2026年9月更新:冒頭に「まず食べたいもの」の直答セクションと院長のタンパク質知見、Q&A3問、実話、料金・所在地を追記

胚移植の前に食べるべきは、特別なスーパーフードではありません。「タンパク質と葉酸を軸に、消化に負担をかけない食事」に整えることが、着床を迎える体づくりの近道なんです。
院長の宮崎圭太です。体外受精を受けているけれど、良質な胚盤胞がなかなか得られない…そんな不安を抱えていませんか?この記事では、胚移植の前に何を食べればいいのか、栄養の中身とタイミング、避けたほうがよい食品まで、現場で妊活中の方にお伝えしている内容をまとめました。
結論から言うと、胚移植前は魚・卵・鶏のささみや胸肉といった「カロリーが低くタンパク質が多い」食品を中心にするのがおすすめです。私は現場で、食事は葉酸とタンパク質をしっかり取ることを一番にお伝えしています。
タンパク質は胚の細胞分裂の材料になりますが、お肉はカロリーが高くなりがちです。だからこそ、以下のような選び方をしてみてください。
大豆製品も体には良いのですが、吸収が遅く効率の面ではやや劣ります。動物性を上手に取り入れるのがコツなんです。体がだるい、胃腸が重いと感じる時は、消化に負担がかかりにくい和食や魚、卵などに切り替えて、ご自身の体質に合った食事を選びましょう。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
胚盤胞のグレードは着床率や妊娠率に影響しますが、グレードだけで結果が決まるわけではありません。年齢や子宮内環境も同じくらい大切な要素です。
胚盤胞のグレードとは、体外受精で育った胚を発育段階と細胞の質で評価した指標のことです。内部細胞塊(ICM)と栄養外胚葉(TE)の2つの部分で評価され、「3AA」「4BB」などの形式で表されます。
最初の数字(1〜6)は発育段階を示し、数字が大きいほど発育が進んでいます。続くアルファベットは細胞の質を表し、「A」が最も良質とされています。
日本生殖医学会によると、グレードの高い胚盤胞ほど着床率や妊娠率が高い傾向にあります。ただし、グレードが高くなくても妊娠に至る方はいらっしゃいます。数字だけで一喜一憂しなくて大丈夫なんです。
良質な胚盤胞を作るためには、次の3つの要素が重要です。
この中で自分の力で取り組めるのは、3つ目の「体内の環境整備」です。不妊鍼灸で妊娠しやすい体を作る!不妊治療との併用や医療費控除も解説でも紹介しているように、体づくりのお手伝いは妊娠しやすい状態に近づく後押しになると考えられています。
東洋医学では、胚の発育は「気・血・水」のバランスと「腎」の力に支えられていると考えます。とくに栄養を運ぶ「血」の質が、卵胞や胚の状態に直接関わります。
この三要素のバランスを整えることが、良質な胚盤胞の形成につながると考えられています。
東洋医学における「腎」とは、西洋医学の腎臓とは異なり、生殖系全体を司る働きのことです。年齢とともに低下する「腎精」は、生殖能力と深く関わっています。
「腎」を支える食材には、黒い食材(黒豆、黒ごま、黒米など)やクコの実、ナッツ類が挙げられます。これらを日常的に取り入れることで、生殖機能をサポートすると考えられています。
また、過度の冷えや疲労は「腎」の力を弱めるため、体を温め、しっかり休むことも大切です。冷えやむくみ解消に!自宅で簡単にできるツボ押し&鍼灸で血行促進も参考になります。
年齢とともに増える酸化ストレスは卵子や胚の質に影響します。ビタミンC・E・コエンザイムQ10といった抗酸化栄養素を意識して取ることが、その負担を和らげる助けになると言われています。
酸化ストレスとは、体内で増えすぎた活性酸素が細胞を傷つける状態のことです。これにより卵子のミトコンドリア機能が低下したりDNAが損傷したりすると、胚の発育能力にも影響が出ます。とくに35歳以上の方は、抗酸化栄養素を意識的に取り入れることが大切です。
卵子の質を上げるサプリメント:妊娠への希望を叶えるためにも参考にしてください。
卵子の質を上げる!妊娠しやすい体づくりをサポートする食べ物も参考になります。
胚の発育に欠かせない土台は、良質なタンパク質・必須脂肪酸・ミネラルとビタミンB群です。中でもタンパク質は細胞分裂の材料そのものなので、毎食意識してほしい栄養素なんです。
先ほどもお伝えした通り、私はカロリーが低くてタンパク質が多い魚・卵・鶏のささみや胸肉をおすすめしています。大豆は吸収が遅く効率の面では劣るので、動物性と上手に組み合わせてみてください。
健康な胚の発育には、脂肪酸のバランスも関わります。とくにオメガ3脂肪酸は抗炎症の働きがあると言われています。
妊活成功のカギはビタミンB群?不足しがちな栄養素を徹底解説!もぜひ参考にしてください。
胚移植前は周期に合わせて栄養を切り替え、移植の直前は消化にやさしい献立に整えるのがポイントです。「腹八分目」を意識して、胃腸に余計な負担をかけないでください。
移植が近づくほど、消化に負担がかからない和食や魚、卵を選ぶと体が軽く過ごせます。食べ過ぎより「腹八分目」を心がけてみてください。
これらを控え、栄養バランスを整えることで、着床を迎える体の準備につながります。子宮内膜を厚くする!着床成功率を高める食事と生活習慣も参考にしてください。
Q. 胚移植の前日は何を食べればいいですか?
消化にやさしい和食が安心です。白身魚のグリルや豆腐のスープ、玄米など、胃腸に負担をかけない献立にして、腹八分目で終えるのがおすすめです。
Q. タンパク質は肉と魚どちらがいいですか?
カロリーの面では魚・卵・鶏のささみや胸肉(皮を外して)が優れています。お肉はカロリーが高くなりやすいので、青魚や卵を中心に組み立ててみてください。
Q. コーヒーは移植前にやめたほうがいいですか?
カフェインは血管を収縮させる可能性があるため、控えめにするのが無難です。どうしても飲みたい時はルイボスティーなどに置き換えてみましょう。
食事の効果を引き出すには、適度な運動・質の高い睡眠・ストレスとの付き合い方の3つを一緒に整えることが大切です。どれか一つだけでなく、生活全体で土壌を耕すイメージなんです。
過度な運動はストレスホルモンを増やし、逆効果になることもあります。運動と休息のバランスが大切です。
成長ホルモンやメラトニンは睡眠中に分泌されるため、良質な睡眠はホルモンバランスのケアに欠かせません。
とくに22時〜2時の睡眠はホルモンバランスのケアに大切な時間帯とされています。妊活に効く!ホルモンバランスを整えるための睡眠管理法も参考にしてください。
慢性的なストレスはコルチゾールの分泌を増やし、生殖ホルモンの働きを抑えることがあります。
意識的にリラックスタイムを設けることが、ホルモンバランスを整える助けになります。一人で抱え込まないでくださいね。
鍼灸は骨盤内の血の巡りをサポートし、卵巣や子宮の環境を整える後押しになると考えられています。私は鍼灸を前提に考えるのではなく、まずは卵子の質を高めることに注力し、その土台づくりの一つとして鍼灸をご提案しています。
腹部や腰部のツボへの刺激は、骨盤内の血の巡りをサポートし、卵巣への酸素や栄養の供給を後押しします。
鍼灸を体外受精と併用した場合に胚の質や着床率が高まったという報告もあります。不妊治療における採卵とは?詳細な解説と成功率、よくある質問も参考になります。
これらのツボへの刺激は、子宮への血の巡りをサポートし、子宮内膜の状態を整える助けになると考えられています。子宮を温める!関元ツボの刺激で妊娠力を高めるも参考にしてください。
スタジオシュカ鍼灸治療院(千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏B)では、不妊治療を受けている方をサポートする施術を行っています。使う鍼は0.14〜0.20mmの極細鍼。初回は90分・2回目以降は30分で、料金は12,100円(税込)です。採卵前や移植前後の時期に合わせてご相談ください。
胚移植前は、タンパク質と葉酸を軸にした消化にやさしい食事に、生活習慣と専門的なケアを重ねることが体づくりの近道です。
実際に、流産や着床のつらい経験が重なりながらも、鍼灸に加えて食事に気を配り、葉酸や乳酸菌のサプリ、ウォーキングなどを続けてこられた柏市の30代の方もいらっしゃいます。「病院だけでなく自分でできることを」という思いで、少しずつ体づくりを重ねていくことが力になるんです。
一人ひとりの体質や状況は違いますので、専門家のサポートを受けながら、あなたのペースで進めていきましょう。
不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。