梅雨末期のホルモンバランス乱れを防ぐ!生理不順・PMS改善のための温活習慣【松戸・流山・我孫子から10分・柏市の鍼灸院】

2025-06-28  お知らせ, 季節の養生法

梅雨末期のホルモンバランス改善のための温活習慣を実践する女性

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

梅雨末期のこの時期、「なんだか生理周期が乱れがち…」「PMSがいつもより重い気がする…」そんなお悩みを抱えていませんか?

実は、湿気の多いこの季節は、女性ホルモンのバランスが特に崩れやすい時期なんです!

でも安心してください♪東洋医学の視点から見ると、この時期の不調には明確な原因があり、適切な温活習慣で改善することができるんです。

このブログを読むことで、梅雨末期特有のホルモンバランスの乱れを整え、快適に過ごすための具体的な方法がわかります。7月に向けて、心も体も軽やかに過ごしていきましょう♪

梅雨末期にホルモンバランスが乱れる理由

梅雨末期になると、なぜか体調が優れないと感じる女性は本当に多いんです。

実は、これには科学的な根拠があるんですよ!

湿邪が女性の体に与える影響

東洋医学では、梅雨時期の湿気を「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

この湿邪が体内に入り込むと、以下のような影響が現れます:

  • 体内の水分代謝が滞る
  • 血液循環が悪くなる
  • 消化機能が低下する
  • 老廃物の排出が困難になる

特に女性の生殖器官は、血流の影響を受けやすいため、ホルモンバランスに直接影響するんです。

気圧変化と自律神経の関係

梅雨末期は気圧の変動が激しい時期です。

この気圧変化が自律神経に負担をかけ、視床下部-下垂体-卵巣軸の働きを乱してしまいます。

結果として、エストロゲンやプロゲステロンの分泌リズムが崩れ、生理不順やPMSの悪化につながるんですね。

冷房による冷えの蓄積

暑くなり始めるこの時期、冷房の使用が増えます。

しかし、急激な温度変化は体温調節機能を混乱させ、特に下半身の冷えを引き起こします。

子宮や卵巣周辺の血流が悪くなると、ホルモン分泌にも悪影響を与えてしまうんです。

東洋医学から見たホルモンバランス乱れの原因

東洋医学では、女性のホルモンバランスを「腎」「肝」「脾」の三つの臓腑が協力して維持していると考えます。

梅雨末期は、この三つの臓腑すべてに負担がかかりやすい時期なんです。

脾胃の機能低下と気血不足

湿邪は特に「脾胃(ひい)」の働きを弱めます。

脾胃は消化吸収を担当し、気血を生成する重要な臓腑です。

機能が低下すると:

  • 栄養の吸収が悪くなる
  • 血液の質が低下する
  • ホルモンの原料となる栄養素が不足する

結果として、卵巣機能の低下につながるんです。

肝気鬱結による情緒不安定

「肝(かん)」は気の流れを調節する役割があります。

ストレスや気圧変化で肝の機能が乱れると「肝気鬱結」という状態になり、イライラや情緒不安定を引き起こします。

これがPMSの症状悪化に直結するんですね。

腎陽虚による生殖機能の低下

「腎(じん)」は生殖機能を司る重要な臓腑です。

冷房による冷えや湿邪の影響で「腎陽虚」という状態になると、生殖ホルモンの分泌が低下し、生理不順の原因となります。

梅雨末期の温活習慣で体質改善!

ここからが本題です♪

東洋医学の知恵を活かした温活習慣で、ホルモンバランスを整えていきましょう!

朝の白湯習慣で脾胃を元気に

朝一番の白湯は、脾胃の機能を目覚めさせる最高の習慣です。

実践方法:

  • 起床後すぐに200mlの白湯を飲む
  • 温度は50-60度程度(熱すぎず、ぬるすぎず)
  • ゆっくりと時間をかけて飲む
  • 飲んだ後は10分程度安静に過ごす

白湯は胃腸を温め、消化機能を活性化します。

また、体内の老廃物排出も促進され、血液の質が向上するんです♪

継続することで、栄養の吸収が良くなり、ホルモンの原料となる栄養素をしっかり取り込めるようになります。

足湯で下半身の血流改善

足湯は「第二の心臓」と呼ばれる足を温めることで、全身の血流を改善する優れた方法です。

効果的な足湯の方法:

  • 就寝1時間前に実施
  • 40-42度のお湯を用意
  • 足首まで浸かる深さで15分間
  • 途中でお湯が冷めたら足し湯をする
  • 終了後は靴下を履いて保温

足湯により下半身の血流が改善されると、子宮や卵巣への血液供給も増加します。

これにより、ホルモン分泌が安定し、生理周期の正常化につながるんです!

また、リラックス効果により自律神経も整い、PMS症状の緩和も期待できます。

温める食材で内側から体質改善

食事からの温活も欠かせません。

特に梅雨末期におすすめの温性食材をご紹介します:

積極的に摂りたい食材:

  • 生姜:体を芯から温め、消化機能を促進
  • シナモン:血流改善と子宮を温める効果
  • 黒糖:気血を補い、冷えを改善
  • なつめ:血を補い、精神を安定させる
  • クルミ:腎の機能を高め、ホルモンバランスを整える

調理のポイント:

  • 生野菜よりも温野菜を選ぶ
  • 冷たい飲み物は控えめに
  • スープや煮物で体を内側から温める

これらの食材を日常的に取り入れることで、体質が徐々に改善され、ホルモンバランスの安定につながります。

セルフケアで実践!ホルモンバランスを整えるツボ

自宅で簡単にできるツボ押しで、さらに効果を高めていきましょう♪

関元(かんげん)- 女性ホルモンの要

位置:おへその下、指3本分下がったところ

効果:

  • 子宮機能の改善
  • ホルモン分泌の調整
  • 生理不順の改善
  • 冷え性の改善

刺激方法:

  • 両手の人差し指と中指で優しく圧迫
  • 3秒押して、3秒休むを5回繰り返す
  • 朝晩2回実施
  • 温灸やカイロでの温めも効果的

関元は「丹田」とも呼ばれ、女性の生命力の源とされる重要なツボです。

三陰交(さんいんこう)- 婦人科系の万能ツボ

位置:内くるぶしの頂点から指4本分上、骨の際の凹み

効果:

  • 生理痛の緩和
  • PMS症状の改善
  • むくみの解消
  • 精神安定

刺激方法:

  • 親指でゆっくりと圧迫
  • やや痛気持ちいい程度の強さ
  • 左右各1分間ずつ
  • 入浴後の血行が良い時がおすすめ

三陰交は脾・肝・腎の三つの経絡が交わる特別なツボで、婦人科系の悩み全般に効果的です。

血海(けっかい)- 血の巡りを改善

位置:膝のお皿の上端から指3本分上、太ももの内側

効果:

  • 血流改善
  • 生理不順の改善
  • 肌荒れの改善
  • イライラの解消

刺激方法:

  • 座った状態で両手の親指で圧迫
  • 5秒押して、2秒休むを10回
  • 朝の白湯タイムに実施

血海は「血の海」という名前の通り、血液循環を改善する重要なツボです。

ホルモンバランスの改善には、良質な血液循環が欠かせませんから、ぜひ毎日刺激してください♪

生活習慣の見直しポイント

温活習慣とツボ押しに加えて、日常生活の見直しも大切です。

理想的な入浴方法と時間

入浴のポイント:

  • 39-40度のお湯に15分間浸かる
  • 就寝2時間前に入浴を完了
  • 入浴剤には生姜やよもぎを使用
  • 入浴後は水分補給を忘れずに

適切な入浴により、深部体温が上昇し、その後の体温下降が良質な睡眠を促します。

睡眠中にホルモンが分泌されるため、質の良い睡眠はホルモンバランス改善に不可欠です。

睡眠環境の整え方

快眠のための環境づくり:

  • 寝室の温度は25-27度に設定
  • 湿度は50-60%を維持
  • 就寝1時間前からスマホを控える
  • アロマオイル(ラベンダーなど)でリラックス

良質な睡眠により、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が正常化されます。

冷房対策と服装の工夫

冷房による冷え対策:

  • 職場では膝掛けや羽織ものを常備
  • お腹周りは腹巻きで保温
  • 冷たい飲み物は控えめに
  • デスクワーク時は足元にブランケット

特に下半身の冷えは、直接的に生殖器官の血流に影響するため、しっかりと対策しましょう。

詳しい冷え性改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

スタジオシュカの専門的アプローチ

セルフケアも大切ですが、より根本的な改善をお求めの方には、専門的なアプローチもおすすめです。

個人の体質に合わせた鍼灸施術

スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や症状に合わせた鍼灸施術を行っています。

施術の特徴:

  • 詳細なカウンセリングで体質を分析
  • 脈診・舌診による東洋医学的診断
  • 個別の症状に最適なツボを選定
  • 鍼と灸を組み合わせた総合的なアプローチ

特に、ホルモンバランスの乱れには、全身の気血の流れを整えることが重要です。

自律神経を整える鍼灸については、こちらの記事で詳しく説明しています。

季節養生のカウンセリング

東洋医学では、季節に合わせた養生法が健康維持の基本とされています。

スタジオシュカでは、季節ごとの体調変化に合わせた生活指導も行っており、年間を通じた健康サポートが可能です。

「毎年この時期になると調子が悪くなる…」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ初回トライアルでご相談ください。

ホルモンバランスを整える鍼灸治療については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

また、女性特有の悩みについては、厚生労働省の女性の健康づくりもご参考ください。

まとめ:7月に向けて体を整えよう

梅雨末期のホルモンバランスの乱れは、決して我慢する必要はありません!

今回ご紹介した温活習慣を実践することで、きっと体調の変化を感じられるはずです♪

今日から始められること:

  • 朝の白湯習慣
  • 就寝前の足湯
  • 温性食材の積極的摂取
  • 関元・三陰交・血海のツボ押し
  • 適切な入浴と睡眠環境の整備

これらの習慣を続けることで、7月の暑い夏も元気に乗り切れる体づくりができます。

東洋医学の知恵を活かして、あなたらしい健やかな毎日を過ごしてくださいね。

もし、より専門的なサポートが必要でしたら、いつでもスタジオシュカにご相談ください。あなたの健康な毎日を全力でサポートいたします!

鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/