年末までに整えたい!冬の気血不足サインと東洋医学的ケア法【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
12月に入り、寒さが本格的になってきましたね。
「最近なんだか疲れが取れない」
「顔色がさえない気がする」
「手足の冷えがひどくなった」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実はこれらの症状、東洋医学では「気血不足」のサインかもしれません😊
妊活中の女性にとって、気血を十分に蓄えておくことはとても大切だと言われています。
この記事でわかること:
- 冬に現れやすい「気血不足」のサイン5つ
- 東洋医学から見た気血と妊活の関係
- 年末までに実践したい食養生のポイント
- 自宅でできる簡単なセルフケア法
こんな方におすすめです:
- 最近疲れやすさを感じている方
- 冷え性がひどくなってきた方
- 顔色や肌ツヤが気になる方
- 妊活中で体質をケアしたい方
- 年末年始に向けて体を整えたい方
年内のうちに体を整えて、新しい年を迎える準備をしていきましょう!
東洋医学から見た「気血」とは?妊活との関係
「気」と「血」それぞれの役割
東洋医学では、体を構成する大切な要素として「気」と「血」があると考えられています。
「気」とは、体を動かすエネルギーのこと。
温める力や免疫力の源とも言われています。
元気、やる気、根気…日本語にも「気」がつく言葉がたくさんありますよね。
「血」とは、全身に栄養と潤いを届けるもの。
西洋医学でいう血液とは少し違い、もっと広い意味で捉えられています。
この「気」と「血」は密接に関係しています。
「気が血を巡らせ、血が気を養う」と言われ、どちらかが不足するともう一方にも影響が出やすいのです。
気血の関係についてより詳しく知りたい方は、気・血・水から見る妊娠力!体の巡りをサポートする東洋医学的アプローチもご覧ください。
気血不足が妊活に与える影響とは
東洋医学では、子宮や卵巣も気血によって養われていると考えられています。
十分な気血があってこそ、子宮環境が整い、卵巣も元気に働けるというわけです。
また「血」は月経とも深く関わるとされています。
経血の量や色、周期の安定は、血の状態を反映していると言われているのです。
もちろん個人差がありますし、これはあくまで東洋医学的な考え方です。
ただ、妊活中の体づくりを考えるとき、気血を大切にするという視点はとても参考になりますよ。
あなたは大丈夫?冬の気血不足サイン5つ
ここからは、気血不足のサインをチェックしていきましょう!
当てはまるものがないか、確認してみてくださいね。
サイン①|疲れが取れない・朝起きられない
「十分寝たはずなのに、朝がつらい…」
そんな経験はありませんか?
東洋医学では、これは「気虚(ききょ)」=気の不足のサインとされています。
気が足りないと、体を動かすエネルギーが不足してしまうのです。
やる気が出ない、すぐ横になりたくなるという方も要注意ですよ。
疲労回復について詳しくは妊活中の疲労回復術!エネルギーチャージで授かりやすい体へもおすすめです。
サイン②|顔色がくすむ・クマができやすい
鏡を見たとき、顔色がさえないと感じることはありませんか?
肌のツヤがなくなったり、目の下にクマができやすくなったり。
これは「血虚(けっきょ)」=血の不足のサインと言われています。
血が十分にあれば、顔色もバラ色に輝くと考えられているのです。
化粧のノリが悪いな…と感じる方も、血虚の可能性があるかもしれません。
サイン③|手足の冷えがひどい
冬になると手足の冷えがつらいという方、多いですよね。
靴下を重ね履きしても温まらない、布団に入っても足が冷たいまま…。
これは気血両方の不足で起こりやすいサインです。
体の末端まで温かい血が巡らないため、冷えてしまうのですね。
冷えのタイプについてはあなたの冷えはどこから?足先・お腹・手先タイプ別の東洋医学的ケア法で詳しく解説しています。
サイン④|髪がパサつく・爪が割れやすい
最近、髪がパサついたり、爪が割れやすくなったりしていませんか?
東洋医学では「髪は血の余り」「爪は筋の余り」と言われています。
つまり、血が十分にあって初めて、髪や爪まで潤いが届くということ。
抜け毛が増えた、白髪が目立つようになった、爪に縦筋が入るようになった…
こうした変化も、血虚のサインかもしれません。
サイン⑤|生理の量や色に変化がある
経血の量が減った、色が薄くなった、周期が乱れがち…
こうした生理の変化も、血虚の状態を反映していると言われています。
もちろん、生理の変化にはさまざまな原因が考えられます。
気になる場合は婦人科を受診することも大切です。
ただ、東洋医学的な視点からケアすることで、体質をサポートできる可能性があります。
生理周期に合わせたケアについては生理周期に合わせたツボケア!冷え対策で妊娠しやすい体質づくりもご参考にしてください。
妊活がつらい人この4つだけやって
妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質ケアをサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。
なぜ冬は気血不足になりやすいの?
寒さによる体への影響
冬は気血が不足しやすい季節と言われています。
寒さで体が縮こまり、気血の巡りが滞りやすくなるからです。
また、体温を維持するためにたくさんのエネルギーを消耗します。
東洋医学の五行説では、冬は「腎」の季節とされています。
腎は生命力の源と考えられており、冬は特に腎精を消耗しやすいのです。
35歳以降の方は特に「腎」のケアが大切。35歳以降の妊活に必要な”腎”のケア!更年期予防にもつながる補腎生活習慣もぜひご覧ください。
年末の忙しさと消耗
12月は何かと忙しい時期ですよね。
仕事の追い込み、大掃除、年賀状、忘年会…
休息不足になりやすく、生活リズムも乱れがちです。
忘年会続きで食生活が乱れる方も多いのではないでしょうか?
睡眠不足や過労は、気血を大きく消耗すると言われています。
だからこそ、意識的に体をいたわることが大切なのです。
気血を補う!冬の食養生5つのポイント
ここからは、気血を補うための具体的な方法をお伝えしますね。
まずは毎日の食事から見直してみましょう!
ポイント①|赤い食材・黒い食材を取り入れる
東洋医学では、食材の色と体への働きに関連があると考えられています。
赤い食材は血を補うサポートをすると言われています。
- なつめ
- クコの実
- 赤身の肉(牛肉・ラム肉)
- にんじん
黒い食材は腎を養うサポートをすると言われています。
- 黒ごま
- 黒豆
- ひじき
- 黒きくらげ
なつめやクコの実は、お茶に入れたりお粥にトッピングしたりと手軽に取り入れられますよ😊
ポイント②|温かい調理法を選ぶ
冬は特に、温かい料理を中心にしましょう。
煮物、スープ、鍋料理がおすすめです。
サラダよりも温野菜、お刺身よりも焼き魚や煮魚を。
食材に火を通すことで消化の負担を減らし、体を内側から温めることが期待できます。
具体的なレシピは冬支度は食事から!旬の食材で作る体を温める薬膳レシピでご紹介しています。
ポイント③|朝食にお粥を取り入れる
胃腸が弱っていると、せっかくの栄養も十分に吸収できません。
消化に優しいお粥は、胃腸をいたわりながら気血を補うのに適した食事と言われています。
おすすめトッピング:
- なつめ(血を補う)
- クコの実(目の疲れにも◎)
- 黒ごま(腎を養う)
- 生姜(体を温める)
忙しい朝でも、前日の夜に炊飯器でセットしておけば簡単ですよ。
ポイント④|「脾」を養う食材を意識する
東洋医学では「脾(ひ)」が消化吸収を担うと考えられています。
脾は「後天の本」とも呼ばれ、気血を作り出す源なのです。
脾を養う食材:
- 山芋
- かぼちゃ
- さつまいも
- 米
- 鶏肉
避けたい習慣:
- 冷たい飲み物の摂りすぎ
- 食べすぎ
- 不規則な食事時間
脾を整えることで、気血を作る力そのものをサポートできます。
ポイント⑤|夕食は20時までに
夜遅い食事は胃腸に負担をかけてしまいます。
消化のために体がエネルギーを使い、睡眠の質にも影響します。
気血を補うには、質の良い睡眠も欠かせません。
できれば20時までに夕食を済ませて、寝る前に胃腸を休ませてあげましょう。
難しい場合は、遅くなるほど軽めの食事を心がけてくださいね。
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もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。
自宅でできる気血を補うセルフケア
おすすめのツボ「足三里」「三陰交」「血海」
食養生に加えて、ツボ押しセルフケアもおすすめです。
気血を補うのに良いとされる代表的なツボを3つご紹介しますね。
①足三里(あしさんり)
膝のお皿の下から指4本分下、すねの外側にあるツボです。
「気」を補う代表的なツボとして知られています。
胃腸の働きをサポートし、全身の元気を高めると言われていますよ。
②三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上にあるツボです。
婦人科系のケアに広く用いられるツボとして有名です。
血を補い、冷えをケアすると言われています。
③血海(けっかい)
膝のお皿の内側上方、指3本分のところにあるツボです。
名前の通り「血の海」という意味を持ち、血を補うツボとされています。
生理痛や生理不順のケアにも用いられることが多いですよ。
ツボ押しの方法と注意点
押し方:
- 心地よい程度の圧で3〜5秒じんわり押す
- 息を吐きながら押し、吸いながら離す
- 1日2〜3回、リラックスした状態で行う
- お風呂上がりなど体が温まっているときがおすすめ
注意点:
- 強く押しすぎない
- 痛みを感じたら中止する
- 妊娠中の方は三陰交への刺激は控える
※効果には個人差があります。体調に合わせて無理なく行ってくださいね。
温活と合わせたケアについては冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒントもおすすめです。
鍼灸で気血をサポートするという選択肢
鍼灸が気血の巡りをサポートすると言われる理由
セルフケアに加えて、鍼灸という選択肢もあります。
鍼灸は、経絡(けいらく)と呼ばれる気血の通り道に働きかけ、流れを整えるとされています。
また、自律神経のバランスをサポートすると言われており、心身のリラックスにもつながります。
一人ひとりの体質を見極めながら、オーダーメイドでアプローチできるのも鍼灸の良いところです。
鍼灸について詳しくは公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトもご参考になさってください。
スタジオシュカでの施術について
スタジオシュカ鍼灸治療院では、妊活中の方、不妊治療を受けている方のサポートに力を入れています。
まずはカウンセリングでじっくりお話を伺い、お一人おひとりの体質を把握します。
気血の状態、冷えのタイプ、生活習慣などを総合的に見ながら、東洋医学の視点からトータルでケアさせていただきます。
「自分に合ったケアがわからない」「セルフケアだけでは不安」という方も、お気軽にご相談くださいね。
※施術効果には個人差があります。
まとめ|年内に体を整えて新年を迎えよう
今回は、冬の気血不足サインと東洋医学的ケア法についてお伝えしました。
気血不足のサイン5つ:
- 疲れが取れない・朝起きられない
- 顔色がくすむ・クマができやすい
- 手足の冷えがひどい
- 髪がパサつく・爪が割れやすい
- 生理の量や色に変化がある
気血を補う食養生5つのポイント:
- 赤い食材・黒い食材を取り入れる
- 温かい調理法を選ぶ
- 朝食にお粥を取り入れる
- 「脾」を養う食材を意識する
- 夕食は20時までに
年末は何かと忙しい時期ですが、だからこそ自分の体を労わる時間を大切にしてほしいと思います。
完璧を目指さなくて大丈夫です。
できることから少しずつ、始めてみてくださいね😊
気血を整えて、新しい年を元気な体で迎えましょう!
あなたの妊活を、心から応援しています。
妊活がつらい人この4つだけやって
妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質ケアをサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。
体験者の声もご紹介しております。
