6月の気圧変化で眠れない夜を解消！質の良い睡眠を取り戻す東洋医学的アプローチ【千葉県柏市の女性の悩み専門の鍼灸院】

こんにちは！スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

6月に入って「なんだか眠れない夜が続いている」「朝起きても疲れが取れない」そんなお悩みはありませんか？梅雨入り前のこの時期は、気圧の変化や湿度の上昇で多くの女性が睡眠の質の低下を感じています。

実は、この時期の不眠には東洋医学ならではの原因と解決法があるんです！このブログを読むと、6月特有の気候変化が睡眠に与える影響を東洋医学の視点から理解でき、今夜から実践できる具体的な改善法を身につけることができます。

自然のリズムに合わせた養生法で、ぐっすり眠れる夜を取り戻しましょう♪

6月の気圧変化が睡眠に与える影響とは？

梅雨前の気候特徴と体への影響

6月は梅雨入り前の不安定な気候が特徴的です。この時期は低気圧が頻繁に通過し、気圧の変動が激しくなります。

気圧が下がると、私たちの体は以下のような反応を示します：

• 血管が拡張し、血流が緩やかになる
• 酸素濃度が低下し、眠気やだるさを感じやすくなる
• ヒスタミンの分泌が増加し、覚醒状態が続く

この矛盾した体の反応が、「眠いのに眠れない」という不快な状態を作り出しているんです。

気圧変化で起こる自律神経の乱れ

気圧の変化は自律神経系に直接影響を与えます。低気圧時には副交感神経が優位になりがちですが、同時にストレスホルモンの分泌も増加します。

この結果、以下のような症状が現れます：

• 夜になっても交感神経が落ち着かない
• メラトニンの分泌タイミングがずれる
• 体温調節機能が不安定になる

特に女性はホルモンバランスの変化も重なり、より敏感に気圧変化の影響を受けやすいと言われています。

東洋医学から見た6月の不眠の原因

「気滞」による心神不安の状態

東洋医学では、6月の不眠の主な原因を「気滞（きたい）」と考えます。これは気の流れが滞った状態を指します。

気滞が起こると：

• 肝の疏泄機能が低下し、気の巡りが悪くなる
• 心神（精神活動）が不安定になる
• 夜になっても気が下降せず、興奮状態が続く

特に梅雨前の湿気と気圧変化は、肝気の上逆を引き起こしやすく、これが不眠の直接的な原因となります。

肝気上逆と心腎不交の関係

東洋医学では、良質な睡眠には「心腎相交」という状態が必要です。これは心の火と腎の水がバランスよく交流することを意味します。

しかし肝気が上逆すると：

• 心火が過剰になり、精神が興奮状態に
• 腎水が不足し、心を鎮める力が弱くなる
• 心腎不交の状態となり、安眠できなくなる

この状態を改善するには、肝気の流れを整え、心腎のバランスを回復させることが重要なんです。

気の巡りを整える夜の養生ルーティン

就寝2時間前からの「気を下げる」呼吸法

上逆した気を下降させるための効果的な呼吸法をご紹介します。これは「4-7-8呼吸法」を東洋医学的にアレンジした方法です。

実践方法：

1. 鼻から4秒かけてゆっくり息を吸う
2. 7秒間息を止めて、気が丹田に集まるイメージを持つ
3. 口から8秒かけて息を吐き、足裏まで気が流れるのを感じる
4. これを5回繰り返す

この呼吸法により副交感神経が優位になり、自然な眠気を促すことができます。

心と腎を結ぶ経絡調整のツボ押し

心腎相交を促進する重要なツボをご紹介します：

神門（しんもん）

• 手首の小指側、横じわの外端にあるくぼみ
• 心を落ち着かせ、精神安定に効果的
• 就寝30分前に両手3分ずつ優しく刺激

太衝（たいしょう）

• 足の甲、親指と人差し指の骨の間
• 肝気の流れを整え、上逆を鎮める
• 深い呼吸をしながら30秒ずつ刺激

三陰交（さんいんこう）

• 内くるぶしから指4本分上の骨の内側
• 脾・肝・腎の経絡が交わる重要なツボ
• 女性の体調調整に特に効果的

これらのツボを刺激することで、心腎のバランスが整い、自然な眠りに導かれます。

睡眠の質を高める6月の食養生

湿気を排出する食材の選び方

6月の湿気は体内に「湿邪」として蓄積し、気の巡りを阻害します。湿気を排出する食材を積極的に取り入れましょう：

おすすめ食材：

• 小豆・緑豆：利水作用で体内の余分な水分を排出
• とうもろこし：湿気を取り除き、心を落ち着かせる
• 冬瓜・きゅうり：体の熱を冷まし、利尿作用で湿邪を排出
• ハトムギ：脾の運化機能を高め、湿気代謝を改善

これらの食材は夕食に取り入れることで、夜間の気の巡りをスムーズにしてくれます。

逆に避けるべき食材は：

• 揚げ物・脂っこいもの：消化に負担をかけ、湿邪を増やす
• 冷たい飲み物：脾胃の機能を低下させる
• 甘いもの：湿邪を生み出しやすい

心を落ち着ける夕食のとり方

夕食は就寝3時間前までに済ませるのが理想的です。消化活動が睡眠の質に大きく影響するからです。

心を落ち着ける夕食のポイント：

• 蓮の実：心を鎮め、安眠効果がある
• ナツメ：心血を補い、精神安定に効果的
• 百合根：肺と心を潤し、不安感を和らげる
• 緑茶（薄め）：テアニンによるリラックス効果

これらを温かいスープや煮物として摂取すると、心が穏やかになり質の良い睡眠につながります。

スタジオシュカの鍼灸で叶える根本改善

セルフケアで改善を感じられない場合は、専門的な鍼灸治療がお役に立てるかもしれません。

スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や生活習慣を詳しく分析し、その方に最適な施術プランをご提案しています。

当院の不眠治療の特徴：

• 四診（望診・聞診・問診・切診）による詳細な体質診断
• 心腎相交を促進する経絡調整
• 自律神経バランスを整える鍼灸施術
• ご自宅でできる養生法の個別指導

6月の気圧変化による不眠でお悩みの方は、お気軽に初回トライアルをご利用ください。東洋医学の専門的な視点から、あなたの睡眠の質向上をサポートいたします。

まとめ

6月の気圧変化による不眠は、東洋医学では「気滞」による心神不安として理解できます。

今回ご紹介した養生法を実践することで：

• 気の巡りが整い、自然な眠気が訪れる
• 心腎のバランスが回復し、深い睡眠が得られる
• 季節の変化に負けない体質づくりができる
• 毎年繰り返す6月の不調から解放される

大切なのは、自分の体質と向き合い、自然のリズムに合わせた生活を心がけることです。

一人で抱え込まず、お困りの際はいつでもご相談ください。あなたの快適な睡眠のために、スタジオシュカがしっかりとサポートいたします！

鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/