秋の疲れを翌日に持ち越さない!仕事終わりの帰宅後リセット法【柏市の季節養生の鍼灸院】

2025-10-16  季節の養生法

秋の疲労回復をサポートする帰宅後リセット法を実践する女性のイメージ

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

「今日も疲れた…」そう思いながら帰宅して、気づいたらソファでダラダラ。翌朝起きても疲れが取れていない…そんな経験はありませんか?

特に秋は季節の変わり目で、気温差や乾燥によって体が疲れやすくなる時期なんです。

東洋医学では、秋は「肺」の季節とされ、体のエネルギーである「気」が消耗しやすいと考えられています。

だからこそ、帰宅後のちょっとした習慣で、その日の疲れをリセットすることが大切なんですよ。

このブログでは、仕事終わりの帰宅後にたった15分でできる「3ステップリセット法」をご紹介します!

【この記事はこんな方におすすめ】

  • 朝起きても疲れが残っている方
  • 秋バテで体調が優れない方
  • 帰宅後のリセット方法がわからない方
  • 働く30代〜50代の女性

最後まで読んでいただくと、翌日に疲れを持ち越さない具体的な方法がわかりますよ♪



季節の不調でお悩みの方へ

季節の変わり目や特有の不調でお困りではありませんか?

当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、季節に負けない体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。

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秋に疲れやすくなる理由とは?

「なんだか最近、疲れが取れないな…」そう感じることはありませんか?

それ、秋特有の体の変化が原因かもしれません。

実は秋って、私たちの体にとってちょっと大変な季節なんです。

気温差と乾燥が体に与える影響

秋になると、日中は暖かくても朝晩はグッと冷え込みますよね。

この気温差が、実は体にとって大きな負担になっているんです。

秋の気温差が体に与える影響:

  • 日中と朝晩の気温差が10度以上になることも
  • 自律神経の切り替えがうまくいかなくなる
  • 体温調節にエネルギーを使いすぎて疲れやすくなる
  • 空気の乾燥で喉や鼻の粘膜が乾き、体の水分が奪われる

さらに、夏の間に蓄積された疲れが秋になって表面化することもあります。

日照時間も短くなるので、気持ちが沈みがちになる方も多いんですよ。

東洋医学から見た秋の体の変化

東洋医学では、秋は「肺」の季節とされています。

「肺」は呼吸を司り、全身に「気」というエネルギーを巡らせる役割があると考えられているんです。

秋の特徴である乾燥は、東洋医学では「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれます。

この燥邪が体に入ると、肺を傷めやすくなると言われているんですよ。

秋に起こりやすい体の変化:

  • 気のエネルギーが消耗しやすくなる
  • 体の潤いが不足しやすい
  • 呼吸が浅くなりがち
  • 気持ちが落ち込みやすい(憂いの季節)

一般的に、秋は「気・血・水」のバランスが崩れやすい季節とされています。

だからこそ、日々のケアが大切なんですね!

季節の変わり目の不調については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

翌日に疲れを持ち越さないための帰宅後15分リセット法

それでは、ここからが本題です!

帰宅後のたった15分で、その日の疲れをリセットする方法をご紹介しますね。

この3ステップを続けることで、翌朝の目覚めが変わってくることが期待できますよ♪

ステップ1:玄関で深呼吸(1分)

帰宅したら、まず玄関で深呼吸をしてみてください。

靴を脱ぐ前に、ほんの1分だけでいいんです。

深呼吸の具体的なやり方:

  • 鼻から4秒かけてゆっくり息を吸う
  • お腹が膨らむのを感じながら吸う(腹式呼吸)
  • 口から8秒かけてゆっくり息を吐く
  • これを3回繰り返す

「え、たったこれだけ?」と思われるかもしれませんね。

でも、この深呼吸には大切な意味があるんですよ!

玄関という「外と内の境界線」で深呼吸することで、仕事モードから自分の時間モードへ切り替えるスイッチになります。

東洋医学では、肺は気を司ると考えられています。

深い呼吸をすることで、滞った気が流れやすくなると言われているんです。

また、ゆっくりとした呼吸は、自律神経を整えることにもつながるとされています。

ステップ2:着替え+首・肩の簡単ストレッチ(5分)

深呼吸が終わったら、次は着替えとストレッチです。

仕事着から部屋着への着替えって、実はとっても大切なんですよ!

締め付けのあるブラジャーやパンツから解放されると、それだけで体がホッとします。

着替えたら、簡単なストレッチを5分だけやってみましょう。

首・肩のストレッチ方法:

  1. 首回し:ゆっくり首を右に5回、左に5回回す
  2. 肩回し:肩を大きく後ろに10回回す(前ではなく後ろがポイント!)
  3. 肩甲骨寄せ:両腕を後ろに引いて肩甲骨を寄せる(5回)

デスクワークをしていると、首や肩の筋肉が固まってしまいがちです。

特に肩甲骨周りの筋肉は、長時間同じ姿勢でいると血の巡りが滞りやすいと言われています。

このストレッチで、一日中頑張ってくれた首と肩をほぐしてあげましょう♪

「痛気持ちいい」くらいの力加減で、無理せず行ってくださいね。

ステップ3:足湯または温かい飲み物(10分)

最後のステップは、体を温めることです。

足湯か温かい飲み物、どちらかお好きな方を選んでくださいね!

【足湯の場合】

  • 40度前後のお湯を用意する
  • 足首まで浸かるくらいの深さで
  • 10分間、ゆっくりと浸かる
  • この時間はスマホを見ないでぼーっとする

【温かい飲み物の場合】

  • ハーブティーや白湯がおすすめ
  • カフェインレスのものを選ぶ
  • ゆっくり時間をかけて飲む
  • 体が温まるのを感じながら

東洋医学では、「足は第二の心臓」とも言われています。

下半身を温めることで、全身の血の巡りをサポートすると考えられているんです。

また、秋は乾燥の季節ですから、温かい飲み物で体の内側から潤いを補給することも大切なんですよ。

体温が上がった後に下がるタイミングで、自然な眠気が訪れやすくなります。

これが質の良い睡眠につながると言われているんです!

温活についてもっと知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。



一人ひとりに合わせた季節養生を

体質は人それぞれです。

当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な seasonal care をご提案いたします。

季節養生について詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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東洋医学から見た「疲労回復」の考え方

ここで少し、東洋医学の考え方についてお話ししますね。

「なんだか難しそう…」と思われるかもしれませんが、とってもシンプルな考え方なんですよ!

「気・血・水」のバランスと疲労の関係

東洋医学では、私たちの体は「気・血・水」という3つの要素で成り立っていると考えます。

気・血・水とは:

  • 気(き):エネルギー、生命力のようなもの
  • 血(けつ):血液とその栄養を運ぶ働き
  • 水(すい):体液、体を潤すもの

この3つがバランスよく体の中を巡っていると、元気で健康な状態とされています。

逆に、どれか一つでもバランスが崩れると、疲労や不調につながると考えられているんです。

秋の疲労は、特に「気」の消耗と「水」の不足が関係していると言われています。

気温差で気のエネルギーを使いすぎたり、乾燥で水分が奪われたりするんですね。

だからこそ、帰宅後のリセット法で気の巡りを整え、体を潤すことが大切なんです!

疲労回復の詳しい考え方は、こちらの記事でもご紹介しています。

秋に意識したい「肺」のケア

東洋医学の「五行説」では、季節と体の臓腑(ぞうふ)が対応していると考えられています。

そして秋に対応するのが「肺」なんです。

秋と肺の関係:

  • 五行説では、秋は「金」の季節
  • 「金」に属する臓腑が「肺」
  • 肺は気を全身に巡らせる役割があるとされる
  • 呼吸を通じて外の気を取り入れると考えられている

秋の乾燥は、肺を傷めやすいと言われています。

肺が弱ると、気の巡りが悪くなり、疲れやすくなったり風邪をひきやすくなったりすることがあるんです。

また、東洋医学では肺は「憂い」の感情とも関連があるとされています。

秋になると気持ちが落ち込みやすいのは、このためかもしれませんね。

だからこそ、深呼吸や温めるケアで肺をいたわってあげることが大切なんですよ♪

ただし、これらは伝統的な東洋医学の考え方であり、個人差があることをご理解ください。

鍼灸でできる秋の疲労ケアとは?

ここまで、ご自宅でできるセルフケアをご紹介してきました。

でも、「一人でケアするのは続かないかも…」「もっと本格的にケアしたい」という方もいらっしゃいますよね。

そんな時は、鍼灸でのケアという選択肢もありますよ!

疲労回復をサポートするツボ

東洋医学では、体には多くの「ツボ(経穴)」があると考えられています。

ツボを刺激することで、気の巡りをサポートすると言われているんです。

ここでは、秋の疲労回復に伝統的に用いられてきたツボをいくつかご紹介しますね。

1. 足三里(あしさんり)

  • 場所:膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下
  • 伝統的な使われ方:疲労回復、元気をサポートするツボとして知られています
  • 自宅ケア:親指でゆっくり押したり、温めたりするのもおすすめです

2. 太衝(たいしょう)

  • 場所:足の甲、親指と人差し指の骨の間
  • 伝統的な使われ方:気の巡りをサポートするツボとされています
  • 期待される効果:ストレス緩和にも用いられることがあります

3. 百会(ひゃくえ)

  • 場所:頭のてっぺん、両耳を結んだ線と顔の中心線の交点
  • 伝統的な使われ方:気を引き上げるツボとして知られています
  • こんな時に:頭の重さやだるさを感じる方におすすめです

これらのツボは、ご自宅でも軽く押すことができます。

ただし、専門的な鍼灸施術では、お一人おひとりの体質や状態に合わせてツボを選び、より効果的なケアを行うことができます。

※ツボの効果には個人差があります。

スタジオシュカでの施術の流れ

スタジオシュカ鍼灸治療院では、東洋医学に基づいた丁寧なケアを心がけています。

施術の流れ:

  1. 問診:体質や生活習慣、お悩みを詳しくお聞きします
  2. 東洋医学的診察:舌の状態や脈の打ち方などをチェックします
  3. ツボの選定:お一人おひとりに合わせたツボを選びます
  4. 鍼灸施術:丁寧にケアを行います
  5. セルフケアアドバイス:ご自宅でできるケア方法をお伝えします

当院では、季節に合わせた養生のアドバイスも行っています。

秋の疲労でお困りの方は、お気軽にご相談くださいね。

睡眠の質を高める方法については、こちらの記事もご参考ください。

また、温活習慣についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

※当院の施術は医療行為の代替ではありません。

※施術効果には個人差があります。

まとめ:秋の疲れは帰宅後15分でリセットしよう

いかがでしたか?

秋は気温差や乾燥で、どうしても疲れやすくなる季節です。

でも、帰宅後のたった15分のケアで、翌日に疲れを持ち越さない体づくりができるんですよ!

今日からできる3ステップ:

  1. 玄関で深呼吸(1分)
  2. 着替え+首・肩ストレッチ(5分)
  3. 足湯または温かい飲み物(10分)

この3つのステップを続けることで、少しずつ体が変わっていくことが期待できます。

最初は「たった15分でも面倒だな…」と思うかもしれません。

でも、毎日頑張っているあなただからこそ、自分を大切にする時間を作ってほしいんです。

小さな習慣の積み重ねが、大きな変化につながります。

できる範囲で、無理なく続けてみてくださいね♪

もし一人で続けるのが難しい場合は、専門家のサポートを受けることも一つの方法です。

スタジオシュカでは、あなたの体質に合わせた季節養生のお手伝いをさせていただいています。

秋の疲れを乗り越えて、元気な毎日を過ごしましょう!

参考:厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド 2023

参考:日本東洋医学会



専門家と一緒に季節養生を始めませんか?

季節の養生は継続が大切です。

一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。

スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた季節養生プランを一緒に考えていきましょう。

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※個人の体質により体験には個人差があります。

※施術効果を保証するものではありません。

※医療行為の代替ではありません。

季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。

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