早産とは?赤ちゃんが予定よりも早く生まれてしまう原因と対策
2024-05-27 不妊治療
妊娠期間中に赤ちゃんが予定よりも早く生まれてしまう「早産」。
今回の記事では、
- 原因
- 症状
- リスク
- 出産後のケア
など、早産について知りたいことを分かりやすく解説します。
早産とは?
早産とは、妊娠37週未満に出産してしまうことです。
妊娠期間は一般的に40週と言われています。
37週未満で出産すると、赤ちゃんが十分に発育していないため、様々なリスクが伴います。
早産の原因
早産の原因は完全に解明されていませんが、いくつか考えられる要因があります。
母体の状態
- 切迫早産
- 妊娠高血圧症候群
- 子宮筋腫
- 羊水過多・過少
- マイコプラズマ感染症
など
胎児の状態
- 双胎妊娠
- 胎児発育遅滞
- 羊膜早破裂
- 先進性胎盤剥離
など
その他
- 喫煙
- 飲酒
- ストレス
- 早産の既往
など
早産の症状
早産の症状は様々ですが、主なものとしては以下が挙げられます。
- 規則的な下腹痛
- おしるしの量が増える
- 腰痛
- 背中の痛み
- 性器からの出血
- 下痢
これらの症状が現れたら、すぐに病院を受診することが大切です。
早産のリスク
赤ちゃんへのリスク
早産には、赤ちゃんにとって以下のようなリスクがあります。
- 呼吸困難
- 感染症
- 脳出血
- 黄疸
- 成長障害
- 死亡
母体へのリスク
また、母親にとっても、以下のようなリスクがあります。
- 出血
- 感染症
- 帝王切開
- うつ病
早産を防ぐ対策
早産を完全に防ぐことは難しいです。
しかし、リスクを減らすための対策はいくつかあります。
- 規則正しい生活を送る
- バランスの良い食事を摂る
- 適度な運動をする
- 喫煙、飲酒を控える
- ストレスを溜めない
- 定期的に妊婦健診を受ける
早産になってしまった場合
早産になってしまった場合は、すぐに病院を受診し、医師の指示に従いましょう。
安静が必要になる場合もあります。
場合によっては入院が必要になることもあります。
早産は、赤ちゃんにとっても母親にとっても大きなリスクがあります。
早産のサインが現れたらすぐに病院を受診しましょう。
適切な治療を受けることが大切です。
また、日頃から規則正しい生活を送りましょう。
健康的な生活を心がけることで、早産のリスクを減らすことができます。
専門医への相談
早産について不安なことがあれば、産婦人科医に相談しましょう。
情報提供元