妊活中の疲れが取れない原因とは?体を労わる3つのケア方法【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】

2025-09-09  不妊治療

妊活中の疲労回復をサポートする東洋医学的ケア方法を実践する女性のイメージ

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です✨

妊活を始めてから「なんだか疲れやすくなった」「朝起きても疲れが取れない」と感じていませんか?

十分な睡眠を取っているはずなのに、慢性的な疲労感に悩まされる妊活中の女性は実はとても多いんです。

この記事では、東洋医学の「気・血・水」の観点から妊活中の疲労の背景を探り、体を労わる3つのケア方法をご紹介します。疲れにくい体質づくりは、妊娠しやすい体づくりにもつながると言われています。

この記事を読むとわかること:

  • 妊活中に疲れやすくなる東洋医学的な背景
  • 気・血・水のバランスを整える具体的なケア方法
  • 日常生活で実践できる疲労回復サポート術

こんな方におすすめ:

  • 妊活を始めてから疲れやすくなった方
  • 慢性的な疲労感でお悩みの方
  • 体質改善で妊活をサポートしたい方

妊活がつらい人この4つだけやって

妊活中の疲労感でお悩みの方は多くいらっしゃいます。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。

もし鍼灸や東洋医学に興味がおありでしたら、こちらのページで詳しく解説しています。

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妊活中に疲れが取れない理由とは?

現代女性の疲労の特徴

現代の女性は、仕事・家事・妊活という三重の負荷を抱えることが多くなっています。

特に30代40代の女性は、キャリアと妊活を両立させようとするあまり、知らず知らずのうちに心身に負担をかけてしまいがちなんです。

一般的に、慢性的なストレス状態が続くと、副腎という臓器から分泌されるホルモンのバランスが乱れやすくなると言われています。

これが「朝起きても疲れが取れない」「夕方になると急に疲れが出る」といった症状につながることがあるのです。

妊活ストレスと疲労の関係性

妊活そのものが、女性の心と体に大きな影響を与えることも知られています。

毎月の結果に一喜一憂したり、基礎体温を測ることへのプレッシャーを感じたり…。

こうした心理的ストレスが、自律神経のバランスに影響を与え、疲労感を増強させることがあると考えられています。

また、妊活中は食事や生活習慣にも気を使うことが多く、それが逆にストレスとなってしまう場合もあるんです💦

東洋医学から見た妊活中の疲労の背景

東洋医学では、私たちの体は「気・血・水」という3つの要素によって支えられていると考えられています。

妊活中の疲労も、この3つのバランスが崩れることが背景にあると言われているんです。

「気」の不足が引き起こす疲労感

「気」とは、体を動かすエネルギーのようなものです。

気が不足すると、以下のような症状が現れやすくなると言われています:

  • 朝起きるのがつらい
  • やる気が出ない
  • 疲れやすい
  • 声に力がない

妊活中は、心配や不安などで「気」を消耗しやすく、気の不足状態に陥りやすいとされています。

特に、考え事が多い方や責任感の強い方は、気を使いすぎてしまう傾向があります。

「血」の質低下と慢性疲労の関係

「血」は、栄養や酸素を全身に運ぶ役割があるとされています。

血の質が低下したり、巡りが悪くなったりすると、体の隅々まで栄養が行き届かなくなり、疲労感が生じやすくなると考えられています。

現代女性に多い血の不足(血虚)の症状には、以下があります:

  • 顔色が悪い
  • 爪が割れやすい
  • 髪がパサつく
  • 立ちくらみがある

不規則な食事や偏った栄養バランスが、血の質低下につながることがあると言われています。

「水」の代謝異常がもたらす重だるさ

「水」は、体内の水分代謝を司る要素です。

水の巡りが悪くなると、体に余分な水分が溜まり、重だるい疲労感を感じやすくなるとされています。

水の代謝異常による症状の例:

  • むくみやすい
  • 体が重く感じる
  • 関節がだるい
  • 頭がすっきりしない

冷たい飲み物の摂りすぎや運動不足が、水の代謝に影響を与えることがあると考えられています。

妊活がつらい人この4つだけやって

疲労回復と妊活のサポートについてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください。

不妊鍼灸について詳しく見る

体を労わる3つのケア方法

ここからは、東洋医学の考えに基づいた、体を労わる具体的なケア方法をご紹介します🌸

どの方法も、ご自宅で気軽に実践できるものばかりです。個人差があることを念頭に、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。

①気の巡りをサポートする呼吸法と軽い運動

腹式呼吸で自律神経をサポート

腹式呼吸は、気の巡りをサポートすると言われている呼吸法です。

やり方:

  1. 仰向けに寝て、お腹に手を置く
  2. 鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる(4秒)
  3. 口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませる(8秒)
  4. これを5~10回繰り返す

朝起きた時や寝る前に行うと、リラックス効果が期待できます。

穏やかなストレッチで体をほぐす

激しい運動は疲労の原因になることがありますが、穏やかなストレッチは気の巡りをサポートすると考えられています。

おすすめのストレッチ:

  • 首回し(左右各5回)
  • 肩甲骨を寄せる動作(10回)
  • 足首回し(左右各10回)

気のツボセルフケア

気海(おへその下約3cm)と関元(おへその下約9cm)は、気を補うツボとして知られています。

この辺りを手のひらで時計回りに優しくマッサージすると、お腹が温かくなる方が多いです。個人差があります。

②血の質を高める栄養とタイミング

疲労回復をサポートする栄養素

血の質を高めるとされる栄養素を意識的に取り入れることが大切です:

  • 鉄分:ほうれん草、小松菜、赤身肉
  • ビタミンB群:玄米、納豆、卵
  • 良質なたんぱく質:魚、大豆製品、鶏肉
  • 葉酸:レバー、アスパラガス、ブロッコリー

効果的な摂取タイミング

栄養素の吸収をサポートするため、以下のタイミングを意識してみてください:

  • 鉄分は空腹時に(胃腸の調子をみながら)
  • ビタミンCと一緒に摂ると鉄分の吸収がサポートされます
  • たんぱく質は朝食にしっかりと

血行促進をサポートする飲み物

体を温めるとされる飲み物を取り入れることで、血の巡りをサポートできると言われています:

  • しょうが湯
  • ほうじ茶
  • たんぽぽ茶
  • 紅茶(ノンカフェインタイプ)

ストレス解消についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

③水の代謝を促進する温活と休息法

むくみ・冷えを和らげる入浴法

水の巡りをサポートするとされる入浴法をご紹介します:

  • 温度:38~40℃のぬるめのお湯
  • 時間:15~20分程度
  • 入浴剤:エプソムソルトや重曹を少量

入浴後は、体が冷えないよう、すぐに靴下を履くなどの保温を心がけてください。

質の良い睡眠をサポートする夜の過ごし方

睡眠は、疲労回復に欠かせない要素です💤

質の良い睡眠をサポートするポイント:

  • 就寝2時間前からスマホやテレビを控える
  • 寝室の温度を18~22℃に保つ
  • 軽いストレッチやマッサージでリラックス
  • 同じ時間に就寝・起床する

水の巡りを良くするツボケア

水の代謝をサポートするとされるツボをご紹介します:

  • 三陰交:内くるぶしから指4本分上の骨の後ろ側
  • 太谿:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ

これらのツボを、親指でゆっくり押してみてください。痛気持ちいい程度の強さがおすすめです。個人差があります。

鍼灸でのケアについて

疲労回復をサポートする経絡とツボ

東洋医学では、疲労回復には特に脾経と腎経という経絡が関係していると考えられています。

脾経のアプローチ

脾経は、消化吸収や栄養の運搬に関わるとされる経絡です。

脾経の流れを整えることで、栄養を全身に行き渡らせ、疲労回復をサポートすると言われています。

腎経のアプローチ

腎経は、生命力の源である「腎気」に関わるとされる経絡です。

腎経を整えることで、根本的な体力向上をサポートできると考えられています。

代表的なツボ:

  • 足三里:胃腸の働きをサポートし、全身の疲労回復に期待されるツボ
  • 湧泉:足裏中央にあり、腎気を補うとされるツボ
  • 百会:頭頂部にあり、気を上げる作用があるとされるツボ

※これらは東洋医学の伝統的な考え方であり、個人差があります。

当院での体質改善アプローチ

スタジオシュカでは、妊活中の疲労でお悩みの方に、東洋医学的な体質改善アプローチを提供させていただいています。

個別の体質診断

まずは丁寧なカウンセリングと体質診断を行い、お一人おひとりの「気・血・水」の状態を確認します。

オーダーメイドの施術

体質診断の結果をもとに、その方に最適なツボを選択し、鍼灸施術を行います。

生活指導とセルフケアのアドバイス

施術だけでなく、日常生活でできるケア方法もお伝えし、持続的な体質改善をサポートします。

自律神経を整える妊活ケアについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。

妊活がつらい人この4つだけやって

妊活中の疲労感でお悩みの方、一人で抱え込まずにご相談ください。当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただいています。

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体験者の声もご紹介しております。

【不妊鍼灸のモニターレポート】

まとめ:疲れにくい体質で妊活をサポート

妊活中の疲労は、決して珍しいことではありません✨

今回ご紹介した東洋医学の「気・血・水」の視点から考える3つのケア方法を、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

今日から始められること:

  • 腹式呼吸で気の巡りをサポート
  • 鉄分やビタミンB群を意識した食事
  • ぬるめのお風呂でリラックス
  • 質の良い睡眠のための夜の過ごし方

大切なのは、完璧を目指さず、できることから少しずつ始めることです。

疲れにくい体質づくりは、妊娠しやすい体づくりにもつながると言われています。

無理をせず、ご自分のペースで体を労わってあげてくださいね🌸

もし一人でのケアに限界を感じたり、より専門的なサポートが必要だと感じたりした時は、いつでもスタジオシュカにご相談ください。

あなたの妊活を、心から応援しています💕

※個人の体質により体験には個人差があります。施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。