多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の体質改善!排卵を促すセルフケアと食事のポイント【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】
2025-07-11 不妊治療
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
PCOSと診断されて「本当に妊娠できるのかな」「薬以外に何かできることはないのかな」と不安に感じていませんか?😰
多嚢胞性卵巣症候群は確かに排卵に影響しますが、東洋医学的なアプローチで体質から改善していくことは十分可能なんです!
このブログを読むと、PCOSの根本原因を東洋医学の視点から理解し、排卵を促すための具体的なセルフケア方法と食事のポイントが分かります。
薬だけに頼らず、自分の力で体質を変えていく方法を一緒に学んでいきましょう✨
PCOSとは?基本的な症状と西洋医学的な原因
多嚢胞性卵巣症候群の主な症状
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、女性の排卵障害の中でも特に多い疾患です。
主な症状として以下のようなものがあります:
- 月経周期の乱れ(35日以上の長い周期)
- 排卵の不規則さや無排卵
- 男性ホルモンの増加による多毛や薄毛
- 体重増加やインスリン抵抗性
- 卵巣の多嚢胞性変化
これらの症状は個人差が大きく、全ての症状が現れるわけではありません。
西洋医学から見たPCOSの発症メカニズム
西洋医学では、PCOSの主な原因をインスリン抵抗性と考えています。
インスリンの働きが悪くなると、卵巣で男性ホルモンが過剰に作られます。
その結果、LH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)のバランスが崩れ、正常な排卵が起こりにくくなるのです。
PCOSが妊娠に与える影響
PCOSの最も大きな問題は、排卵の不規則さです。
排卵が起こらない、または不規則だと、妊娠のタイミングを掴むことが難しくなります。
しかし、適切な治療と生活習慣の改善により、多くの方が妊娠に至っています😊
東洋医学から見たPCOSの原因
「腎」の機能低下とホルモンバランス
東洋医学では、PCOSの根本原因を「腎」の機能低下と捉えています。
「腎」は生殖機能を司る重要な臓器で、ここが弱ると以下のような症状が現れます:
- 月経周期の乱れ
- 基礎体温の不安定さ
- 疲れやすさや冷え
腎の機能を高めることで、自然なホルモンバランスを取り戻せるのです。
「痰湿」の蓄積と代謝の乱れ
PCOSの方には「痰湿」という老廃物の蓄積が見られることが多いです。
これは現代でいう代謝の低下やむくみに相当します。
痰湿が蓄積すると、気血の流れが悪くなり、卵巣の機能も低下してしまいます。
「肝鬱気滞」とストレスの関係
ストレスが多い現代社会では「肝鬱気滞」の状態になりやすいです。
これは気の流れが滞った状態で、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。
心の状態と体の状態は密接に関わっているんですね。
PCOSの体質改善に効果的な食事療法
血糖値を安定させる低GI食品の選び方
PCOSの改善には血糖値の安定化が欠かせません!
以下の低GI食品を積極的に取り入れましょう:
- 玄米や雑穀米(白米の代わりに)
- 全粒粉パン(白いパンの代わりに)
- 豆類(大豆、小豆、レンズ豆など)
- 緑黄色野菜(ブロッコリー、ほうれん草など)
これらの食品は血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの働きを改善します。
抗炎症作用のある食材とその効果
PCOSには慢性的な炎症が関わっているため、抗炎症食材が効果的です。
おすすめの食材:
- 青魚(サバ、イワシ、サンマ)のオメガ3脂肪酸
- ナッツ類(アーモンド、くるみ)のビタミンE
- ベリー類(ブルーベリー、いちご)のアントシアニン
- 緑茶のカテキン
これらを毎日の食事に取り入れることで、体内の炎症を抑えられます。
東洋医学的食材選び:体質に合わせた温性・涼性のバランス
東洋医学では食材にも「性質」があると考えます。
PCOSの方は体が冷えやすい傾向があるため、温性の食材がおすすめです:
- 生姜、ねぎ、にんにく(体を温める)
- 鶏肉、羊肉(気を補う)
- 黒豆、黒ごま(腎を補う)
一方で、炎症が強い場合は涼性の食材も適度に取り入れましょう。
妊活に役立つ栄養素とおすすめ食材ランキングについて詳しくはこちら
排卵を促すセルフケア方法
インスリン感受性を高める運動習慣
PCOSの改善には適度な運動が欠かせません。
特に効果的なのは以下の組み合わせです:
- 週3-4回の有酸素運動(ウォーキング、水泳など)
- 週2回の筋力トレーニング
- 毎日のストレッチやヨガ
運動はインスリンの働きを改善し、男性ホルモンの分泌を抑える効果があります。
無理のない範囲で続けることが大切ですよ😊
自律神経を整える呼吸法とストレス管理
ストレスはPCOSの大敵です!
簡単にできる呼吸法をご紹介します:
4-7-8呼吸法
- 4秒かけて鼻から息を吸う
- 7秒間息を止める
- 8秒かけて口からゆっくり息を吐く
これを1日3回、4セットずつ行うだけで自律神経が整います。
質の良い睡眠でホルモン分泌を正常化
睡眠はホルモンバランスを整える最も重要な要素の一つです。
質の良い睡眠のためのポイント:
- 毎日同じ時間に寝起きする
- 寝る2時間前からスマホを控える
- 寝室を暗く、涼しく保つ
- 就寝前の軽いストレッチ
良質な睡眠により、成長ホルモンやメラトニンの分泌が正常化されます。
PCOS改善に効果的なツボ刺激法
関元(かんげん):生殖機能を高めるツボ
関元は「丹田」とも呼ばれ、生命力の源となるツボです。
場所:おへその真下、指4本分下
刺激方法:
- 両手の人差し指と中指で優しく押す
- 3秒押して3秒離すを10回繰り返す
- 朝晩2回行う
このツボを刺激することで、腎の機能が高まり、生殖能力が向上します。
三陰交(さんいんこう):女性ホルモンを整えるツボ
三陰交は「女性の万能ツボ」と呼ばれるほど、婦人科系の不調に効果的です。
場所:内くるぶしの一番高いところから指4本分上
刺激方法:
- 親指で5秒間しっかりと押す
- 左右それぞれ10回ずつ
- お風呂上がりに行うと効果的
血海(けっかい):血流改善で卵巣機能をサポート
血海は血の巡りを良くし、卵巣への栄養供給を改善します。
場所:膝のお皿の内側上端から指3本分上
刺激方法:
- 両手の親指で同時に押す
- 痛気持ちいい程度の強さで30秒
- 1日2-3回行う
生活習慣の見直しポイント
体重管理とBMIの適正化
PCOSの方の約半数に肥満が見られます。
体重の5-10%減少でも排卵率が大幅に改善することが分かっています!
健康的な体重管理のコツ:
- 急激なダイエットは避ける
- 月1-2kgのペースで減量
- 筋肉量を維持しながら脂肪を減らす
- BMI18.5-25の範囲を目指す
規則正しい生活リズムの重要性
体内時計を整えることで、ホルモンの分泌リズムも正常化されます。
理想的な生活リズム:
- 毎日同じ時間に起床(6-7時頃)
- 朝日を浴びて体内時計をリセット
- 3食を決まった時間に摂る
- 23時までには就寝
ストレス軽減のための環境づくり
PCOSの改善には心の安定も大切です。
ストレス軽減のための工夫:
- 好きな音楽を聴く時間を作る
- 自然の中を散歩する
- アロマテラピーでリラックス
- 信頼できる人と悩みを共有する
鍼灸治療がPCOS改善に与える効果
鍼灸による自律神経調整作用
鍼灸治療は自律神経のバランスを整える効果があります。
特に副交感神経を優位にすることで:
- ストレスホルモンの分泌が抑制される
- リラックス状態で血流が改善する
- 消化機能が向上し栄養吸収が良くなる
これらの効果により、PCOSの根本的な改善が期待できます。
血流改善で卵巣機能をサポート
鍼灸治療は微細な血管まで血流を改善します。
卵巣への血流が良くなることで:
- 卵胞の発育が促進される
- ホルモンの産生能力が向上する
- 排卵の質が改善される
特に骨盤内の血流改善により、生殖機能全体が活性化されます。
個人の体質に合わせたオーダーメイド治療
東洋医学では同じPCOSでも、一人ひとりの体質に合わせた治療を行います。
例えば:
- 冷え体質の方:温める治療を中心に
- ストレス体質の方:気の流れを改善
- 代謝低下の方:脾胃の機能を高める
このようにオーダーメイドの治療により、より効果的な改善が可能になります。
まとめ
PCOSは確かに妊娠への影響がある疾患ですが、決して諦める必要はありません!
東洋医学的なアプローチを取り入れることで、体質から根本的に改善していくことができるんです😊
今日ご紹介した方法は、どれも今すぐ始められるものばかりです。
特に重要なのは:
- 血糖値を安定させる食事
- 適度な運動習慣
- 質の良い睡眠
- ストレス管理
- ツボ刺激でのセルフケア
これらを継続することで、きっと体の変化を感じられるはずです。
一人で頑張り続けるのは大変ですが、専門家のサポートを受けながら進めていけば、より効果的で安心ですよね。
PCOSでも多くの方が妊娠されています。
あなたも希望を持って、一歩ずつ前進していきましょう✨
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