なんとなく不調が続く梅雨バテを撃退!原因不明の疲れ・食欲不振を解消する体質改善法【千葉県柏市の女性の悩み専門の鍼灸院】

2025-06-30  お知らせ, 季節の養生法

梅雨バテで疲れた女性が体質改善法を実践している様子

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

梅雨時期になると「なんとなく体がだるい」「食欲が湧かない」「疲れが取れない」といった不調を感じる方が本当に多いんです。病院で検査しても「特に異常なし」と言われるけれど、明らかに体調が悪い…そんな経験はありませんか?

このブログを読むと、梅雨バテの根本原因が分かり、東洋医学の知恵を活かした体質改善法で、季節に負けない元気な体を取り戻すことができます。特に脾胃(消化器系)を整えることで、食欲不振や原因不明の疲れを解消する具体的な方法をお伝えします。

あなたの「なんとなく不調」にも必ず理由があります。一緒に根本から改善していきましょう!

梅雨時期の「なんとなく不調」の正体とは?

病院では分からない不定愁訴の特徴

梅雨時期に多くの方が感じる不調は「不定愁訴」と呼ばれています。これは明確な病名がつかない体の不調のことなんです。

具体的にはこんな症状があります:

  • 朝起きても疲れが取れない
  • 食欲がまったく湧かない
  • 頭がぼんやりして集中できない
  • 体が重だるくて動きたくない
  • 胃もたれや消化不良が続く

これらの症状は血液検査や画像検査では異常が見つからないため、西洋医学では「様子を見ましょう」と言われることが多いんです。でも、確実に体調は悪いですよね?

湿気が体に与える影響のメカニズム

梅雨時期の湿度は70-90%にもなります。この高湿度が自律神経のバランスを崩す大きな原因なんです。

人間の体は本来、汗をかいて体温調節をします。しかし、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもってしまいます。

すると交感神経が過度に働き、疲労感や食欲不振を引き起こすんです。また、気圧の変化も重なって、セロトニンの分泌が減少し、気分の落ち込みや倦怠感につながります。

東洋医学から見た梅雨バテの原因

「湿邪」が脾胃に与えるダメージ

東洋医学では、梅雨時期の不調を「湿邪(しつじゃ)」による脾胃の機能低下と考えます。

脾胃とは消化吸収を司る臓腑のことです。現代医学の脾臓・胃とは少し概念が違って、消化器系全体の働きを指しているんです。

湿邪は重く粘性があり、脾胃の働きを鈍らせる性質があります。そのため以下のような症状が現れます:

  • 食欲不振・胃もたれ
  • むくみや体の重だるさ
  • 軟便や下痢
  • 全身の倦怠感

気・血・水の巡りが悪くなる仕組み

東洋医学では、体内を「気・血・水」が巡ることで健康が保たれると考えます。

湿邪によって脾胃が弱ると、まず「気」の生成が不足します。気は全身を動かすエネルギーなので、これが不足すると疲労感や無気力感が生まれるんです。

次に「血」の巡りが悪くなり、栄養が全身に行き渡らなくなります。最後に「水」の代謝が滞り、むくみや体の重さとして現れます。

この悪循環が梅雨バテの根本原因なんです!

脾胃を整える体質改善法【実践編】

温性食材で内臓を温める食事法

湿邪に対抗するには、体を温める食材を積極的に摂ることが大切です。

おすすめの温性食材:

  • しょうが:体を温め、消化を促進
  • ねぎ:気の巡りを良くし、発汗を促す
  • 山芋:脾胃を補い、消化力を高める
  • かぼちゃ:甘味で脾を養い、むくみを改善
  • 小豆:利水作用でむくみを解消

逆に避けたいのは冷たい飲み物や生もの、甘いお菓子です。これらは脾胃の働きをさらに弱めてしまいます。

温かいスープや煮込み料理を中心にした食事で、内臓から温めていきましょう!スープにしょうがを加えるだけでも効果的ですよ♪

消化力を高める特効ツボ3選

自宅で簡単にできるツボ押しで、脾胃の働きを活性化させましょう!

1. 足三里(あしさんり)
膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下にあります。胃腸の働きを整える万能ツボです。親指でやや強めに30秒間押します。

2. 中脘(ちゅうかん)
みぞおちとおへその中間点にあります。消化不良や胃もたれに効果的です。両手で円を描くようにマッサージしてください。

3. 陰陵泉(いんりょうせん)
膝の内側、すねの骨の際にあります。水分代謝を促進し、むくみを解消します。両足同時に1分間押しましょう。

これらのツボは食後1時間以降に刺激するのがベストタイミングです!

梅雨明けまでの過ごし方と予防策

梅雨明けまでの期間を快適に過ごすには、日々の養生が何より大切です。

朝の習慣:
温かい白湯を1杯飲んで、胃腸を目覚めさせましょう。レモンやしょうがを加えると更に効果的です。

日中の過ごし方:
エアコンで除湿を心がけ、室内湿度を50-60%に保ちます。軽いストレッチや散歩で気血の巡りを促進しましょう。

夜の習慣:
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって、体の芯から温まります。入浴後は冷たい飲み物を避け、常温の水分補給を心がけてください。

こうした日々の積み重ねが、梅雨バテ知らずの体を作ってくれるんです♪

季節の変わり目を乗り切るコツは、無理をしないこと。体の声に耳を傾けて、休息も大切にしてくださいね。

スタジオシュカの鍼灸アプローチ

セルフケアでも改善しない場合は、専門的な鍼灸治療が効果的です。

スタジオシュカでは、一人ひとりの体質を詳しく診断し、脾胃の働きを根本から改善する施術を行っています。特に脾経・胃経への鍼灸刺激は、消化機能の向上と全身の気血水の巡り改善に優れた効果を発揮します。

毎年梅雨時期の不調にお悩みの方は、東洋医学的な体質改善アプローチをぜひ体験してみてください。初回トライアルでは、あなたの体質に合わせた養生法もお伝えしています。

原因不明の不調も、東洋医学の視点から見ると必ず改善の糸口が見つかります!

まとめ

梅雨時期の「なんとなく不調」は、湿邪による脾胃の機能低下が根本原因です。

温性食材を中心とした食事、適切なツボ刺激、規則正しい生活習慣で、体質を根本から改善することができます。一人で頑張らず、専門家のサポートも活用しながら、季節に負けない強い体を作っていきましょう!

あなたの体は必ず変わります。小さな一歩から始めて、元気で快適な毎日を取り戻してくださいね♪

鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/