2026年9月更新:各見出しへの直答、気象病の定義文、台風時の来院キャンセルが稀という院長の実話、小麦粉に関する食事の知見、Q&A2問、料金・所要時間・所在地を追記

低気圧不調とは、気圧が下がることで自律神経が乱れ、頭痛やだるさ、めまいなどが起こる不調のことです。東洋医学では「気の巡り」と「水の滞り」が関係していると考えられています。
院長の宮崎圭太です。台風が近づくたびに頭痛がしたり、体がだるくなったりしていませんか?
「天気予報を見るだけで憂鬱…」そんな気持ち、とてもよくわかります。
このブログでは、低気圧による体調不良のメカニズムを東洋医学の観点から解説し、自宅でできる具体的なケア方法をご紹介します。
台風シーズンを元気に乗り切るヒントが詰まっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
台風シーズンの低気圧不調でお困りではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体づくりのお手伝いをし、気圧変化に負けない体づくりをサポートしています。
もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
低気圧不調は「気象病」や「天気痛」とも呼ばれています。気象病とは、気圧や温度の変化によって自律神経が乱れ、体にさまざまな不調が出ることを指す言葉です。
気圧が急激に下がると、体のさまざまな不調が現れやすくなるんです。特に台風シーズンは気圧の変化が大きいため、多くの方が不調を感じやすい時期と言われています。
「雨が降る前になると必ず頭が痛くなる」「台風が来ると古傷が痛む」こんな経験、ありませんか?これらは決して気のせいではなく、体が気圧の変化に敏感に反応しているサインなんです。
当院は10年以上営業していますが、台風を理由に事前に来院日の変更をご連絡いただくのは、実はとても稀なことです。以前、変更していただいた際「申し訳なかった」と感じたお客様がいらっしゃいましたが、その方は次に台風が近づいたとき、朝起きてすぐ「急いで連絡しなきゃ」と思うほど、前回の不調が強く印象に残っていたそうです。低気圧不調は、体験した人ほどその重さを実感しやすいのだと思います。
台風シーズンに起こりやすい症状は、実にさまざまです。
一般的に、気圧が下がると自律神経のバランスが乱れやすくなると言われています。特に女性はホルモンバランスの影響も受けやすいため、低気圧不調を感じる方が多いんです。
「毎月のように繰り返される不調、なんとかしたい!」そう思っている方も多いのではないでしょうか。
関連記事:寒暖差で崩れる自律神経をサポート!季節の変わり目を乗り切る体づくり
東洋医学では、低気圧不調は体を巡る「気・血・水」のバランスが乱れることで起こると考えられています。台風シーズンの秋は「肺の弱り」も重なるため、不調が出やすい時期です。
東洋医学でいう「気」とは、生命エネルギーのようなものです。気圧が下がると、体の中の「気」の巡りが悪くなりやすいと考えられています。
気の巡りが滞ると、こんな症状が現れやすくなります:
「水(すい)」とは、体内の水分代謝を指します。気圧が下がると、体内の水分バランスが乱れやすくなると言われています。
水の滞りが起こると、以下のような症状が出やすくなります:
自律神経の乱れにより、血液の巡りも悪くなることがあります。
血の巡りが滞ると、こんな症状が現れやすくなります:
個人差がありますが、これらの不調は「気・血・水」のどれか、または複数が関係していると考えられます。
東洋医学では、秋は「肺」の季節とされています。肺は呼吸だけでなく、水分代謝や皮膚の働きとも関係が深いと言われているんです。
秋になると肺の働きが弱りやすく、以下のような影響が出やすくなります:
つまり、台風シーズンの秋は「肺の弱り」と「気圧の変化」のダブルパンチで不調が出やすい時期なんです。
関連記事:秋の乾燥から肌と体を守る!潤いを保つ東洋医学的ケア法
女性に低気圧不調が多い理由は、いくつか考えられます。
一般的に、女性ホルモンの変動は自律神経に影響を与えやすいとされています。生理周期によって体調が変化しやすい時期に、気圧の変化が重なると不調が出やすくなるんです。
東洋医学では、女性は「血」を多く使う体質と考えられています。生理や出産、授乳などで血を消耗しやすく、血の不足(血虚)になりやすいとされています。
また、水の代謝も滞りやすい傾向があると考えられています。そのため、気圧の変化による「気・血・水」の乱れの影響を受けやすいんです。個人の体質により体験には個人差があります。
関連記事:季節の変わり目に悪化する片頭痛 – 女性ホルモンとの関係と予防法
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
気の巡りを整える呼吸法、水の滞りをケアする食材、3つのツボ押しの組み合わせが、自宅でできる低気圧不調のケアの基本です。「できることから少しずつ」で大丈夫です。
気の巡りを整えるために、とても効果的なのが腹式呼吸です。深くゆっくりとした呼吸は、自律神経を整えるサポートをしてくれるが期待されています。
1日3回、1回5分程度を目安に実践してみてください。呼吸を整えることで、気の巡りがサポートされるとされています。
関連記事:ストレスと呼吸の関係性
体内の余分な水分を排出する「利水作用」がある食材を取り入れてみましょう。水の巡りを良くすることで、むくみやだるさのケアが期待できます。
ここで一つ、施術の現場で気づいたことをお伝えします。お祭りや友人との食事で普段避けているものを一時的に大量に摂ることは、決して悪いことではありません。ただ大切なのは「日頃どれだけ摂っているか」です。特に小麦粉は腸を荒らしやすい食材と考えられているので、日常的な摂取量には気をつけておくと、水の滞りによるむくみやだるさが出にくくなります。
冷たい飲み物は水の滞りを悪化させる可能性があるため、できるだけ控えめにしましょう。
おすすめの温かい飲み物:
体を温めることで、気血水の巡りがサポートされると考えられています。個人の体質により合う食材は異なりますので、様子を見ながら取り入れてくださいね。
東洋医学では、体には「経絡」という気の通り道があり、その上に「ツボ」があると考えられています。ツボを刺激することで、気血の巡りをサポートできるが期待されています。
ここでは、低気圧不調におすすめの3つのツボをご紹介します。
位置:手首の内側、横じわから指3本分肘側に上がったところ
反対の手の親指で、優しく円を描くように押します。5秒押して5秒離すを5回繰り返してください。
内関は心包経に属し、気の巡りをサポートするとされています。
位置:頭のてっぺん、両耳を結んだ線と体の中心線が交わる場所
両手の中指を重ねて、指の腹で優しく押します。または、温めたタオルを当てるのもおすすめです。
百会は督脈に属し、陽の気を高めると考えられています。
位置:内くるぶしから指4本分上、骨の後ろ側
親指で優しく押したり、円を描くようにマッサージします。または、ドライヤーやお灸で温めるのも良いでしょう。
三陰交は脾・肝・腎の三陰経が交わる重要なツボとされています。
効果には個人差があります。症状がひどい場合は、無理せず専門家にご相談ください。
Q. ツボ押しはいつ、どのくらいの頻度で行えばいいですか?
台風が近づくとわかったタイミングで1日1〜2回、気圧が下がりきる前に行うのがおすすめです。不調を感じてからでも構いませんが、事前に行っておく方が体の反応が軽く感じられる方が多いです。
体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な季節養生をご提案いたします。
季節養生について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
睡眠・運動・入浴の3つを整えることが、気圧変化に振り回されない体づくりの土台になります。セルフケアに加えて、日々の生活習慣を見直すことも大切です。
質の良い睡眠は、気圧変化に負けない体づくりの基本です。一般的に、自律神経を整えるためには規則正しい睡眠が重要と言われています。
睡眠不足は気血の巡りを悪化させ、低気圧不調を悪化させる可能性があります。「7〜8時間の睡眠」を目標に、しっかり休息をとってくださいね。
適度な運動は、気血の巡りを良くするとされています。特におすすめなのは、ゆっくりとした有酸素運動です。
激しい運動は逆に気を消耗させる可能性があるため、「心地よい」と感じる程度の運動を心がけましょう。特に朝の軽い運動は、自律神経を整える効果が期待できます。
無理のない範囲で、体を動かす習慣をつけてくださいね。
関連記事:自律神経を整える!朝の5分ルーティンで一日の疲れを軽減する方法
湯船にゆっくり浸かることは、気血の巡りをサポートすると考えられています。
熱すぎるお湯や長時間の入浴は、体に負担をかける可能性がありますので注意してください。「心地よい」と感じる温度と時間で、リラックスすることが大切です。
入浴は自律神経を整え、質の良い睡眠をサポートする効果も期待できます。
鍼灸は気血水の巡りをサポートすることで、頭痛やだるさ、むくみのケアが期待できる選択肢のひとつです。セルフケアも大切ですが、専門的な施術でより深いケアが期待できます。
鍼灸施術では、体質や症状に合わせたツボに鍼やお灸を施します。これにより、気血水の巡りをサポートすることが期待されます。
ただし、効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。また、鍼灸は医療行為の代替ではありません。
当院は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bにあり、初回はカウンセリングを含めて90分、2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)です。0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、体への負担を抑えながら施術しています。
Q. 鍼灸に通う頻度はどれくらいが目安ですか?
体質や症状によって異なりますが、まずは体の状態を見ながらご相談いただくのが一番です。台風前のタイミングで来院される方もいらっしゃいます。
東洋医学では、一人ひとりの体質を見極める「証」という考え方があります。同じ「低気圧不調」でも、人によって原因や体質は異なります。
スタジオシュカでは、丁寧なカウンセリングと体質診断を行い、あなたに最適なツボを選定します。
「気が不足している方」には気を補うツボを、「水が滞っている方」には水の巡りを良くするツボを選ぶなど、オーダーメイドのケアを提供します。個人の体質により体験には個人差があります。
鍼灸の目的は、その場限りの症状緩和だけではありません。継続的なケアにより、気圧変化に負けない体づくりをサポートします。
「台風が来ても、以前ほど不調を感じなくなった」「低気圧の影響が軽くなった」そんな体験をされている方もいらっしゃいます。
ただし、効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が出るわけではありません。症状がひどい場合や、心配な症状がある場合は、まず医療機関を受診してください。
関連記事:妊活中のセロトニン不足解消法!心のバランスを整える東洋医学的ケア
台風シーズンの低気圧不調は、気のせいではなく体が気圧の変化に反応しているサインです。セルフケアと必要に応じた鍼灸で、無理なく乗り切っていきましょう。
今日ご紹介したセルフケアを、できることから少しずつ試してみてくださいね。一人で頑張りすぎず、つらいときは専門家に相談することも大切です。
あなたの体が、季節の変化に負けない強さを取り戻せますように。応援しています。
参考リンク:気象庁「台風情報」
参考リンク:厚生労働省「健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~」
季節の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた季節養生プランを一緒に考えていきましょう。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。症状がひどい場合は医療機関を受診してください。
季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。