猛暑で乱れる自律神経をリセット!7月の気圧変化に負けない体づくり【千葉県柏市の女性の悩み専門の鍼灸院】

2025-07-12  季節の養生法

7月の猛暑で自律神経が乱れた女性が冷房の効いた部屋でリラックスしている様子

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

7月の猛暑と冷房の繰り返しで、なんだか体調がすぐれない日が続いていませんか?「朝起きるのがつらい」「イライラしやすい」「夜眠れない」そんな症状は、自律神経の乱れが原因かもしれません。

このブログを最後まで読んでいただくと、7月特有の気圧変化や温度差に負けない体づくりの方法がわかります✨ 東洋医学の視点から、自律神経を整える具体的な生活習慣をお伝えしますので、今日からすぐに実践していただけますよ!

7月に自律神経が乱れやすい3つの理由

まずは、なぜ7月に自律神経が乱れやすいのか、その理由を3つご説明しますね。

急激な温度変化が体に与える影響

7月は外気温が35℃を超える日も多く、室内は冷房で25℃前後に設定されることが一般的です。この10℃以上の温度差が、実は自律神経に大きな負担をかけているんです!

私たちの体は、体温を一定に保つために交感神経と副交感神経が絶妙にバランスを取っています。しかし、短時間で激しい温度変化を繰り返すと、この調整機能が追いつかなくなってしまうのです。

その結果、体温調節がうまくいかず、疲労感や頭痛、めまいといった不調が現れやすくなります。

気圧の変動と自律神経の関係

7月は台風の季節でもあり、気圧の変動が激しくなります。気圧が急激に下がると、内耳にある前庭器官が刺激を受け、自律神経のバランスが崩れやすくなるんです。

特に敏感な方は、天気が悪くなる前から頭痛や体のだるさを感じることがあります。これは「気象病」とも呼ばれ、最近注目されている症状の一つです。

夏の生活リズムの変化

夏休みや夏祭りなど、7月は生活リズムが変わりやすい時期でもあります。遅寝遅起きになったり、冷たいものを摂りすぎたりすることで、体内時計が乱れ、自律神経にも影響を与えてしまいます。

東洋医学から見た自律神経の乱れの原因

東洋医学では、自律神経の乱れを「気・血・水」のバランスの崩れとして捉えています。特に7月は、このバランスが崩れやすい時期なんです。

「気・血・水」のバランスが崩れるメカニズム

東洋医学において「気」は生命エネルギー、「血」は栄養を運ぶ血液、「水」は体内の水分代謝を指します。7月の猛暑は、この3つの巡りを悪くしてしまうのです。

  • 気の滞り:ストレスや温度差で気の流れが悪くなる
  • 血の滞り:冷房で血流が悪くなり、栄養が行き渡らない
  • 水の滞り:汗をかきすぎて体内の水分バランスが崩れる

夏の邪気「暑邪」と「湿邪」の影響

東洋医学では、季節ごとに体に悪影響を与える「六邪」という概念があります。7月は特に「暑邪(しょじゃ)」と「湿邪(しつじゃ)」の影響を受けやすいんです。

暑邪は文字通り暑さによる邪気で、心臓や血管系に負担をかけます。湿邪は湿度の高さによる邪気で、胃腸の働きを悪くし、体が重だるく感じる原因となります。

五臓六腑への負担と症状の現れ方

五行説では、夏は「火」の季節とされ、「心」と「小腸」の働きが活発になる時期です。しかし、過度な暑さは逆にこれらの臓器に負担をかけ、動悸、不眠、イライラなどの症状が現れやすくなります。

また、冷房による冷えは「腎」の働きを弱め、むくみや疲労感の原因となることもあります。

自律神経をリセットする温度差調整法

ここからは、具体的な対策方法をお伝えしていきますね!まずは、自律神経の負担を減らす温度差調整法から始めましょう。

室内外の温度差を5℃以内に抑える方法

理想的な温度差は5℃以内です。外気温が35℃なら、室内は30℃に設定するのがおすすめ。「ちょっと暑いかな?」と感じるくらいが、実は体には優しいんです✨

どうしても涼しくしたい場合は、以下の工夫を試してみてください:

  • 扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
  • 除湿機能を活用して体感温度を下げる
  • 直接冷風が当たらないよう風向きを調整する

外出前後の体温調整テクニック

外出する前と帰宅後の体温調整がとても大切です。急激な温度変化を和らげるために、「三首」と呼ばれる首、手首、足首を意識的に温めたり冷やしたりしましょう。

外出前:

  • 冷たいタオルで首の後ろを軽く冷やす
  • 手首や足首に冷感スプレーを使用
  • 帽子や日傘で直射日光を避ける準備

帰宅後:

  • 温かいタオルで首や肩を温める
  • ぬるめのお湯で手首、足首を温める
  • 常温の水分をゆっくりと補給

冷房環境での過ごし方

オフィスなど、温度調整ができない環境での過ごし方も重要です。薄手のカーディガンや腹巻き、レッグウォーマーを活用して、体の冷えすぎを防ぎましょう。

特にお腹周りを温めることで、内臓の働きが活発になり、自律神経のバランスも整いやすくなります🌟

あなたの体質や症状に合わせた、より詳しいアドバイスが必要でしたら、スタジオシュカの初回カウンセリングでご相談ください。

気圧変化に負けない体づくりの秘訣

続いて、気圧変化に負けない強い体づくりの方法をご紹介します!

自律神経を整える3つのツボ押し

東洋医学では、特定のツボを刺激することで自律神経のバランスを整えることができます。7月におすすめの3つのツボをご紹介しますね。

1. 神門(しんもん)
手首の小指側にあるくぼみ。心を落ち着かせ、不安やイライラを和らげる効果があります。親指でやさしく5秒間押し、5秒休むを5回繰り返してください。

2. 百会(ひゃくえ)
頭のてっぺん、左右の耳を結んだ線と鼻筋を延ばした線が交わる場所。気を上に引き上げ、頭部の血流を改善します。中指で軽く圧迫するように押してください。

3. 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上の場所。女性ホルモンのバランスを整え、冷えや疲労に効果的です。親指でじんわりと10秒間押し続けてください。

夏の養生に適した食材選び

東洋医学では、食べ物にも「温性」「涼性」「平性」という性質があります。7月の養生には、体を適度に冷やしつつ、内臓は温める食材の組み合わせが大切です。

おすすめの食材組み合わせ:

  • きゅうり(涼性)+ 生姜(温性)のサラダ
  • トマト(涼性)+ ニンニク(温性)のパスタ
  • スイカ(涼性)+ 塩(平性)の組み合わせ

また、冷房による内臓冷えを防ぐために、温かいスープや白湯を積極的に取り入れることも大切です。

質の良い睡眠を取るための夜の過ごし方

7月の寝苦しい夜でも質の良い睡眠を取るためには、就寝前の過ごし方が重要です。以下のポイントを実践してみてください:

  • 就寝2時間前には冷たい飲み物を控える
  • ぬるめのお風呂(38〜40℃)で体をリラックス
  • 寝室の湿度を50〜60%に調整
  • 就寝前のスマホやテレビを控える

夜中に目が覚める症状にお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

セルフケアと専門的なケアを組み合わせることで、より効果的な体質改善が期待できます。気圧変化による頭痛やめまいでお困りの方も、ぜひ一度ご相談ください。

スタジオシュカの鍼灸アプローチ

スタジオシュカでは、一人ひとりの体質や生活環境に合わせた個別のアプローチを大切にしています。

個人の体質に合わせた施術方法

同じ「自律神経の乱れ」でも、原因や症状の現れ方は人それぞれです。東洋医学の診断法である「望診・聞診・問診・切診」を通じて、あなたの体質を詳しく分析し、最適な施術方法をご提案します。

例えば、ホルモンバランスの乱れが原因の方には内分泌系を整えるツボ、ストレスが原因の方には心神を安定させるツボを中心に施術を行います。

継続的なサポート体制

自律神経の調整は一度の施術で完了するものではありません。スタジオシュカでは、季節の変化に合わせた継続的なサポートを提供しています。

毎回の施術後には、ご自宅でできるセルフケア方法もお伝えし、次回までの過ごし方についてもアドバイスさせていただきます。

まとめ:7月を元気に乗り切るために

7月の猛暑と冷房による自律神経の乱れは、多くの女性が経験する自然な反応です。大切なのは、その原因を理解し、適切な対策を継続することです✨

今日ご紹介した温度差調整法や ツボ押し、食事の工夫は、どれも今日からすぐに始められるものばかりです。まずは一つずつ、無理のない範囲で実践してみてくださいね。

もし「セルフケアを続けても改善しない」「毎年同じ症状で悩んでいる」という方は、お一人で抱え込まずにご相談ください。あなたの体質や生活環境に合わせた、より効果的なアプローチ方法があるかもしれません。

この夏を健やかに過ごし、秋に向けてさらに元気な体づくりをしていきましょう!あなたの健康な毎日を、スタジオシュカは全力でサポートいたします🌟

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