2026年9月更新:h2直後に直答を追加、風邪との違い・妊娠中の運動に関するQ&Aを新設、院の料金・所在地・施術内容を本文に明示

東洋医学では、声のかすれは体の中の「潤い」が不足しているサインと考えられています。風邪の症状がないのに喉がカラカラする時は、体の内側の乾きを疑ってみてください。
院長の宮崎圭太です。「最近、声がかすれやすい気がする」「風邪でもないのに、喉がカラカラ」というお悩み、ありませんか。
妊活中や妊娠中は体のちょっとした変化が気になりますよね。実はその声のかすれ、ただの乾燥ではないかもしれません。
東洋医学では、声の状態は体の内側の健康と深く関わっていると考えられています。今回は、声のかすれと妊娠力の意外なつながりについてお伝えしますね。
加湿器をつけたり、喉あめを舐めたり。もちろん、外側からの保湿も大切です。
でも、体の内側が乾いている状態だとどうでしょう。いくら外からケアしても、なかなか追いつかないことがあります。
東洋医学では、体の中にある「潤い」のバランスが崩れることで、喉や声に不調が出ると考えられています。つまり、声のかすれは体の内側からのSOSサインなんです。
東洋医学では、声のかすれは五臓のうち「肺」と「腎」という2つの働きの弱りが関わっているとされています。それぞれ役割が違うので、順番に見ていきましょう。
東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)がそれぞれ体のさまざまな機能を支えていると考えます。
そのなかで、「肺」は声や呼吸、そして鼻や喉と深い関わりがあるとされています。(参考:Kampoful Life by クラシエの漢方|漢方の基礎知識6「五臓とは」)
「肺」は潤いを好み、乾燥を嫌う性質があるとされています。冬の終わりは空気が乾燥しやすい時期。肺が乾くと、声がかすれやすくなると考えられているんです。
東洋医学では、こうした状態を「肺陰虚(はいいんきょ)」と呼ぶことがあります。肺陰虚とは、体の潤いが不足して喉の乾きや咳が出やすい状態のことです。
もうひとつ、声のかすれに関わるのが「腎」です。
東洋医学の「腎」は、西洋医学の腎臓とは少し違います。成長・発育・生殖に関わる生命エネルギーの源と考えられています。
「腎」には「腎精(じんせい)」と呼ばれるエネルギーが蓄えられていて、これが妊娠力にも深く関わるとされています。腎精とは、生命活動や生殖の力を支える根本のエネルギーのことです。(関連記事:35歳以降の妊活に必要な”腎”のケア!)
腎の力が弱まると、足腰のだるさや冷え、そして声に力がなくなるといった不調が出やすいと考えられています。
東洋医学では、呼吸は「肺」と「腎」の共同作業と考えます。
肺が吸い込んだ清らかな空気(清気)を、腎が受け止めて体に納める。この連携がうまくいくことで、体全体の潤いや気の巡りが保たれるとされています。
つまり、声のかすれは「肺」と「腎」の両方からのサインかもしれません。(関連記事:気・血・水から見る妊娠力!)
妊活中の方にとって、「腎」を整えることは体づくりの土台。そして「肺」を潤すことは、体全体の巡りをサポートすることにもつながると考えられています。
風邪による声がれは、喉の炎症や痛みを伴うことが多いのが特徴です。一方で東洋医学が考える肺陰虚や腎虚による声のかすれは、痛みがないまま乾いた感じだけが続くことが多いとされています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
白湯とはちみつ、太渓のツボ押し、腹式呼吸の3つを組み合わせることで、肺と腎を内側からいたわることができます。どれも今日から始められる手軽なケアです。
朝いちばんに白湯を飲む習慣、ありますか。
白湯は体を内側からじんわり温めてくれます。そこに小さじ1杯のはちみつをプラスしてみてください。
はちみつには、体に潤いを与えるとされる働きがあります。朝の一杯で、肺と喉をやさしくいたわりましょう。
※はちみつは1歳未満のお子さまには与えないでください。(関連記事:妊活中の水分補給術!)
「太渓(たいけい)」は、内くるぶしとアキレス腱のあいだにあるツボです。太渓とは、東洋医学で「腎」の経絡上にある大切なツボのことです。
腎の気をサポートしたいときに、よく使われるツボのひとつです。
毎日のちょっとした時間に取り入れてみてくださいね。(関連記事:「芯冷え体質」を変える冬の腎養生3つの習慣)
呼吸が浅くなっていませんか。
妊活中はストレスや緊張で、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸は「肺」の働きを弱め、体の潤いにも影響すると考えられています。
寝る前のリラックスタイムに取り入れると、心も体もほっとゆるみます。(関連記事:深い呼吸が妊娠力をサポート!)
「肺」の養生については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。(関連記事:冬の”息苦しさ”は肺の乾燥サイン?)
妊娠中に体を動かすことが妊娠の継続に影響するというデータはなく、運動をしてはいけないというデータもありません。むしろストレスが体に与える影響には明確なデータがあるとされ、ずっと寝ているだけだと血の巡りが悪くなる可能性もあるので、腹式呼吸のように無理のない範囲で体を動かすことはむしろおすすめです。ただし1時間以上の継続や高い負荷の運動については、はっきりしたエビデンスがないため当院ではおすすめしていません。
セルフケアを続けても変化を感じにくい時は、体質を見極めるプロの目を借りるのも一つの方法です。声のかすれの原因は、肺・腎・その両方と、人によって違います。
「セルフケアを続けているけど、あまり変化を感じない」そんな時は、体の内側からのアプローチが必要かもしれません。
声のかすれひとつとっても、原因はさまざまです。
自分がどのタイプかを見極めるのは、なかなか難しいもの。プロの鍼灸師に体質を診てもらうことで、自分に合ったケアが見つかりやすくなります。
鍼灸は、近年注目されている統合医療のひとつです。(参考:厚生労働省eJIM|鍼治療)
頑張りすぎず、ときにはプロの力を借りることも大切な選択肢ですよ。(関連記事:「休む勇気」が妊娠力を高める?)
当院では、お一人おひとりの体質に合わせた施術を大切にしています。「肺」と「腎」のバランスを見ながら、0.14〜0.20mmの極細鍼で体の内側から潤いと巡りを整えるお手伝いをさせていただいています。
初回は問診も含めて90分・12,100円(税込)、2回目以降は30分でお受けいただけます。千葉県柏市富里1-1-4サウスタウン柏Bにて、妊活中の方はもちろん、冬の乾燥や疲れが気になる方にもおすすめです。(関連記事:冬の乾燥が子宮環境に与える影響とは?)
セルフケアを続けても変化を感じにくい場合、体の内側からのアプローチが必要かもしれません。
当院では、お一人おひとりの体質に合わせた施術で、妊活中の体のケアをサポートしています。
今回は、「声のかすれ」と妊娠力の意外な関係についてお伝えしました。
ポイントをおさらいしましょう。
声のかすれは、体が「もう少し潤いがほしいよ」と教えてくれているサインかもしれません。
妊活は長い道のりになることもあります。だからこそ、自分の体の声に耳をかたむけることがとても大切です。
あなたの体は、ちゃんとサインを出してくれています。そのサインを見逃さず、一歩ずつ体を整えていきましょう。
あなたの妊活を、心から応援しています。
体験者の声もご紹介しております。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。