6月の体調不良に効く!湿気疲れを解消するツボ押し習慣と簡単セルフケア【柏駅徒歩13分の鍼灸院】

2025-06-23  お知らせ, 季節の養生法

6月の湿気疲れに効くツボ押しセルフケアを実践する女性

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

6月に入り、じめじめとした湿気で「なんだか体がだるい…」「頭が重くてスッキリしない」と感じていませんか?

毎年この時期になると同じような症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

実は、これらの不調は東洋医学でいう「湿邪」が体内に溜まることで起こる典型的な症状なんです。

でも安心してください!このブログを読むと、6月の湿気疲れを解消する効果的なツボ押し方法と、毎日続けられる簡単なセルフケア習慣が身につきます。

東洋医学の智恵を活用して、梅雨時期でも元気に過ごせる体づくりを一緒に始めましょう♪

6月の体調不良の正体とは?湿気疲れのメカニズム

現代医学から見る湿度と体調の関係

6月の梅雨時期は湿度が60%を超える日が続きます。

この高湿度環境では、私たちの体に以下のような変化が起こります:

  • 汗の蒸発が妨げられ、体温調節機能が低下
  • 副交感神経が優位になり、だるさや眠気が増加
  • 気圧の変化でヒスタミンの分泌が増え、頭痛や関節痛が発生

特に女性は男性よりも筋肉量が少ないため、水分代謝が滞りやすく、むくみや重だるさを感じやすいのです。

東洋医学から見た「湿邪」による体への影響

東洋医学では、6月の湿気を「湿邪」と呼び、体の中に余分な水分を溜め込む邪気として捉えています。

湿邪が体内に侵入すると、以下のような症状が現れます:

  • 脾胃(胃腸)の運化機能が低下し、食欲不振や消化不良
  • 気血の巡りが悪くなり、全身のだるさや重だるさ
  • 頭部に濁った気が上昇し、頭重感やめまい

この湿邪を効果的に排出するのが、今回ご紹介するツボ押し習慣なんです!

湿気疲れに効果的な4つの特効ツボ

東洋医学の経絡理論に基づき、湿気疲れに特に効果的な4つのツボをご紹介します。

これらのツボは、WHO(世界保健機関)でも効果が認められている信頼性の高い経穴です。

足三里(あしさんり)- 胃腸を整え水分代謝をアップ

位置:膝のお皿の下から指4本分下、すねの骨の外側にあるくぼみ

効果:胃腸機能を高め、体内の余分な水分を排出します

足三里は「胃の六つ灸」とも呼ばれ、古くから胃腸の不調に用いられてきました。

現代の研究でも、このツボへの刺激が胃腸の蠕動運動を促進し、消化機能を向上させることが確認されています。

豊隆(ほうりゅう)- 体内の余分な湿気を排出

位置:ふくらはぎの外側、足三里と外くるぶしを結んだ線の中点

効果:痰湿(体内の余分な水分や老廃物)を取り除く代表的なツボ

豊隆は「痰湿の特効穴」として知られ、体内に溜まった不要な水分や粘液状の老廃物を排出する作用があります。

特に6月の湿気で体が重だるく感じる方には必須のツボです!

三陰交(さんいんこう)- 女性特有の不調を改善

位置:内くるぶしの一番高いところから指4本分上、すねの骨の内側のくぼみ

効果:水分代謝を促進し、ホルモンバランスを整える

三陰交は脾・肝・腎の三つの経絡が交わる重要なツボです。

女性の生理不順やむくみ、冷え性の改善に特に効果的で、「女性の万能ツボ」とも呼ばれています。

百会(ひゃくえ)- 全身の気を巡らせ頭をスッキリ

位置:頭頂部、両耳を結んだ線と鼻筋を延長した線が交わる点

効果:全身の気を上に引き上げ、頭重感やめまいを改善

百会は「百の経絡が会する」という意味を持つ、全身の気の巡りを司る重要なツボです。

湿邪によって頭部に溜まった濁った気を散らし、頭をスッキリとさせる効果があります。

効果を最大化する正しいツボ押し方法

基本の押し方と刺激の強さ

正しいツボ押しの方法をマスターして、効果を最大限に引き出しましょう!

基本的な刺激方法:

  • 指の腹を使って、垂直に圧迫する
  • 「気持ち良い」と感じる程度の強さで行う
  • 3秒間押して、3秒間離すリズムを繰り返す
  • 呼吸に合わせて、息を吐きながら押す

強すぎる刺激は逆効果になる場合があります。

「痛気持ち良い」程度の優しい刺激を心がけてくださいね♪

朝晩の最適なタイミングと時間

朝のツボ押し(起床後10分以内):

一日の気の巡りを良くし、湿邪の侵入を防ぐ効果があります。

各ツボを1分間ずつ、合計4分間行いましょう。

夜のツボ押し(就寝1時間前):

一日で溜まった湿邪を排出し、翌日の体調を整える効果があります。

各ツボを1分間ずつ、リラックスしながら行ってください。

継続は力なり!最低でも2週間続けることで、体質改善の効果を実感できるはずです。

ツボ押しと組み合わせたい6月のセルフケア習慣

湿気を溜めない食事のポイント

東洋医学では、食事も湿邪対策の重要な要素と考えています。

積極的に摂りたい食材:

  • 小豆・緑豆:利水作用で体内の余分な水分を排出
  • とうもろこし:むくみ解消と胃腸機能向上
  • 生姜・ネギ:体を温めて湿邪を散らす

控えめにしたい食材:

  • 冷たい飲み物・アイス:体を冷やして湿邪を溜めやすくする
  • 甘いもの・油っこいもの:脾胃に負担をかけて湿邪を生みやすい

特に朝食には温かいお粥や味噌汁を取り入れて、胃腸を優しく温めることをおすすめします!

室内環境の整え方

ツボ押し効果を高めるための環境づくりも大切です:

  • 除湿器やエアコンで湿度を50-60%に保つ
  • 定期的な換気で空気の循環を促す
  • 入浴後はしっかりと体を乾かす
  • 濡れた衣類は室内に干さない

外の湿気だけでなく、室内の湿度管理も体調維持の重要なポイントなんです。

スタジオシュカの鍼灸で更なる効果を

個人の体質に合わせた専門的アプローチ

セルフケアでも十分効果を感じていただけますが、一人ひとりの体質や症状に合わせた専門的なアプローチを行うことで、より根本的な改善が期待できます。

スタジオシュカでは、東洋医学の四診(望診・聞診・問診・切診)を用いて、あなたの体質を詳しく分析いたします。

そして、その結果に基づいて最適なツボの組み合わせや施術方法をご提案します。

初回トライアルのご案内

もし鍼灸や東洋医学に興味をお持ちいただけるようでしたら、初回トライアルをご用意しております。

6月の湿気に負けない強い体づくりについて、個別にアドバイスさせていただきます。

柏駅から徒歩13分の立地で、松戸・流山・我孫子方面からもアクセス良好です♪

お気軽にお問い合わせくださいね。

まとめ:6月を元気に乗り切るために

6月の湿気疲れは、東洋医学の智恵を活用することで効果的に改善できます。

今回ご紹介した4つのツボ(足三里・豊隆・三陰交・百会)を毎日継続して刺激することで、体内の湿邪を排出し、元気な体を取り戻すことができるでしょう。

大切なのは無理をせず、自分のペースで続けることです。

まずは朝晩5分ずつのツボ押し習慣から始めてみてください。

あなたの笑顔と健康が、梅雨の雲間から差し込む太陽のように輝き続けますように。

じめじめとした6月も、きっと快適に過ごせるはずです!

鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/