年末年始の食べすぎが妊活に影響?胃腸をいたわる消化ケアの心得【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】

2025-12-03  不妊治療

年末年始の食べすぎと妊活の関係|胃腸をいたわる消化ケアの心得

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

年末年始が近づいてくると、忘年会やクリスマス、お正月と食事の機会が増えますよね🎄

「妊活中なのに、つい食べすぎちゃった…」
「胃もたれが続いて、体調が心配…」

そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?

大丈夫です。食べすぎた後のケア方法を知っておけば、必要以上に焦ることはありません😊

実は東洋医学では、胃腸の働きは妊娠しやすい体づくりと深い関わりがあると考えられています。

この記事では、年末年始の食べすぎが妊活に与える影響と、胃腸をいたわる消化ケアの方法をお伝えします。

この記事でわかること:

  • 東洋医学から見た胃腸と妊活の関係
  • 食べすぎた後の胃腸ケア方法
  • 自宅でできる簡単なツボ押しセルフケア
  • 年末年始を楽しみながら妊活を続けるコツ

こんな方におすすめ:

  • 年末年始の食事会で食べすぎが心配な方
  • 胃もたれや消化不良が気になる妊活中の方
  • 東洋医学的なセルフケアに興味がある方

妊活がつらい方へ、この4つだけ意識してみて✨

妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質ケアをサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。

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年末年始の食べすぎが妊活に影響する?気になる体への負担

食べすぎが体に与える影響とは

年末年始は美味しいものがたくさん。ついつい食べすぎてしまいますよね。

食べすぎると、胃腸に大きな負担がかかります。消化にたくさんのエネルギーを使ってしまうからです。

その結果、体が重だるく感じたり、眠気が続いたりすることも。

一般的に、消化器系が疲れると全身の巡りにも影響すると言われています。

妊活中に気をつけたい胃腸の状態

胃もたれや便秘、下痢が続くと、体のエネルギー産生がうまくいかなくなることがあります。

妊活中は特に「食べたものをしっかり吸収できる体」が大切です。

食べすぎそのものよりも「消化できているかどうか」に注目してみてください。

「たくさん食べているのに元気が出ない」という方は、胃腸が疲れているサインかもしれません。

東洋医学から見た胃腸と妊活の関係

「脾胃(ひい)」とは?気と血を作る大切な働き

東洋医学では、胃腸の働きを「脾胃(ひい)」と呼びます。

脾胃は食べ物から「気(エネルギー)」と「血」を作り出す役割を担うと考えられています。

「後天の本(こうてんのほん)」とも呼ばれ、生まれた後の健康を支える土台なんです。

五行説では「脾」は「土」に属します。すべての臓腑を養う中心的な存在とされています。

つまり、脾胃が元気であることは、体全体の健康につながると考えられているのです。

東洋医学についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
気・血・水から見る妊娠力!体の巡りをサポートする東洋医学的アプローチ

脾胃が弱ると妊活にどう影響すると言われている?

脾胃の働きが弱まると、気や血が不足しやすくなります。

東洋医学では、気血が不足すると子宮や卵巣への栄養供給にも影響があると考えられています。

冷えやむくみ、疲れやすさなどの不調として現れることも。

「しっかり食べているのに元気が出ない」という方は、脾胃の働きが弱っているサインかもしれません。

※体質や感じ方には個人差があります。

食べすぎた後の胃腸ケア5つの心得

食べすぎてしまっても大丈夫。翌日からのケアで、胃腸をいたわりましょう✨

①翌日は温かいスープやおかゆでリセット

胃腸が疲れているときは、消化に負担の少ない食事がおすすめです。

野菜スープや雑炊、おかゆなど、温かくてやわらかいものを選びましょう。

東洋医学では、冷たいものは脾胃を冷やすと言われています。常温以上の飲み物を心がけてくださいね。

腸内環境を整える食事について、詳しくはこちら。
冬に向けた腸活養生!発酵食品で体の巡りをサポートする東洋医学的アプローチ

②食事の順番を意識して負担を軽減

食べる順番を工夫するだけで、消化器への負担を軽くできます。

おすすめは「野菜→たんぱく質→炭水化物」の順番。

血糖値の急上昇を抑えやすくなると一般的に言われています。

また、よく噛むことで満腹中枢が働きやすくなり、食べすぎ予防にもつながりますよ。

血糖値と妊活の関係についてはこちらもご参考に。
血糖値のゆらぎが妊娠力に影響する理由!安定させる3つの食習慣

③食後すぐに横にならない習慣づくり

食後30分〜1時間は、座って過ごすか軽く体を動かすのがおすすめです。

すぐに横になると、消化の働きが鈍くなりやすいと言われています。

食後の軽い散歩も良いですね。胃もたれの予防にもつながります。

④腹八分目を心がける「言い訳フレーズ」

年末年始は「もっと食べて!」と勧められることも多いですよね。

そんなときに使える「言い訳フレーズ」を用意しておくと便利です😊

「お腹いっぱいで幸せ〜」
「あとで楽しみにとっておく!」
「ゆっくり味わいたいから」

周囲に気を遣わせず、自分のペースで食事を楽しむ工夫をしてみてください。

⑤温かい飲み物で体の中から温める

白湯やほうじ茶、生姜湯などの温かい飲み物がおすすめです。

東洋医学では、温かい飲み物は脾胃の働きをサポートすると言われています。

食事中も冷たい飲み物より常温以上を選ぶと、胃腸への負担が軽くなりますよ。

体質に合った温活ドリンクについてはこちら。
白湯だけじゃない!東洋医学が教える体質タイプ別・秋冬の温活ドリンクガイド


胃腸ケアと妊活の関係、もっと詳しく知りたい方へ

スタジオシュカ鍼灸治療院では、東洋医学の観点から一人ひとりの体質に合わせたケアをご提案しています。

「自分に合った妊活ケアを知りたい」という方は、ぜひこちらもご覧ください。

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胃腸をサポートする「足三里」のツボ押しセルフケア

足三里(あしさんり)の場所と押し方

足三里は、東洋医学で「万能のツボ」とも呼ばれる有名なツボです。

胃腸の働きをサポートするツボとして、古くから活用されてきました。

足三里の場所:
膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下にあります。

押し方:

  • 親指で気持ちいい程度に5〜10秒押す
  • ゆっくりと離す
  • これを3〜5回繰り返す

1日2〜3回、朝晩や食後に行うのがおすすめです。

ちなみに、俳人の松尾芭蕉も旅の際に足三里にお灸をすえていたという逸話があります。昔から健康維持に活用されてきたツボなんですね。

鍼灸やツボについて詳しく知りたい方は、公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトもご参考ください。

ツボ押しのタイミングと注意点

食後すぐよりも、30分〜1時間経ってからがおすすめです。

強く押しすぎず、心地よい圧で行いましょう。

痛みを感じる場合は無理をせず、やさしく触れる程度でも大丈夫です。

※セルフケアの効果には個人差があります。気になる症状がある場合は医療機関への相談をおすすめします。

年末年始を楽しみながら妊活を続けるコツ

自分を責めない心の持ち方

食べすぎてしまった自分を責めていませんか?

大丈夫です。「リセットできる方法を知っている」と捉えてみてください。

完璧を目指さなくていいんです。7割できれば合格、という気持ちで。

妊活はマラソンのようなもの。一日の食事で結果が決まるわけではありません。

長い目で見て、心地よく続けられることが一番大切です💕

妊活中の心のケアについてはこちらもご参考に。
妊活中の疲労回復術!エネルギーチャージで授かりやすい体づくり

鍼灸で心と体をリセットするという選択肢

年末年始の疲れや食べすぎで、体のバランスが乱れることがあります。

そんなとき、鍼灸でリセットするのも一つの選択肢です。

鍼灸は、東洋医学の観点から体質に合わせたケアが期待できます。

スタジオシュカでは、妊活中の方の体と心の両面をサポートしています。

一人で抱え込まず、専門家に相談してみるのもおすすめですよ。

関連記事もぜひご覧ください。
冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒント
食欲の秋を健康的に!消化力をサポートする胃腸ケアの養生法

※鍼灸施術は医療行為の代替ではありません。効果には個人差があります。

まとめ

年末年始は、どうしても食べすぎてしまいやすい時期です。

でも、食べすぎた後のケア方法を知っておけば、必要以上に心配することはありません。

今回のポイントをおさらい:

  • 東洋医学では、胃腸(脾胃)は気と血を作る大切な働きを担うと考えられている
  • 食べすぎた翌日は、温かいスープやおかゆで胃腸をいたわる
  • 足三里のツボ押しセルフケアで、胃腸をサポート
  • 自分を責めず、できることから始めるのが大切
  • 一人で抱え込まず、専門家に相談するのも一つの選択肢

年末年始も、楽しみながら妊活を続けていきましょう✨


年末年始も、あなたの妊活を応援しています🍀

一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。当院では、東洋医学の観点から心と体の両面をサポートしています。

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※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。