ストレスが排卵に与える影響と対策!心を軽やかにする東洋医学的ケア【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】

2025-06-17  不妊治療

ストレス解消で排卵を改善する東洋医学的ケア方法を実践する女性

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

妊活中のストレスって、本当につらいですよね。「リラックスしなさい」と言われても、どうやって?と思ってしまいます💦

お仕事のプレッシャーで生理周期が乱れたり、妊活がうまくいかない焦りでさらにストレスが増したり…。周囲からの期待も重く感じてしまうこともあるでしょう。

実は、東洋医学では2000年以上前から「心と体は一つ」として、ストレスが生殖機能に与える影響を重視してきました。

このブログを読むと、ストレスと排卵の関係が分かり、東洋医学的な心のケア方法を身につけることができます。あなたの心が軽やかになれば、体も自然と妊娠しやすい状態に整っていくんです✨

ストレスが排卵に与える具体的な影響

まずは、ストレスが排卵にどのような影響を与えるのか、科学的な視点から見ていきましょう。

西洋医学から見たストレスと排卵の関係

ストレスを感じると、体内でコルチゾールというホルモンが分泌されます。このコルチゾールが曲者なんです!

コルチゾールは以下のような影響を与えます:

  • 視床下部-下垂体-卵巣軸の働きを抑制する
  • LH(黄体化ホルモン)の分泌を減少させる
  • 排卵のタイミングを遅らせる、または無排卵を引き起こす

つまり、ストレスは直接的に排卵機能を低下させてしまうんです。

ストレスホルモンが生殖機能に与えるメカニズム

慢性的なストレス状態では、自律神経のバランスも乱れてしまいます。

交感神経が優位になると:

  • 血管が収縮し、卵巣への血流が悪くなる
  • 卵胞の発育が阻害される
  • 基礎体温が不安定になる

このように、ストレスは様々な経路で妊娠に必要な体の機能を妨げてしまうのです。

東洋医学から見たストレスと排卵の原因

東洋医学では、ストレスと排卵の関係をもっと深く、体全体のバランスから捉えています。

「気滞血瘀」〜気の滞りが血の流れを悪くする

東洋医学では、ストレスは「気滞(きたい)」という状態を引き起こすと考えます。

気滞とは、体を巡る「気」というエネルギーの流れが滞ること。気が滞ると、血液の流れも悪くなり「血瘀(けつお)」という状態になります。

この気滞血瘀が起こると:

  • 子宮や卵巣への血流が悪くなる
  • 卵胞の成熟が妨げられる
  • 排卵が不規則になる

五臓六腑の「肝」の働きとストレスの関係

東洋医学の「肝」は、感情のコントロールや気の流れを司っています。

ストレスが続くと「肝気鬱結(かんきうっけつ)」という状態になり:

  • イライラしやすくなる
  • 生理前症候群(PMS)が悪化する
  • 排卵日がずれやすくなる

肝の機能を整えることが、ストレス改善の鍵なんです!

心を軽やかにする東洋医学的ケア方法

ここからは、具体的なケア方法をお伝えしていきますね。どれも自宅で簡単にできるものばかりです✨

気の巡りを改善する呼吸法とツボ刺激

深呼吸+神門(しんもん)のツボ押し

神門は手首の小指側にあるくぼみのツボです。心の安定に効果的なんです。

やり方:

  1. ゆっくり4秒で息を吸い込む
  2. 4秒間息を止める
  3. 8秒かけてゆっくり息を吐く
  4. 息を吐きながら神門を優しく押す

これを5回繰り返すだけで、心がすーっと軽くなりますよ。

百会(ひゃくえ)のツボで心のリセット

頭の頂上にある百会は、全身の気を調整する大切なツボです。

両手の中指で優しく円を描くように刺激してみてください。頭がすっきりして、気持ちも前向きになります!

季節に合わせた養生法でストレス予防

東洋医学では、季節に合わせた生活を大切にします。

春の養生:新緑を見ながらの散歩で肝の気を発散

夏の養生:朝の涼しい時間に軽い運動

秋の養生:深い呼吸で肺の機能を高める

冬の養生:早寝早起きで腎の気を蓄える

季節の変化に合わせて生活リズムを調整することで、自然とストレスに強い体になっていきます。

日常生活で実践できるストレスケア習慣

毎日続けられる簡単な習慣をご紹介しますね。

朝の5分でできる心のリセット法

起床後の養生ルーティン

  1. 窓を開けて新鮮な空気を吸い込む(1分)
  2. 手のひらをこすり合わせて温める(30秒)
  3. 温まった手で顔全体を包む(1分)
  4. ゆっくりとした腹式呼吸(2分30秒)

これだけで、一日の始まりが全然違ってきます!気持ちが整って、前向きな気持ちで過ごせるんです。

夜のリラックスルーティン

就寝前の心を鎮める習慣

  • 湯船にゆっくり浸かる(38-40度で15分)
  • 足裏の湧泉(ゆうせん)のツボをマッサージ
  • 感謝の気持ちを3つ思い浮かべる

湧泉は足裏の中央やや上にあるツボで、腎の気を補い、心を落ち着かせる効果があります。

さらに効果を高めるためのプロフェッショナルケアとして、妊活中のストレス解消法!心と体を整える5つの習慣心と体を整える呼吸法!妊活ストレスを軽減する方法もご参考ください。

スタジオシュカの鍼灸でさらに効果的なストレスケア

セルフケアも大切ですが、専門的な鍼灸治療では、より深いレベルでのストレスケアが可能です。

スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や心の状態に合わせて:

  • 気の流れを整える経絡調整
  • 自律神経バランスの改善
  • ホルモン分泌を促すツボへの施術
  • 心身のリラックスを深めるカウンセリング

東洋医学の鍼灸には、セロトニンの分泌を促し、副交感神経を優位にする効果があると言われています。

妊活中のストレスケアは、一人で抱え込まず専門的なサポートを受けることも大切です。もし鍼灸や東洋医学的な心のケアにご興味がおありでしたら、初回トライアルでじっくりとお話を伺わせていただいています。

あなたの心と体が本来の力を取り戻せるよう、丁寧にサポートさせていただきます。

まとめ

ストレスと排卵の関係は、西洋医学でも東洋医学でも密接な関係があることが分かっています。

大切なのは:

  • ストレスが排卵に与える影響を理解すること
  • 気の巡りを整える東洋医学的ケアを実践すること
  • 日常生活の中で心を軽やかにする習慣を作ること

あなたの心が軽やかになれば、体も自然と妊娠しやすい状態に整っていきます。

一歩ずつ、無理をせずに。あなたのペースで大丈夫です✨

妊活は心と体の両方のケアが大切です。ストレスと上手に付き合いながら、希望を持って歩んでいきましょうね。

参考:日本産科婦人科学会

不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility

体験者の声もご紹介しております。

【不妊鍼灸のモニターレポート】