、こちらで詳しく解説しています👇
35歳以降の妊活に必要な”腎”のケア!更年期予防にもつながる補腎生活習慣
乾燥する季節に気をつけたい生活習慣
冬は外気の乾燥に加え、暖房による室内の乾燥も体に影響を与えます。
気をつけたいポイントは3つ。
①水分補給を忘れずに
冬は喉の渇きを感じにくいですが、こまめな水分補給が大切です。冷たい飲み物より、常温や温かい飲み物がおすすめですよ。
②睡眠をしっかりとる
東洋医学では、睡眠不足は「陰」を消耗すると言われています。夜更かしは潤い不足につながりやすいんです。
③無理をしすぎない
過労やストレスも体の潤いを消耗する原因に。頑張りすぎず、ゆったり過ごす時間も大切にしてくださいね。
妊活中の水分補給について詳しくはこちら👇
妊活中の水分補給術!体を潤して妊娠しやすい環境づくり
妊活がつらい人この4つだけやって
妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。
体の内側から潤す「養陰ケア」の基本
東洋医学では、体の潤いを補うことを「養陰(よういん)」と呼びます。
冬の乾燥シーズンこそ、この養陰ケアを意識してみましょう!
白い食材・黒い食材で潤いをサポート
東洋医学の五行説では、食材の色と体への働きに関連があると考えられています。
【白い食材】〜「肺」を潤すとされる〜
- 白きくらげ
- れんこん
- 山芋
- 豆腐
- 梨
東洋医学では「肺」は肌とつながっていると考えられています。白い食材で肺を潤すことで、肌の乾燥ケアにもつながると言われていますよ。
【黒い食材】〜「腎」をサポートするとされる〜
- 黒ごま
- 黒豆
- ひじき
- のり
- 黒米
「腎」は生殖機能と関わる臓腑。黒い食材は腎を補い、体の根本的な力をサポートすると考えられています。
毎日の食事に少しずつ取り入れてみてくださいね。朝ごはんに黒ごまをふりかけたり、お味噌汁に豆腐を入れたり。小さなことからで大丈夫です😊
冬におすすめの温かいスープレシピ
体を温めながら潤いも補える、冬にぴったりのスープをご紹介します。
【れんこんと鶏肉のスープ】
れんこんは「肺」を潤す食材。鶏肉は体を温める働きがあるとされています。生姜を少し加えると、さらに温まりますよ。
【山芋と黒ごまのポタージュ】
山芋は「腎」と「肺」の両方をサポートする優秀な食材。黒ごまと一緒にポタージュにすると、クリーミーで美味しく仕上がります。
煮込み料理は消化にもやさしいので、胃腸が疲れやすい方にもおすすめです。
薬膳レシピについてはこちらの記事も参考になります👇
冬支度は食事から!旬の食材で作る体を温める薬膳レシピ
入浴と保湿で外側からも潤いケア
内側からのケアに加えて、外側からの潤いケアも大切です。
特に入浴習慣は、やり方次第で体を乾燥させてしまうことも…。正しいケア方法を知っておきましょう!
お風呂の温度と入浴時間の目安
熱〜いお風呂が好き!という方も多いかもしれません。
でも実は、42度以上の熱いお湯は肌の油分を奪いやすく、乾燥を加速させてしまうことがあるんです。
おすすめは38〜40度のぬるめのお湯で、15〜20分程度。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果も期待できます。
半身浴より、肩までしっかり浸かる全身浴がおすすめですよ。冬は上半身も冷えやすいので、全身を温めてあげましょう。
入浴法についてはこちらでも詳しく解説しています👇
着床率を高める入浴法!体を芯から温める3つのポイント
湯冷めを防ぐお風呂上がりの過ごし方
せっかく温まっても、お風呂上がりのケアを間違えると体が冷えてしまいます。
ポイント①:10分以内に保湿ケア
入浴後は肌の水分が蒸発しやすい状態。なるべく早く保湿クリームやオイルを塗りましょう。
ポイント②:髪はしっかり乾かしてから就寝
濡れた髪のまま寝ると、頭皮から熱が奪われて体が冷えやすくなります。
ポイント③:足元を温める
靴下やレッグウォーマーで足首周りを守りましょう。東洋医学では、足首には大切なツボがたくさんあり、ここを冷やすと「寒邪(かんじゃ)」が侵入しやすいと考えられています。
妊活がつらい人この4つだけやって
妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。
自宅でできる潤いサポートのツボケア
ここからは、自宅で簡単にできるツボケアをご紹介します。
東洋医学では、特定のツボを刺激することで臓腑の働きをサポートできると考えられてきました。
「三陰交」と「太渓」の位置と押し方
【三陰交(さんいんこう)】
場所:足の内くるぶしから指4本分上、骨のきわにあります。
東洋医学では「血」と「婦人科系」に関わるツボとして知られています。女性の味方ともいわれる大切なツボです✨
【太渓(たいけい)】
場所:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。
「腎」をサポートするツボとされ、体の根本的な力を補うと言われています。
押し方のコツ:
- 痛気持ちいい程度の強さで
- 3〜5秒押して、ゆっくり離す
- 5回程度繰り返す
- 深呼吸をしながら行うとさらに◎
冷えのタイプ別ケアについてはこちらも参考になります👇
あなたの冷えはどこから?足先・お腹・手先タイプ別の東洋医学的ケア法
寝る前3分のセルフケア習慣
ツボケアは、入浴後や就寝前のリラックスタイムに取り入れるのがおすすめです。
布団に入る前の3分間。三陰交と太渓をやさしく押しながら、深呼吸をしてみてください。
一度にたくさんやるより、毎日少しずつ続けることが大切です。無理のない範囲で、心地よいと感じる程度に続けてみてくださいね。
※セルフケアは医療行為ではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
冷え性と妊活の関係についてはこちらもどうぞ👇
冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒント
鍼灸で体の巡りと潤いをサポート
スタジオシュカでの施術の特徴
スタジオシュカでは、東洋医学的な体質診断に基づいて、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
「血虚タイプ」「陰虚タイプ」「腎虚タイプ」など、体質はお一人おひとり違います。
カウンセリングでじっくりお話を伺い、あなたに合ったオーダーメイドのケアをご提案しますね。
リラックスできる空間づくりにもこだわっていますので、日頃の疲れを癒しにいらしてください😊
妊活中の方へのサポート内容
スタジオシュカでは、不妊治療を受けている方へのサポートも行っています。
病院での治療と並行して、体の冷えや巡りのケア、ストレスケアをお手伝いさせていただきます。
鍼灸は医療行為の代替ではありませんが、体を整え、リラックスするためのひとつの選択肢としてお役に立てればうれしいです。
施術効果には個人差がありますので、ご不明な点はお気軽にご相談くださいね。
鍼灸と妊活について詳しく知りたい方は、公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトもご参考ください。
まとめ〜冬の乾燥シーズンを味方につけて〜
冬の静電気は、体からの「潤い不足」のサインかもしれません。
東洋医学の「養陰ケア」で、内側から潤いを補っていきましょう✨
今日からできる3つのアプローチ:
- 白い食材・黒い食材を食事に取り入れる
- ぬるめのお風呂でゆっくり温まり、しっかり保湿
- 寝る前3分のツボケア習慣
どれも特別なことではありません。日々の小さな積み重ねが、体を変えていきます。
冬の乾燥シーズン、ちょっと意識を変えるだけで、体は応えてくれますよ。
妊活は長い道のりに感じることもあるかもしれません。でも、あなたは一人じゃありません。
スタジオシュカは、あなたの妊活を心から応援しています💕
妊活がつらい人この4つだけやって
妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。
個人の体質により体験には個人差があります。
施術効果を保証するものではありません。
医療行為の代替ではありません。
体験者の声もご紹介しております。
