血糖値のゆらぎが妊娠力に影響する理由!安定させる3つの食習慣【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】

2025-11-23  お知らせ, 不妊治療

血糖値を安定させる食事を摂る妊活中の女性

血糖値のゆらぎとは?妊活への影響を知ろう

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

妊活中のあなた、こんなお悩みはありませんか?

「仕事のストレスで、つい甘いものに手が伸びてしまう…」
「食後に眠くなって、午後の仕事がつらい…」
「生理不順やPMSがひどくて、ホルモンバランスが乱れている気がする…」

実は、これらの症状には「血糖値のゆらぎ」が関係しているかもしれません!

血糖値の乱高下は、ホルモンバランスに影響を与える可能性があると言われています。

妊娠しやすい体づくりの妨げになることもあるんですよ。

このブログでは、血糖値と妊娠力の関係を詳しくお伝えします。

そして、血糖値を安定させる3つの食習慣について解説しますね♪

東洋医学の視点も交えながら、分かりやすくお話ししていきます。

この記事はこんな方におすすめです:

  • 甘いものがやめられず、妊活への影響が心配な方
  • 食後の眠気やだるさに悩んでいる方
  • 生理不順やPMSがある方
  • 血糖値と妊活の関係を知りたい方
  • 具体的な食事改善法を知りたい方

最後まで読んでいただくと、今日から実践できる食習慣が分かりますよ!

あなたの体が少しずつ変わっていく喜びを感じていただけたら嬉しいです。


妊活がつらい人この4つだけやって

妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。

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血糖値スパイクって何?

血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇する現象のことです。

そして、その後に急降下することを指します。

健康な人でも起こりうる現象なんですよ。

ジェットコースターのように血糖値が上下するイメージですね。

こんな症状があったら、血糖値スパイクかもしれません:

  • 食後に強い眠気を感じる
  • 体がだるくて、やる気が出ない
  • イライラしやすくなる
  • 甘いものが無性に食べたくなる
  • 集中力が続かない

「午後の会議中、いつも眠くなっちゃう…」という経験、ありませんか?

それ、もしかしたら血糖値スパイクが原因かもしれません。

血糖値の乱高下が起こる仕組み

では、なぜ血糖値が乱高下するのでしょうか?

仕組みを簡単にご説明しますね。

【ステップ1】精製された糖質を食べる

白米、白パン、お菓子などを食べると、血糖値が急上昇します。

体は「血糖値が高すぎる!」と判断するんです。

【ステップ2】インスリンが大量に分泌される

血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されます。

このとき、過剰に分泌されてしまうことがあるんです。

【ステップ3】血糖値が急降下する

インスリンの働きで、血糖値が一気に下がります。

すると体は「エネルギーが足りない!」と感じるんですよ。

【ステップ4】また甘いものが欲しくなる

低血糖状態になると、体は手っ取り早くエネルギーを求めます。

そのため、また甘いものが欲しくなってしまうんです。

このサイクルが繰り返されると、体に負担がかかります。

さらに、ストレスホルモン(コルチゾール)も関係しています。

ストレスを感じると、コルチゾールが分泌されるんです。

このホルモンも血糖値を上昇させる働きがあると言われています。

仕事や人間関係のストレスが多い現代。

血糖値が乱れやすい環境にあると言えますね。

血糖値とホルモンバランスの関係

ここが妊活中の方にとって、とても大切なポイントです!

血糖値の乱れは、女性ホルモンに影響を与える可能性があるんです。

【インスリン抵抗性とPCOS】

インスリンが過剰に分泌され続けると、体がインスリンに反応しにくくなります。

これを「インスリン抵抗性」と呼びます。

インスリン抵抗性は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と関連があると言われています。

PCOSは、排卵障害の原因のひとつとされているんですよ。

【排卵や黄体機能への影響】

血糖値の乱れは、視床下部-下垂体-卵巣軸というホルモン連鎖に影響する可能性があります。

一般的に、このホルモン連鎖が乱れると、排卵や黄体機能に影響が出ると考えられています。

ただし、個人差がありますので、必ずしも全ての方に当てはまるわけではありません。

【慢性的な炎症】

血糖値の乱高下が続くと、体内で炎症が起こりやすくなると言われています。

慢性的な炎症は、妊娠しやすい体づくりの妨げになる可能性があるんです。

だからこそ、血糖値を安定させることが大切なんですね♪

もし気になる症状がある方は、医療機関への相談もおすすめします。

東洋医学から見た血糖値と妊娠力の関係

ここからは、東洋医学の視点でお話ししていきますね。

東洋医学では、血糖値の乱れを「脾」と「腎」の機能と関連づけて考えます。

少し難しく感じるかもしれませんが、分かりやすく説明しますよ!

「脾」の働きと血糖値

東洋医学における「脾」は、消化吸収を担う臓器として考えられています。

西洋医学の脾臓とは少し違う概念なんですよ。

「脾」の主な役割は、こんな感じです:

  • 食べ物を消化吸収する
  • 気(エネルギー)と血を作り出す
  • 体に必要な栄養を全身に運ぶ

脾の働きが低下すると、血糖値が乱れやすくなると考えられています。

そして、気血の巡りも悪くなると言われているんです。

【脾を補う食材】

東洋医学では、脾を補う食材がいくつかあります:

  • 山芋、さつまいも
  • かぼちゃ、大豆
  • お米(特に玄米や雑穀米)
  • きのこ類
  • なつめ、栗

これらを適度に取り入れることで、脾の働きをサポートできると言われています。

ただし、甘味の摂りすぎは逆効果になることもあるので注意が必要です。

【関連するツボ】

脾経のツボとして知られているのが、三陰交(さんいんこう)や太白(たいはく)です。

これらのツボは、伝統的に脾の働きをサポートするとされてきました。

あとで、自宅でできるツボ押しケアもご紹介しますね♪

「腎」の機能と妊娠力

東洋医学における「腎」は、生命エネルギーの源と考えられています。

生殖機能やホルモン分泌と深く関わっているんですよ。

「腎」の主な役割は、こんな感じです:

  • 生殖機能を司る
  • 成長や発育を支える
  • 水分代謝を調整する
  • ホルモンバランスをサポートする

血糖値の乱れが続くと、腎を消耗させる可能性があると考えられています。

腎精(じんせい)という生命エネルギーが減ってしまうんです。

妊娠力をサポートするには、腎を補うことが大切だと言われています。

【腎を補う食材】

東洋医学では、黒い食材が腎を補うとされています:

  • 黒豆、黒ゴマ
  • ひじき、わかめ、昆布
  • きくらげ、黒きくらげ
  • 栗、くるみ
  • 山芋、ごぼう

これらを日々の食事に取り入れてみてくださいね。

無理なく、少しずつでいいんですよ♪

【関連するツボ】

腎経のツボとして知られているのが、太谿(たいけい)や湧泉(ゆうせん)です。

これらは伝統的に、腎の働きをサポートするツボとされてきました。

詳しくは後ほどご紹介します!

甘味の摂りすぎが体に及ぼす影響

東洋医学では、五味(酸・苦・甘・辛・鹹)のバランスが大切とされています。

甘味は、適度に摂ることで脾を補うと考えられているんです。

でも、摂りすぎると「湿邪(しつじゃ)」を生むと言われています。

【湿邪とは?】

湿邪とは、体の中に余分な水分や老廃物が溜まった状態のことです。

こんな症状があったら、湿邪が溜まっているかもしれません:

  • 体が重だるい
  • むくみやすい
  • 頭が重い、頭痛がする
  • 消化不良を起こしやすい
  • おりものが多い

湿邪が溜まると、気血の巡りが悪くなると考えられています。

妊娠しやすい体づくりには、巡りの良い体が大切なんですよ。

【体のサインを見てみよう】

東洋医学では、舌の状態を見ることも大切にしています。

鏡で舌をチェックしてみてください:

  • 舌が厚ぼったい、歯の跡がついている → 湿邪が溜まっているサイン
  • 舌の苔が厚い、黄色っぽい → 体内に余分なものが溜まっているサイン

気になる症状があったら、甘味を控えめにしてみましょう。

体の変化を感じられるかもしれませんよ♪


妊活がつらい人この4つだけやって

妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。

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血糖値を安定させる3つの食習慣

お待たせしました!

ここからは、具体的な食習慣についてお伝えしていきますね。

今日から実践できる内容ばかりですよ♪

【習慣1】食べる順番を変える「ベジファースト」

食べる順番を変えるだけで、血糖値の上昇が緩やかになるんです!

これは本当に簡単で、すぐに始められますよ。

【ベジファーストとは?】

食事の最初に、野菜や海藻類などの食物繊維を食べる方法です。

食物繊維が糖質の吸収を緩やかにしてくれると言われています。

血糖値の急上昇を防ぐことができるんですよ。

【具体的な食べる順番】

  1. 最初に野菜・海藻類
    サラダ、お浸し、味噌汁の具(わかめ、きのこ)など
  2. 次にタンパク質
    肉、魚、卵、豆腐など
  3. 最後に炭水化物
    ご飯、パン、麺類など

この順番を守るだけで、血糖値の上昇カーブが全然違うんです♪

【外食時の工夫】

外食でも、ベジファーストは実践できますよ:

  • 定食を選び、最初にサラダや小鉢を食べる
  • 丼ものより、ご飯が別になっている定食を選ぶ
  • ラーメンなら、最初にもやしやネギを食べる
  • パスタなら、最初にサラダを注文する

【東洋医学的視点】

ゆっくり噛んで食べることで、脾の働きがサポートされると言われています。

気の巡りも良くなるとされているんですよ。

一口30回噛むことを意識してみてくださいね。

食事の時間が、体を整える大切な時間になりますよ♪

【関連するツボ】

中脘(ちゅうかん)や足三里(あしさんり)は、消化をサポートするツボとして知られています。

食前に軽く押してあげると、消化機能のサポートが期待できます。

【習慣2】タンパク質をしっかり摂る

タンパク質は、血糖値を安定させるのにとても重要なんです!

そして、ホルモンの材料にもなる栄養素なんですよ。

【なぜタンパク質が大切なの?】

タンパク質は、糖質に比べて血糖値の上昇が緩やかです。

そして、満腹感が持続しやすいと言われています。

さらに、女性ホルモンの材料にもなるんです♪

妊活中の方には、特に意識していただきたい栄養素ですね。

【毎食、手のひら1枚分を目安に】

どれくらい食べればいいか、分からないですよね。

目安は、手のひら1枚分くらいです:

  • お肉なら100g程度
  • お魚なら1切れ
  • 卵なら2個
  • 豆腐なら半丁
  • 納豆なら2パック

朝・昼・夕、毎食しっかり摂ることを意識してみてください。

【具体的な食材例】

朝食:

  • 卵(ゆで卵、目玉焼き、オムレツ)
  • 納豆
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • ハム、ソーセージ

昼食・夕食:

  • 肉(鶏肉、豚肉、牛肉)
  • 魚(サーモン、サバ、ブリ)
  • 豆腐、納豆
  • 大豆製品(厚揚げ、油揚げ)

間食:

  • ナッツ類
  • チーズ
  • ゆで卵
  • ヨーグルト

【忙しい朝の工夫】

朝は時間がないですよね。

そんなときは、こんな工夫がおすすめです:

  • 前日の夜にゆで卵を作っておく
  • 冷凍の焼き魚を活用する
  • プロテインドリンクを飲む
  • チーズをトーストに乗せる

無理なく続けられる方法を見つけてくださいね♪

妊活中のタンパク質摂取について、詳しくはこちらの記事もご覧ください

【東洋医学的視点】

タンパク質は「腎」を補い、妊娠力をサポートすると考えられています。

特に黒い食材は、腎を補う食材として知られているんですよ:

  • 黒豆
  • 黒ゴマ
  • 海藻類(ひじき、わかめ、昆布)
  • 黒きくらげ

これらを意識的に取り入れてみてくださいね。

【習慣3】精製された糖質を減らし、複合炭水化物を選ぶ

炭水化物は敵じゃありません!

大切なのは、どんな炭水化物を選ぶかなんです。

【精製された糖質と複合炭水化物の違い】

精製された糖質:

  • 白米、白パン、うどん
  • お菓子、ケーキ
  • ジュース、清涼飲料水

これらは血糖値を急上昇させやすいと言われています。

複合炭水化物:

  • 玄米、雑穀米
  • 全粒粉パン、ライ麦パン
  • 蕎麦
  • オートミール

これらは食物繊維が豊富で、血糖値の上昇が緩やかなんです。

【具体的な置き換え方法】

いきなり全部を変える必要はありませんよ。

少しずつ、できることから始めてみましょう:

  • 白米に雑穀を混ぜてみる(最初は少量でOK)
  • 白米を7割、玄米を3割で炊いてみる
  • パンは全粒粉やライ麦パンを選ぶ
  • うどんより、蕎麦を選ぶ
  • パスタは全粒粉パスタにしてみる

味に慣れるまで、少し時間がかかるかもしれません。

でも、だんだん美味しく感じられるようになりますよ♪

【おやつの選び方】

甘いものが食べたくなったら:

  • 果物(りんご、バナナ、キウイ)
  • ナッツ類
  • ヨーグルト
  • さつまいも、栗
  • ドライフルーツ(少量)

これらは、お菓子に比べて血糖値の上昇が緩やかです。

そして、栄養も豊富なんですよ。

【東洋医学的視点】

精製されていない穀物は「気」を補うと考えられています。

持続的なエネルギーを与えてくれるんです。

また、甘味の摂りすぎは「脾」を傷つけると言われています。

湿邪を生み、体の巡りを悪くする可能性があるんですよ。

バランスよく、適度に摂ることが大切ですね♪

妊活に役立つ栄養素について、詳しくはこちらの記事もご覧ください

血糖値を整える!具体的な食事例とポイント

ここまでの内容を、具体的な食事例でイメージしてみましょう。

毎日の食事に取り入れやすいメニューをご紹介しますね!

朝食の理想的なメニュー

朝食は1日の血糖値を整える大切な食事なんです。

抜かずに、しっかり食べることをおすすめします♪

【和食パターン】

  • 雑穀ご飯(茶碗半分~1杯)
  • 焼き魚(サバ、鮭など)
  • 納豆
  • お浸し(ほうれん草、小松菜)
  • 味噌汁(わかめ、豆腐、きのこ)

食べる順番:お浸し・味噌汁の具→焼き魚・納豆→ご飯

【洋食パターン】

  • 全粒粉パン(1枚)
  • スクランブルエッグ
  • サラダ(レタス、トマト、きゅうり)
  • ヨーグルト
  • チーズ

食べる順番:サラダ→卵・チーズ・ヨーグルト→パン

【忙しい朝の時短メニュー】

  • オートミール(牛乳や豆乳で煮る)
  • ゆで卵
  • バナナ、ナッツ
  • ヨーグルト

5分で準備できますよ♪

【朝食抜きのリスク】

朝食を抜くと、昼食後の血糖値が上がりやすくなると言われています。

さらに、エネルギー不足で体がだるくなることも。

忙しくても、少しでいいので何か食べてくださいね。

昼食・夕食の選び方

お昼ご飯と夕ご飯も、バランスが大切です。

外食が多い方も、選び方次第で血糖値を安定させられますよ!

【昼食での血糖値スパイクを防ぐコツ】

ランチ後の眠気を防ぐために:

  • 丼ものより定食を選ぶ
  • ご飯の量は控えめに
  • 最初に小鉢やサラダを食べる
  • ゆっくり噛んで食べる

【外食時のメニュー選び】

おすすめ:

  • 焼き魚定食
  • 生姜焼き定食(ご飯少なめ)
  • サラダチキンのサラダボウル
  • 蕎麦(温かいもの、具沢山)

避けたい:

  • カレーライス、丼もの
  • ラーメン+チャーハン
  • パスタ(大盛り)
  • 菓子パンだけ

【夕食は軽めにする理由】

夜は活動量が減るため、エネルギーをあまり必要としません。

夕食を軽めにすることで、翌朝の目覚めも良くなりますよ。

夕食の理想的な時間は、就寝の3時間前までです。

【具体的なメニュー例】

  • 鶏肉のソテー
  • 温野菜サラダ
  • 豆腐とわかめの味噌汁
  • 雑穀ご飯(茶碗半分)

タンパク質と野菜をメインに、炭水化物は控えめに。

これが夕食のポイントですよ♪

ストレスと食事の関係について、詳しくはこちらの記事もご覧ください

間食の上手な取り入れ方

間食は悪いものではありません!

むしろ、血糖値を安定させるために有効なんですよ。

【血糖値を安定させる間食の選び方】

おすすめの間食:

  • ナッツ類
    アーモンド、くるみ、カシューナッツ(無塩、10~15粒)
  • チーズ
    個包装タイプが便利
  • ゆで卵
    作り置きしておくと便利
  • ヨーグルト
    無糖または微糖タイプ
  • 果物
    りんご、キウイ、バナナ(半分)
  • ダークチョコレート
    カカオ70%以上(1~2かけら)

【避けたい間食】

  • スナック菓子
  • クッキー、ケーキ
  • 甘い菓子パン
  • ジュース、清涼飲料水
  • アイスクリーム

【間食のタイミング】

食事と食事の間が5時間以上空くときがおすすめです:

  • 午前10時~11時
  • 午後3時~4時

この時間に軽く間食を摂ると、次の食事での血糖値スパイクを防げます。

ただし、量は控えめに。

あくまで「少量」を意識してくださいね♪

【東洋医学的視点】

間食におすすめの食材には、腎を補うものが多いんです:

  • くるみ、黒ゴマ → 腎を補う
  • なつめ → 気血を補う
  • 栗 → 腎と脾を補う

間食も、体を整える機会にできますよ♪

鍼灸で血糖値とホルモンバランスをサポート

ここまで食事についてお伝えしてきました。

ここからは、鍼灸でできることをご紹介しますね!

東洋医学が考える血糖値の乱れ

東洋医学では、血糖値の乱れを「脾」と「腎」の機能低下と関連づけて考えます。

そして、気血の巡りとも深く関わっていると言われているんです。

【脾と腎の機能低下】

脾の働きが低下すると:

  • 消化吸収がうまくいかない
  • 気血が十分に作られない
  • 湿邪が溜まりやすくなる

腎の働きが低下すると:

  • ホルモンバランスが乱れやすくなる
  • 生殖機能に影響が出る可能性がある
  • エネルギー不足を感じやすくなる

これらは伝統的な東洋医学の考え方です。

個人差がありますので、全ての方に当てはまるわけではありません。

【気血の巡りと血糖値】

東洋医学では、気血がスムーズに巡ることが健康の基本とされています。

血糖値の乱れは、気血の巡りを悪くする可能性があると考えられているんです。

逆に言えば、気血の巡りを整えることで、体全体のバランスがサポートされます。

【体質別のアプローチ】

東洋医学では、一人ひとりの体質に合わせたアプローチを大切にします:

  • 脾気虚タイプ
    消化機能が弱く、疲れやすい方
  • 腎陽虚タイプ
    冷えが強く、エネルギー不足を感じる方
  • 湿熱タイプ
    体に熱がこもり、湿邪が溜まっている方

※体質判断には専門知識が必要です。

気になる方は、鍼灸院でご相談くださいね。

ホルモンバランスと鍼灸について、詳しくはこちらの記事もご覧ください

鍼灸施術でできること

スタジオシュカでは、東洋医学の考え方に基づいた鍼灸施術を行っています。

血糖値とホルモンバランスのサポートに向けて、こんなアプローチをしていますよ。

【脾経・胃経のツボを刺激】

消化機能をサポートするために、脾経・胃経のツボを刺激します:

  • 足三里(あしさんり)
    膝の下、すねの外側にあるツボ。伝統的に脾胃の働きをサポートするとされています。
  • 三陰交(さんいんこう)
    内くるぶしの上にあるツボ。脾・肝・腎の経絡が交わる大切なポイントです。
  • 中脘(ちゅうかん)
    おへその上にあるツボ。消化をサポートすると言われています。

これらのツボを刺激することで、脾胃の働きをサポートすることが期待されます。

※個人差があります。

【腎経のツボを刺激】

ホルモンバランスを整えるお手伝いとして、腎経のツボを刺激します:

  • 太谿(たいけい)
    内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ。腎を補うツボとして知られています。
  • 湧泉(ゆうせん)
    足裏の中央にあるツボ。エネルギーの源と言われています。

これらを刺激することで、腎の働きをサポートすることが期待されます。

※個人差があります。

【自律神経を整える】

ストレスによる血糖値の乱れをケアするために、自律神経を整えるアプローチも行います。

鍼灸は、副交感神経を優位にすることが期待されるんですよ。

リラックスした状態になることで、ホルモンバランスのサポートにもつながります。

※効果を保証するものではありません。

※個人の体質により体験には個人差があります。

【スタジオシュカでの施術の流れ】

  1. カウンセリング
    お体の状態、生活習慣、お悩みを詳しくお伺いします
  2. 体質チェック
    舌や脈を診て、東洋医学的な体質を確認します
  3. 施術
    お一人おひとりに合わせたツボを選び、鍼やお灸を行います
  4. アフターフォロー
    ご自宅でできるセルフケアをお伝えします

不安なことがあれば、何でもご相談くださいね♪

妊活中のストレスケアについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください

自宅でできるツボ押しケア

鍼灸院に通えない日も、セルフケアで体を整えられますよ!

ここでは、血糖値を整えるサポートが期待されるツボをご紹介しますね。

【三陰交(さんいんこう)】

場所:
内くるぶしの一番高いところから、指4本分上がったところ

押し方:

  • 親指で、ゆっくり押す
  • 5秒押して、5秒離すを繰り返す
  • 左右それぞれ3~5回
  • 痛気持ちいい程度の強さで

期待される働き:
脾・肝・腎の経絡が交わる大切なツボです。
ホルモンバランスのサポートが期待されます。

【足三里(あしさんり)】

場所:
膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下がったところ

押し方:

  • 親指で、円を描くように押す
  • 左右それぞれ1分ずつ
  • 食前、または食後30分経ってから

期待される働き:
伝統的に消化機能をサポートするツボとされています。
脾胃の働きを整えるお手伝いが期待されます。

【中脘(ちゅうかん)】

場所:
おへそとみぞおちの真ん中

押し方:

  • 人差し指・中指・薬指の3本で、優しく押す
  • 時計回りに円を描くように
  • 1~2分、ゆっくりマッサージ

期待される働き:
消化をサポートするツボとして知られています。
食後の不調をケアするお手伝いが期待されます。

【太谿(たいけい)】

場所:
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ

押し方:

  • 親指で、ゆっくり押す
  • 5秒押して、5秒離すを繰り返す
  • 左右それぞれ3~5回

期待される働き:
腎を補うツボとして知られています。
ホルモンバランスのサポートが期待されます。

【ツボ押しのタイミング】

おすすめのタイミングは:

  • 朝、起きてから
  • お風呂上がり
  • 寝る前のリラックスタイム

毎日続けることで、体の変化を感じられるかもしれませんよ♪

【注意事項】

  • 妊娠中の方は、三陰交への刺激は避けてください
  • 食後すぐは避けましょう
  • 痛みが強い場合は無理をしないでください
  • 気になる症状がある方は、医療機関にご相談ください

※これらのツボ押しは、医療行為の代替ではありません。

※個人差があります。

ホルモンバランスの整え方について、詳しくはこちらの記事もご覧ください

まとめ:血糖値を整えて、妊娠しやすい体づくりを

ここまで、長い記事を読んでくださってありがとうございます!

血糖値のゆらぎと妊娠力の関係、そして具体的な対策をお伝えしてきました。

最後にポイントをまとめますね。

【血糖値のゆらぎが妊娠力に影響する理由】

  • 血糖値の乱高下は、ホルモンバランスに影響を与える可能性がある
  • インスリン抵抗性は、排卵障害と関連があると言われている
  • 慢性的な炎症は、妊娠しやすい体づくりの妨げになる可能性がある

※個人差があります。

【血糖値を安定させる3つの食習慣】

  1. 食べる順番を変える「ベジファースト」
    野菜→タンパク質→炭水化物の順で食べる
  2. タンパク質をしっかり摂る
    毎食、手のひら1枚分を意識する
  3. 精製された糖質を減らし、複合炭水化物を選ぶ
    玄米、雑穀米、全粒粉パンなどを選ぶ

【東洋医学の視点】

  • 脾と腎の働きをサポートすることが大切
  • 甘味の摂りすぎは湿邪を生む可能性がある
  • 気血の巡りを整えることで、体全体のバランスがサポートされる

【小さな一歩から始めよう】

ここまで読んで「全部やらなきゃ!」と思われたかもしれません。

でも、大丈夫です。

完璧を目指さなくていいんですよ♪

まずは、できることから一つずつ。

例えば:

  • 今日の昼食は、サラダから食べてみる
  • 間食をナッツに変えてみる
  • 白米に雑穀を少し混ぜてみる
  • 寝る前に三陰交を押してみる

こんな小さなことから始めてみてください。

1ヶ月、3ヶ月と続けていくうちに、体の変化を感じられるはずです。

【一人で頑張らなくていい】

妊活は、孤独に感じることもありますよね。

でも、あなたは一人じゃありません。

私たちスタジオシュカは、いつでもあなたの味方です。

鍼灸でのサポートも、選択肢の一つとして考えてみてくださいね。

東洋医学の視点から、あなたの体質に合わせたケアをご提案します。

そして、食事や生活習慣のアドバイスもさせていただきます。

気になることがあれば、いつでもご相談ください♪

【あなたの体は、必ず応えてくれます】

血糖値を整えることは、妊娠しやすい体づくりの一歩です。

そして、体全体の健康にもつながります。

焦らず、ゆっくりと。

あなたのペースで、体と向き合ってみてください。

今日から始める小さな変化が、大きな未来につながりますよ。

あなたの妊活を、心から応援しています!

妊活中の体重管理について、詳しくはこちらの記事もご覧ください


妊活がつらい人この4つだけやって

妊活中の多くの方が感じる不安や焦り。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。

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※個人の体質により体験には個人差があります
※施術効果を保証するものではありません
※医療行為の代替ではありません


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【不妊鍼灸のモニターレポート】