梅雨前の体調不良を防ぐ!湿気に負けない体づくりのツボ押し習慣【柏市の鍼灸院】
2025-05-31 季節の養生法
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
5月下旬になり、なんとなく体がだるい、頭が重い、むくみが気になる…そんな症状はありませんか?😓
それは決してあなたの気のせいではなく、梅雨前の湿気が原因かもしれません。
このブログを読むと、東洋医学の「湿邪」という考え方から体調不良の原因を理解できます。
そして、毎日3分でできるツボ押し習慣で症状を改善する方法がわかります✨
今年の梅雨は快適に過ごせる体づくりを、一緒に始めましょう!
梅雨前に起こりやすい体調不良の症状
5月下旬~6月に増える不調のサイン
この時期、多くの女性が次のような症状を感じています。
- なんとなく体がだるくて重い感じがする
- 頭がぼーっとして集中力が続かない
- むくみがひどくなり、靴がきつく感じる
- 食欲がなくなったり、胃腸の調子が悪い
- 関節が痛んだり、古傷が疼く
- 気分が沈みがちで、やる気が出ない
もしこれらの症状に心当たりがあるなら、あなたは一人ではありません。
実は、この時期特有の体調変化なんです。
なぜこの時期に体調を崩しやすいのか
5月下旬から梅雨にかけては、湿度が急激に上昇します。
人間の体は、湿度60%を超えると水分代謝に負担がかかるといわれています。
また、気圧の変化も自律神経に大きな影響を与えます。
低気圧になると、血管が拡張し血流が悪くなりやすいのです。
これにより、頭痛や体のだるさを感じる方が増えるんですね。
東洋医学から見た湿気による体調不良の原因
「湿邪」とは何か?体への影響を解説
東洋医学では、湿気による体調不良を「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
湿邪とは、体内に余分な水分が停滞している状態のことです。
湿邪には3つの特徴があります:
- 重い性質:体が重だるく感じる
- 粘る性質:症状が長引きやすい
- 下降する性質:下半身のむくみが起こりやすい
この湿邪が体内に溜まると、気血の流れが滞ってしまいます。
その結果、様々な不調が現れるというわけなんです!
脾胃(消化器系)との深い関係
東洋医学では、水分代謝を担うのは「脾胃(ひい)」という臓腑です。
現代医学でいう消化器系全体を指します。
脾胃の働きが弱くなると:
- 食べ物の消化吸収が悪くなる
- 水分代謝が滞り、むくみが生じる
- 栄養が全身に行き渡らず、疲労感が増す
湿気の多い時期は、この脾胃に負担がかかりやすいんです😣
だからこそ、脾胃の機能を高めることが重要になります。
湿邪を追い出す!効果的な3つのツボとその押し方
ここからは、実際に湿邪対策に効果的なツボをご紹介します。
毎日続けることで、体の変化を実感できるはずです✨
足三里(あしさんり)- 消化機能を高める万能ツボ
場所:膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下
見つけ方:すねの骨の外側を触ると、少しへこんでいる部分があります
押し方:
- 親指で垂直に3秒間押し、ゆっくり離す
- これを10回繰り返す
- 両足同じように刺激する
足三里は「胃腸の特効ツボ」と呼ばれています。
消化機能を高め、水分代謝を促進する効果が期待できます。
日中のイライラを解消!デスクワークの合間にできるリラックス法でも触れていますが、仕事の合間にも気軽にできますよ!
陰陵泉(いんりょうせん)- 水分代謝改善の特効ツボ
場所:膝の内側、すねの骨の後ろ側のくぼみ
見つけ方:膝の内側を下から上に撫でると、骨が出っ張った部分があります
押し方:
- 両手の親指を重ねて、少し上向きに押す
- 5秒間押し続け、ゆっくり離す
- 5回繰り返し、反対側も同様に
陰陵泉は「水分代謝のスイッチ」とも呼ばれる重要なツボです。
むくみや体の重だるさに特に効果的なんです!
豊隆(ほうりゅう)- 痰湿を除去するツボ
場所:すねの外側、膝と足首の中間点
見つけ方:外くるぶしから膝に向かって指8本分上がった位置
押し方:
- 中指で円を描くようにマッサージ
- 時計回りに10回、反時計回りに10回
- 最後に3秒間しっかり押す
豊隆は「痰湿(たんしつ)」という体内の余分な水分を取り除くツボです。
頭がぼーっとする症状や、胸の重苦しさにも効果があります。
ツボ押し効果を高める生活習慣のポイント
ツボ押しの効果をさらに高めるために、生活習慣も見直してみましょう!
最適なタイミング:
- 朝起きた時:一日の始まりに気血の流れを整える
- お風呂上がり:血行が良い状態でより効果的
- 就寝前:リラックス効果で質の良い睡眠を促進
食事でのサポート:
- 生姜、ねぎ、大根など体を温める食材を積極的に
- 冷たい飲み物や生ものは控えめに
- よく噛んで食べることで脾胃の負担を軽減
ヒール靴と骨盤のゆがみ – 美しさを追求する女性が知っておくべき腰への影響と予防法でもお話ししていますが、姿勢も重要です。
正しい姿勢を保つことで、気血の流れがスムーズになります。
セルフケアも大切ですが、もし症状が長引いたり、より根本的な体質改善をお考えでしたら、東洋医学の専門的な視点からのアプローチも効果的です。
スタジオシュカの鍼灸治療で得られる専門的アプローチ
セルフケアと専門治療には、どのような違いがあるのでしょうか?
個別の体質診断:
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質を詳しく診察します。
同じ「湿邪」でも、体質によって最適なアプローチが変わるからです。
経絡全体の調整:
セルフケアでは難しい、経絡全体のバランス調整が可能です。
根本的な気血の流れを改善することで、症状の再発を防ぎます。
自律神経を整える!5分でできる簡単マインドフルネスや立ち仕事女性に多い足のむくみからくる腰への負担 – 夕方の痛みを予防する即効ストレッチと生活習慣でご紹介している方法と組み合わせることで、より効果を実感していただけます。
初回トライアルもご用意しておりますので、もし東洋医学による体質改善にご興味がございましたら、お気軽にご相談ください。
まとめ:今日から始める梅雨対策
梅雨前の体調不良は、湿邪による気血の滞りが原因です。
今回ご紹介した3つのツボ押し習慣を実践することで:
- 体のだるさや重さが軽減される
- むくみが改善し、すっきりした体を取り戻せる
- 消化機能が高まり、食欲が戻る
- 頭がクリアになり、集中力がアップする
毎日たった3分の習慣で、梅雨の時期も快適に過ごせる体づくりができます✨
あなたの体は、あなた自身が一番よく知っています。
小さな変化に気づき、優しくケアしてあげることで、きっと体も応えてくれるはずです。
今年の梅雨は、湿気に負けない強い体で乗り切りましょう!
あなたの健康な毎日を、心から応援しています😊
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/