めまいや頭痛…季節の変わり目の体調管理
2019-07-01 体のこと
『ホメオスタシス』
最近は蒸し暑いですね。
急に暑くなったり寒くなったり、
季節の変わり目って服装や体調管理が大変ですよね。
さて。
人の体には、『ホメオスタシス』という
体を一定の状態にキープするためのシステムが存在します。
例えば
寒い日には代謝が上がるホルモンを分泌して
体温を高温にキープしたり
反対に暑い時には汗を出して体温を下げたりします。
他にも、筋肉をたくさん使いすぎてダメージが残れば
筋肉痛になって
たくさん使いすぎてもダメージを受けないよう補強したり
体内にウィルスなどの病原菌が侵入すれば
それを駆除する免疫機能を働かせて熱がでたりします。
このようなシステムによって
人の体はいつも一定に保たれるようになってます。
しかし、そのシステムが対応できないような急激な変化が起こると
閾値を超えて、人の体に影響を与えます。
短期間の大きな変化は体に負担になりますよね。
急な気圧の変化や、気温の変化もそのひとつです。
そしてそれが行き過ぎると、病気や怪我になります。
季節の変わり目にめまいや頭痛が起きたり
風邪やぎっくり腰になりやすいのはそのためです。
そういう時期には体温の管理、
血圧や脈拍などの血流の管理がとても重要です。
7時間睡眠やバランスの良い食事で
疲労を回復させて良い状態をキープしつつ
運動などで血行の良い状態を作ると
風邪や怪我になりにくいですね。
鍼灸もとても効果的です。
季節の変わり目の体調の悪い時には
ぜひ鍼灸を受けて、良い状態で乗り切ってくださいね。
久富