8月下旬の気温差で体調を崩しがちな方へ!季節の変わり目を乗り切る自律神経ケア【柏市の季節養生の鍼灸院】
2025-09-04 季節の養生法
こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
8月下旬になって「朝晩は涼しいのに、お昼はまだまだ暑い…」そんな気温差に体がついていかず、なんとなく調子が悪いと感じていませんか?
実は、この時期の気温差による体調不良は、とても自然な体の反応なんです。あなたの体は一生懸命に環境の変化に対応しようと頑張っているんですね。
でも、そのまま放っておくと、秋バテや体調不良が長引いてしまうことも…。
この記事では、東洋医学の観点から「季節の変わり目の不調をケアする方法」「自律神経をサポートするセルフケア」「体質改善へのアプローチ」について詳しくお伝えします。
特に30代40代50代の女性で、季節の変わり目になると必ず体調を崩してしまう方に向けて、実践しやすい養生法をご紹介いたします!
この記事を最後まで読んでいただくと、気温差に負けない体づくりのコツが分かり、季節の変わり目を元気に過ごせるようになりますよ。
季節の不調でお悩みの方へ
季節の変わり目や特有の不調でお困りではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、季節に負けない体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
なぜ8月下旬は体調を崩しやすいの?
8月下旬は一年の中でも特に体調を崩しやすい時期の一つです。その理由を詳しく見ていきましょう。
気温差が体に与える影響とは
8月下旬の気温差は、時には10度以上になることもあります。朝は20度台なのに、昼間は35度を超える…そんな日も珍しくありませんね。
一般的に、人の体は急激な温度変化に対応するため、血管を収縮させたり拡張させたりして体温調節を行うと言われています。
でも、この調節機能が頻繁に働くと、体にとってはかなりの負担になってしまうんです。
特に女性の場合、もともと筋肉量が少なく体温調節が苦手な方が多いため、気温差の影響を受けやすいとされています。
自律神経の働きと季節の変わり目の関係
体温調節を司っているのが自律神経です。
自律神経は、私たちが意識しなくても体の機能を調整してくれる、とても大切な神経システムなんです。
季節の変わり目は、この自律神経がフル稼働状態になります。暑さに対応したり、急に涼しくなったりする変化に、一生懸命ついていこうとするんですね。
でも、あまりに忙しく働きすぎると、だんだん疲れてきて、調整がうまくいかなくなってしまいます。
その結果、頭痛やめまい、肩こり、イライラ、不眠などの症状が現れやすくなると考えられています。
東洋医学から見た季節の変わり目の体調不良
東洋医学では、季節の変わり目の不調について、独特の視点で捉えています。
心から肺への臓器の移行期について
東洋医学の五行説では、夏は「心(しん)」、秋は「肺(はい)」の季節とされています。
心は循環器系や精神活動を、肺は呼吸器系や皮膚の働きを司ると考えられているんです。
8月下旬は、この心から肺への移行期。体の中で主役が交代する、とても大切な時期なんですね。
この移行がスムーズに行われないと、体調不良として現れやすくなると言われています。
気・血・水の巡りが乱れる理由
東洋医学では、体の中を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素が巡っていると考えます。
季節の変わり目は、この巡りが乱れやすい時期とされているんです。
特に気温差が激しいと、気の巡りが滞りがちになり、それに引っ張られて血や水の流れも悪くなってしまうと考えられています。
その結果、冷えやむくみ、疲労感などの症状が現れやすくなるのです。
一人ひとりに合わせた季節養生を
体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な seasonal care をご提案いたします。
季節養生について詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
気温差に負けない!自律神経をサポートするセルフケア
ここからは、ご自宅で簡単にできるセルフケア方法をご紹介します!
朝の深呼吸法で肺の気を整える方法
朝起きたら、まずは深呼吸で一日をスタートしましょう。
やり方
- 鼻から4秒かけてゆっくり息を吸います
- 2秒間息を止めます
- 口から8秒かけてゆっくり息を吐きます
- これを5回繰り返します
東洋医学では、深い呼吸が肺の気を整えるサポートをすると考えられています。
朝の新鮮な空気を体に取り込むことで、一日のスタートを穏やかに切ることができますよ。
三首(首・手首・足首)を温める重ね着のコツ
東洋医学では、首・手首・足首の「三首」を温めることが大切だと言われています。
この三か所には太い血管が通っているため、ここを温めることで全身の温まりをサポートできるとされているんです。
実践のコツ
- 朝晩はスカーフやストールで首元をカバー
- 手首にはアームウォーマーや薄手の手袋
- 足首にはレッグウォーマーや靴下の重ね履き
- 日中暑くなったらすぐに脱げるよう調整しやすいものを選ぶ
体感温度に合わせて、こまめに調整することが大切ですね!
季節の変わり目におすすめのツボ押し
自律神経をサポートするツボを3つご紹介します。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺん、耳と鼻の線が交わる場所にあります。自律神経のバランスをサポートするとされるツボです。
風池(ふうち)
首の後ろ、髪の生え際のくぼんだ場所。頭痛や肩こりの時に押すと心地良く感じる場所です。
合谷(ごうこく)
手の甲側、親指と人差し指の間の水かき部分。万能のツボとも呼ばれています。
押し方のコツ
- 指の腹を使って、優しく3秒押して3秒離すを5回繰り返す
- 痛気持ち良いくらいの強さで
- 呼吸を止めずに、リラックスして行う
個人差がありますので、心地良く感じる程度で行ってくださいね。
季節の変わり目を乗り切る食事と生活習慣
体の内側からのケアも大切です。食事と生活習慣のポイントをお伝えします。
温性と涼性食材のバランスの取り方
東洋医学では、食材にも「温性」「涼性」「平性」があると考えられています。
季節の変わり目は、このバランスを取ることが大切なんです。
朝晩涼しい時におすすめ(温性食材)
- 生姜、ネギ、ニンニク
- 鶏肉、羊肉
- かぼちゃ、さつまいも
昼間暑い時におすすめ(涼性食材)
- トマト、きゅうり、なす
- 豆腐、緑茶
- バナナ、梨
一日の気温変化に合わせて、食材を選び分けるのがポイントです。
もちろん、これは伝統的な考え方ですので、個人差があることをご理解くださいね。
自律神経をサポートする入浴法
入浴は自律神経を整える大切な時間です。
おすすめの入浴法
- お湯の温度:38-40度のぬるめ
- 入浴時間:15-20分程度
- 入浴タイミング:就寝の1-2時間前
熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうため、季節の変わり目はぬるめがおすすめです。
ゆっくりと体を温めることで、副交感神経の働きをサポートし、リラックス効果が期待できると言われています。
お気に入りの入浴剤やアロマを使って、心地よい時間を過ごしてくださいね。
より詳しい入浴法については、こちらの記事でもご紹介しています。
鍼灸で季節の変わり目の不調をケア
セルフケアに加えて、専門的なサポートを受けることも大切です。
季節養生における鍼灸の伝統的な考え方
鍼灸では、季節の変わり目に起こる不調を「気の巡りの乱れ」として捉える考え方があります。
適切なツボに鍼やお灸でアプローチすることで、気の巡りをサポートし、体のバランスを整えるお手伝いをするとされています。
特に自律神経の働きをサポートするツボや、季節の移行をスムーズにするためのツボを組み合わせた施術を行います。
ただし、効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。
自律神経の乱れでお悩みの方には、こちらの記事も参考になるかもしれません。
また、夏の疲れが抜けない方は、7月の自律神経リセット法もご覧ください。
まとめ:季節の変わり目を元気に過ごすために
8月下旬の気温差による体調不良は、とても自然な体の反応です。
でも、適切なケアをすることで、その不調を和らげ、元気に過ごすことができるんです。
今日からできること
- 朝の深呼吸で一日をスタート
- 三首を温める重ね着で体温調節
- 気温に合わせた食材選び
- ぬるめのお風呂でリラックス
- 優しいツボ押しで気の巡りをサポート
小さなことから始めて、徐々に習慣にしていけば大丈夫です。
体は必ず応えてくれます。季節の変わり目も、きっと楽に過ごせるようになりますよ!
もし一人でのケアが難しい時は、私たち専門家がサポートいたします。あなたの体質に合わせた季節養生を、一緒に見つけていきましょう。
季節の変わり目を元気に乗り切って、素敵な秋を迎えてくださいね!
詳しい健康づくりの情報については、厚生労働省の身体活動・運動の推進ページもご参考になさってください。
専門家と一緒に季節養生を始めませんか?
季節の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた季節養生プランを一緒に考えていきましょう。
免責事項
個人の体質により体験には個人差があります。施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。