猛暑と冷房のダブルパンチを撃退!乱れた自律神経を整える簡単セルフケア【松戸・流山・我孫子から10分の女性の悩み専門の鍼灸】

2025-08-21  季節の養生法

猛暑と冷房で自律神経が乱れた女性がセルフケアをしている様子

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です

毎日暑い日が続いていますが、体調はいかがですか?

8月の猛暑で外を歩くだけでぐったり。

そして室内に入ると今度は冷房でブルブル震える…。

「なんだか体がだるくて、やる気が出ない」

「夜になっても体温が下がらず眠れない」

「些細なことでイライラしてしまう」

そんな症状でお悩みではありませんか?

実はこれらの不調、猛暑と冷房による「自律神経の乱れ」が関係していると言われているんです!

この記事では、東洋医学の「気の巡り」を整える考え方から、夏の自律神経をサポートする具体的なセルフケア方法をお伝えします。

特に30代〜50代の女性で、夏の体調不良にお悩みの方におすすめの内容です。

季節の不調でお悩みの方へ

季節の変わり目や特有の不調でお困りではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、季節に負けない体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。

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なぜ猛暑と冷房で自律神経が乱れるのか?

温度差が体に与える負担について

外気温35度から室内25度への移動…これって実は体にとって大きな負担なんです!

一般的に、人間の体は5度以上の温度差があると自律神経が活発に働くと言われています。

10度もの温度差となると、体は常に調整モードで疲れ切ってしまうんですね。

具体的には以下のような反応が起こります:

  • 暑い屋外では血管が拡張し、汗をかいて体温を下げようとする
  • 冷たい室内では血管が収縮し、体温を保とうとする
  • この切り替えを一日に何度も繰り返すことで、自律神経が疲労する

現代生活における冷房病の実態

「冷房病」という言葉、聞いたことありますか?

これは冷房の効いた環境に長時間いることで起こる体調不良の総称です。

特に女性は男性よりも筋肉量が少なく、体温調節が苦手とされています。

そのため冷房の影響を受けやすいと考えられているんです。

主な症状には以下があります:

  • 手足の冷え
  • だるさ・疲労感
  • 頭痛・肩こり
  • 胃腸の不調
  • 生理不順(女性の場合)

東洋医学から見た夏の自律神経の乱れ

「気・血・水」の流れと自律神経の関係

東洋医学では、体の中を「気・血・水」という三つのエネルギーが巡っていると考えられています。

気(き):生命エネルギーの流れ

血(けつ):血液とその働き

水(すい):体液とその代謝

現代医学の自律神経は、東洋医学の「気」の概念と関連が深いとされています。

気の巡りが滞ると、様々な不調が現れやすくなると言われているんです。

夏の「心」の養生と気の巡りについて

東洋医学の五行説では、夏は「心」の季節とされています。

心は血液の循環や精神活動を司ると考えられているんです。

夏の暑さで心に負担がかかると:

  • 動悸や息切れが起こりやすくなる
  • イライラや不安感が強くなる
  • 睡眠の質が低下する
  • 集中力が続かなくなる

だからこそ、夏は特に「心を冷やし、気を巡らせる」ケアが大切なんです!

体質別に見る夏の不調パターン

東洋医学では、個人の体質によって夏の不調パターンが異なると考えられています。

気虚タイプ(エネルギー不足)

  • 疲れやすく、だるさが続く
  • 食欲不振になりやすい
  • 冷房の冷えに弱い

血瘀タイプ(血の巡り不良)

  • 肩こり・頭痛が悪化する
  • 生理不順が起こりやすい
  • 手足の冷えが強くなる

痰湿タイプ(水の滞り)

  • むくみが出やすい
  • 胃腸の調子が悪くなる
  • 重だるい感じが続く

一人ひとりに合わせた季節養生を

体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な seasonal care をご提案いたします。

季節養生について詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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気の巡りを整える具体的なセルフケア方法

朝の深呼吸法で一日のスタートを整える

朝起きたら、まずはベッドの上で深呼吸をしてみましょう!

これだけで一日の気の巡りが変わってきますよ。

腹式呼吸の方法

  1. 仰向けに寝て、両手をお腹の上に置く
  2. 鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、お腹を膨らませる
  3. 口からゆっくり8秒かけて息を吐き、お腹をへこませる
  4. これを5分間続ける

東洋医学では、呼吸を整えることで全身の気が巡りやすくなると考えられています。

朝の深呼吸は、自律神経の切り替えをサポートしてくれる習慣です!

首肩のツボ刺激で上半身の気の流れをサポート

パソコン作業や冷房で凝りがちな首肩。

ここをほぐすことで、上半身の気の流れがスムーズになると言われています。

天柱(てんちゅう)のツボ

後頭部の生え際、首の両脇にあるくぼみです。

親指でゆっくり3秒間押して、3秒間離すを5回繰り返しましょう。

風池(ふうち)のツボ

天柱よりも少し外側のくぼみです。

同じように親指で優しく刺激してください。

これらのツボは、伝統的に頭部の血流をサポートし、頭痛やめまいの軽減に役立つとされています。

足裏マッサージで全身の気を巡らせる

足の裏には「湧泉(ゆうせん)」という大切なツボがあります。

東洋医学では「生命力の源」とも呼ばれる重要なポイントなんです!

湧泉のツボの見つけ方

足の指を曲げた時にできるくぼみの中央です。

足裏を三等分した時の上から3分の1あたりにあります。

刺激方法

  1. 両手の親指を重ねて湧泉に当てる
  2. 体重をかけながらゆっくり押す(3秒間)
  3. ゆっくり力を抜く(3秒間)
  4. これを左右それぞれ10回ずつ行う

湧泉の刺激は、下半身の気を上に引き上げ、全身のエネルギー循環をサポートすると考えられています。

温冷交代浴による自律神経の切り替えサポート

お風呂でできる自律神経ケアをご紹介します!

温かいお湯と冷たい水を交互に浴びることで、自律神経の切り替え機能をサポートできるんです。

温冷交代浴のやり方

  1. 38度のぬるま湯に3分間浸かる
  2. 25度程度の冷たいシャワーを30秒浴びる
  3. これを3回繰り返す
  4. 最後は冷たい水で終わる

注意点

  • 心臓に持病がある方は控えてください
  • 体調が悪い時は無理をしないでください
  • 個人差がありますので、様子を見ながら行ってください

温冷刺激により血管の収縮・拡張が促され、血流改善が期待されます。

ただし、効果には個人差があることをご理解ください。

夏の食養生で内側から体をサポート

体を適度に冷やす夏野菜の活用法

東洋医学では、食べ物にも「体を温める性質」と「体を冷やす性質」があると考えられています。

夏は適度に体を冷やす食材を取り入れることが大切です!

体を冷やすとされる夏野菜

  • きゅうり:水分補給と体の熱を取る
  • トマト:抗酸化作用も期待できる
  • なす:余分な熱を体外に出すサポート
  • 冬瓜:むくみ対策にも役立つとされる
  • ゴーヤ:苦味成分が夏バテ予防に良いとされる

これらの野菜は、一般的に夏の体調管理に役立つとされています。

ただし、冷やしすぎは禁物です!

胃腸を温める食材とのバランス

夏野菜ばかり食べていると、今度は胃腸が冷えすぎてしまうことがあります。

適度に体を温める食材も組み合わせることが大切なんです。

胃腸を温めるとされる食材

  • 生姜:消化機能のサポート
  • にんにく:スタミナアップに
  • ねぎ:薬味として少量使用
  • 紫蘇:爽やかな香りで食欲増進
  • みょうが:夏の食欲不振対策に

例えば、冷たいそうめんには温かい薬味をたっぷり添える。

サラダには生姜ドレッシングを使うなど、バランスを意識してみてくださいね!

水分補給のポイントと東洋医学的考え方

夏の水分補給、ただ水を飲めばいいというわけではないんです。

東洋医学的な観点から、効果的な水分補給方法をお伝えします!

水分補給のコツ

  • 常温または少し温かい飲み物を選ぶ
  • 一度に大量ではなく、こまめに少しずつ
  • カフェインの取りすぎに注意
  • ミネラルも一緒に補給する

おすすめの飲み物

  • 白湯:胃腸に優しく、体に負担をかけない
  • 麦茶:体の熱を取る性質があるとされる
  • ルイボスティー:ノンカフェインでミネラル豊富
  • 薄めた経口補水液:ミネラル補給に

冷たい飲み物の取りすぎは、胃腸の働きを弱めると考えられています。

特に女性は冷えに敏感なので、注意が必要ですね。

関連記事もご参考に:7月の冷房で手足が冷たい方必見!血流改善で夏バテを防ぐ温活術

スタジオシュカでの季節養生サポート

個別体質診断に基づくアプローチ

セルフケアも大切ですが、やはり専門家によるサポートがあると心強いですよね。

スタジオシュカでは、東洋医学の体質診断を行っています。

一人ひとりの体質や生活環境に合わせて:

  • 最適な季節養生プランをご提案
  • 体質改善のためのアドバイス
  • 日常生活で気をつけるポイントをお伝え
  • 継続しやすいセルフケア方法をレクチャー

体質診断では、脈の状態や舌の色、体の冷え具合などを総合的に見て判断します。

「なんとなく不調」の原因が見えてくることも多いんですよ!

鍼灸による気の巡り改善サポート

鍼灸施術では、体の中の気の流れを整えることを目指します。

特に夏の時期は、以下のような施術を行うことがあります:

自律神経系のサポート

  • 首や肩周りの緊張緩和
  • 頭部の血流促進
  • リラックス効果の向上

冷房対策

  • 手足の冷え改善サポート
  • 胃腸機能のケア
  • 全身の温かさを保つお手伝い

施術後は「体が軽くなった」「よく眠れるようになった」というお声をいただくことが多いです。

ただし、効果には個人差があることをご理解ください。

こちらの記事も参考になります:夏バテ知らずのホルモンバランス調整術!暑さに負けない女性の体づくり

継続的な季節養生指導について

季節養生は一度だけではなく、継続することで体質改善につながります。

スタジオシュカでは、長期的なサポートも行っています。

継続サポートの内容

  • 季節ごとの体調変化のフォロー
  • 生活習慣改善のアドバイス
  • セルフケア方法の見直し
  • 体質変化に応じた施術プランの調整

特に女性は、生理周期や年齢による体の変化もあります。

その都度、最適なケア方法をご提案させていただきます。

「一人で続けるのは難しい」「専門家のサポートを受けたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

自律神経の乱れについて詳しく知りたい方は:7月下旬の気圧変化で崩れる自律神経をリセット!暑さに負けない心と体の調整法

より詳しい情報については、厚生労働省 熱中症関連情報もご参考ください。

専門家と一緒に季節養生を始めませんか?

季節の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた季節養生プランを一緒に考えていきましょう。

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まとめ

猛暑と冷房のダブルパンチで疲れ切った体…。

でも諦める必要はありません!

今回お伝えした気の巡りを整えるセルフケアは、どれも簡単で今日からできるものばかりです。

  • 朝の深呼吸で一日のスタートを整える
  • 首肩のツボ刺激で上半身の気の流れをサポート
  • 足裏マッサージで全身のエネルギー循環を促す
  • 温冷交代浴で自律神経の切り替えをサポート
  • 夏野菜と温める食材のバランスを意識

東洋医学の知恵を借りて、夏の不調を乗り切りましょう!

あなたの体は必ず応えてくれるはずです。

もし一人でのケアに不安があるなら、いつでもスタジオシュカにご相談ください。

一緒に、暑い夏を元気に乗り切る体づくりをしていきましょう!

個人の体質により体験には個人差があります。施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。

季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。

【季節養生体験レポート】