梅雨時期のホルモンバランス調整術!だるさ・イライラを改善する食材選び【松戸・流山・我孫子から10分・柏市の鍼灸院】

2025-06-19  季節の養生法

梅雨時期のホルモンバランス調整に効果的な食材と調理法を紹介する柏市の鍼灸院の養生指導

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

梅雨の時期になると、なんだか体がだるくて気持ちもイライラしがち…そんなお悩みはありませんか?

実は、これは気圧の変化と湿気が体内のホルモンバランスに影響を与えているからなんです。

この記事を最後まで読んでいただくと、梅雨時期特有の体調不良を食材選びで改善する具体的な方法がわかります!

東洋医学の「湿邪を取り除く」考え方をベースに、今日からできる食事の工夫をお伝えしますね♪

梅雨時期に女性が感じやすい体調の変化

梅雨入りすると、多くの女性が体の不調を感じやすくなります。

「なんとなくだるい」「イライラする」「眠気が取れない」といった症状、心当たりはありませんか?

気圧変化がホルモンに与える影響

低気圧の影響で、私たちの体は副交感神経が優位になりがちです。

すると以下のような変化が起こります:

  • エストロゲン(女性ホルモン)の分泌リズムが乱れる
  • プロゲステロンの働きが不安定になる
  • セロトニン(幸せホルモン)の分泌が減少する

これらの変化が、だるさやイライラの原因となっているんです。

湿気と自律神経の関係

湿度が高くなると、体の水分代謝がうまく働かなくなります。

その結果、むくみやすくなったり、体が重く感じたりするんですね。

また、湿気は自律神経のバランスも崩しやすく、睡眠の質の低下にもつながります。

東洋医学から見た梅雨の体調不良の原因

東洋医学では、梅雨の不調を「湿邪(しつじゃ)」という概念で説明します。

これは外部の湿気が体内に入り込み、正常な気血の流れを妨げることを指すんです。

湿邪(しつじゃ)とは何か

湿邪は東洋医学における「六淫(ろくいん)」の一つです。

体内に侵入すると、以下のような特徴があります:

  • 重い・だるい症状を引き起こす
  • 下半身に症状が現れやすい
  • 治りにくく、長引きやすい

まさに梅雨時期の体調不良の特徴と一致していますよね!

脾胃(消化器系)の働きが低下する理由

東洋医学では、消化器系を「脾胃」と呼びます。

湿邪は特に脾胃の働きを弱らせる性質があるんです。

脾胃が弱ると:

  • 食欲不振や胃もたれが起こる
  • 栄養の吸収が悪くなる
  • 水分代謝が滞り、むくみやすくなる

これがホルモンバランスの乱れにもつながってしまうんですね。

だるさ・イライラを改善する食材選びの基本

ここからが本題です!梅雨の不調を食材で改善する具体的な方法をお伝えしますね♪

東洋医学では、食材にもそれぞれ特性があると考えます。

湿気を取り除く「利水」食材

体内の余分な水分を排出してくれる食材たちです:

  • 小豆:利尿作用が高く、むくみ解消に効果的
  • とうもろこし:ひげ茶として飲むのもおすすめ
  • 冬瓜:体を冷やしすぎず、優しく水分代謝を促進

小豆は煮物やあんことして、とうもろこしは茹でてそのまま、冬瓜はスープにすると美味しくいただけますよ!

気の巡りを良くする「理気」食材

イライラの原因となる「気滞」を解消してくれる食材です:

  • 紫蘇:香りの成分がリラックス効果をもたらす
  • 生姜:血行促進と消化促進のW効果
  • 陳皮(みかんの皮):気の巡りを整える

紫蘇は薬味として、生姜は紅茶に入れて、陳皮はお茶として楽しんでくださいね♪

1日の食事リズムと調理法のポイント

食材選びと同じくらい大切なのが、食べるタイミングと調理法です。

東洋医学の考え方を取り入れた、理想的な1日の食事リズムをご紹介しますね!

朝食:陽気を高める温かい食事

朝は体の「陽気」を高める大切な時間です。

おすすめの朝食メニュー:

  • 温かいお粥(小豆や生姜を加えて)
  • 味噌汁(わかめやとうふで水分代謝をサポート)
  • 温かい紅茶(生姜スライスを浮かべて)

冷たい飲み物やフルーツは控えめにして、体を内側から温めることを意識してくださいね。

夕食:消化に優しい食材選び

夜は消化器系をいたわる時間です。

理想的な夕食のポイント:

  • 蒸し料理や煮物で優しく調理
  • 白身魚や鶏肉など、消化しやすいタンパク質
  • 根菜類で体を温める

食事は就寝の3時間前までに済ませると、睡眠の質も向上しますよ!

避けるべき食材と生活習慣

体調改善のためには、控えた方が良い食材もあります。

梅雨時期は特に注意したい食べ物:

  • 冷たい飲み物・アイス:脾胃を冷やし、水分代謝を悪化させる
  • 生もの・刺身:消化に負担をかけやすい
  • 甘いお菓子・ケーキ:湿邪を増やしてしまう
  • アルコール:気血の巡りを乱す

完全に断つ必要はありませんが、この時期は控えめにすることをおすすめします。

梅雨の湿気に負けない!冷え性改善のための温活セルフケアも参考にしてくださいね。

鍼灸でさらに効果を高める体質改善法

食事での改善に加えて、さらに根本的にホルモンバランスを整えたい方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、東洋医学では個人の体質に合わせたアプローチがとても大切なんです。

同じ梅雨の不調でも、お一人お一人の体質によって最適な改善方法が変わってきます:

  • 気虚タイプ:疲れやすく、だるさが主な症状
  • 血瘀タイプ:イライラしやすく、肩こりや頭痛を伴う
  • 痰湿タイプ:むくみやすく、食欲不振になりがち

スタジオシュカでは、これらの体質を詳しく拝見し、お一人お一人に最適な鍼灸治療をご提案しています。

季節の変わり目に揺らぐ自律神経を整える!五月病予防の東洋医学的アプローチでも詳しく解説していますので、ぜひご覧くださいね。

特に効果的なツボとして、三陰交(足首の内側)、足三里(膝下の外側)、太衝(足の甲)などがあります。

これらのツボは自宅でも優しく押していただけますが、専門の鍼灸師による施術では、より深い効果を実感していただけるはずです。

厚生労働省の女性の健康推進室でも、女性のホルモンバランスについて詳しい情報が提供されています。

まとめ

梅雨時期のホルモンバランス調整は、食材選びと生活リズムの見直しから始まります。

今日お伝えした内容をまとめると:

  • 利水食材(小豆・とうもろこし・冬瓜)で余分な水分を排出
  • 理気食材(紫蘇・生姜・陳皮)でイライラを和らげる
  • 朝は温かい食事で陽気を高める
  • 夜は消化に優しい調理法を選ぶ
  • 冷たいものや甘いものは控えめに

これらの工夫を続けることで、きっと梅雨の憂鬱な気分も軽やかになるはずです♪

もし食事での体質改善に加えて、さらに根本的なアプローチをお考えでしたら、東洋医学的な体質診断も一つの選択肢かもしれませんね。

スタジオシュカでは初回トライアルでお一人お一人の体質を詳しく拝見し、季節に合わせた養生法をお伝えしています。

あなたの体が本来持っている自然治癒力を高めて、毎年の梅雨を快適に過ごせるようになりますように。

今年の梅雨は、きっと違って感じられるはずですよ!

鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/