静けさを楽しむ11月!”頑張らない日”をつくる心の整え方【柏市の季節養生の鍼灸院】

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
毎日、本当にお疲れさまです。仕事に家事に、やることがいっぱいで、気づけば自分のことは後回し…そんな日々を送っていませんか?
11月になって、なんだか心が疲れている。休んでいるはずなのに休めていない気がする。そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、東洋医学では11月は「静けさを楽しむ時期」とされているんです。自然界が静かになるように、私たちの心と体も「ゆっくりする時間」を求めているんですね。
このブログでは、”頑張らない日”のつくり方と、心を整える東洋医学的な方法をお伝えします。
この記事はこんな方におすすめです:
- 休むことに罪悪感を感じてしまう方
- 秋から冬にかけて気分が落ち込みやすい方
- 頑張りすぎて疲れているのに休み方がわからない方
最後まで読んでいただくと、自分を労わる時間の大切さと、具体的な実践方法がわかりますよ✨
季節の不調でお悩みの方へ
秋の憂鬱感や、頑張りすぎによる心身の疲れでお困りではありませんか?当院では、東洋医学の観点から体質改善をサポートし、季節に負けない心と体づくりのお手伝いをさせていただいています。
もし東洋医学の季節養生に興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。
なぜ11月に”頑張らない日”が必要なのか
東洋医学から見た11月の心と体
東洋医学では、11月は秋の最終月であり「金」の季節に属します。この時期は「肺」と深く関わり、「悲しみ」や「憂い」といった感情とも繋がっているんです。
自然界を見てみると、木々は葉を落とし、動物たちは冬眠の準備を始めます。つまり、自然のエネルギーが「外に向かう時期」から「内に向かう時期」へと変化しているんですね。
私たちの体も同じです。春夏のように活発に動き続けるのではなく、ゆっくりと内側にエネルギーを蓄える時期なんです。
それなのに現代社会では、季節に関係なく同じペースで頑張り続けることが求められます。これが、秋から冬にかけて心身の不調を感じる方が増える原因の一つと言われているんです。
自然のリズムに逆らわず、「静けさ」を楽しむことが、この時期の養生の基本なんですね。
「頑張りすぎ」が引き起こす心身への影響
頑張ることは素晴らしいことです。でも、頑張り「すぎる」と、心と体にさまざまな影響が出てきます。
自律神経への影響
常に頑張り続けていると、交感神経が優位な状態が続きます。これは、体が常に「戦闘モード」にあるということ。
一般的に、この状態が長く続くと、不眠や浅い眠り、イライラしやすい、疲れが取れないといった症状が出やすくなると言われています。
東洋医学から見た「気の消耗」
東洋医学では、頑張りすぎは「気」を大量に消耗する状態と考えます。気とは、私たちの体を動かすエネルギーのようなものです。
気が不足すると、以下のような症状が現れやすいとされています:
- 慢性的な倦怠感
- やる気が出ない
- 免疫力の低下
- 消化機能の低下
- 冷え性の悪化
特に秋から冬にかけては、気を蓄える時期なのに消耗し続けると、春になってからも体調が整いにくくなってしまうんです。
※個人の体質により感じ方には個人差があります
静けさを楽しむことの意味
「静けさを楽しむ」と聞くと、何もしないでボーっとすることを想像するかもしれません。でも、それは決して怠けることではないんです。
東洋医学では、「動」と「静」のバランスがとても大切だと考えます。活動的な時間(動)と、静かに過ごす時間(静)の両方があって初めて、心と体は健康を保てるんですね。
特に11月のような「内に向かう時期」には、意識的に「静」の時間を増やすことが養生になります。
静かな時間を持つことで期待できること:
- 副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなる
- 心に余裕が生まれ、物事を冷静に見られる
- 自分の体の声に気づきやすくなる
- 春に向けてエネルギーを蓄えられる
「頑張らない日」をつくることは、未来の自分への最高の贈り物なんです💝
関連記事:季節の変わり目に揺らぐ自律神経を整える!五月病予防の東洋医学的アプローチ
“頑張らない日”をつくる具体的な方法
1日15分「何もしない時間」のつくり方
まずは、1日15分だけ「何もしない時間」をつくることから始めてみましょう。
具体的な方法:
タイミング:朝起きてすぐ、または夜寝る前がおすすめです。
環境づくり:スマホ・テレビ・パソコンから離れましょう。静かな場所で、座るか横になるかしてリラックスします。
やること:ただ静かに、呼吸に意識を向けます。鼻から吸って、口からゆっくり吐く。それだけです。
大切なポイント:考えが浮かんできても大丈夫。「あ、考えてるな」と気づいて、また呼吸に意識を戻すだけでOKです。
最初は5分でも構いません。「何もしていない自分」を責めずに、そのままの自分を受け入れる練習だと思ってください。
続けていくうちに、この静かな時間が心地よく感じられるようになっていきますよ😊
東洋医学的「休息の呼吸法」
東洋医学では、呼吸は「気」を巡らせる大切な働きをすると考えられています。ゆっくりとした呼吸は、心と体を整えるサポートをしてくれるんです。
基本の腹式呼吸:
- 背筋を伸ばして、楽な姿勢で座ります
- お腹に手を当てます
- 鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませます(4秒)
- 口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませます(8秒)
- これを5分間繰り返します
ポイント:吐く息を吸う息の2倍の長さにすることです。
一般的に、吐く息を長くすることで副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなると言われています。
東洋医学では、へその下にある「丹田(たんでん)」という部分が、気の中心とされています。腹式呼吸でお腹を動かすことで、この丹田を活性化させることが期待できるんですね。
おすすめのタイミング:
- 朝起きた時(1日のスタートに心を整える)
- お昼休み(午後の活動前のリセット)
- 寝る前(1日の疲れを手放す)
1日3回、各5分の実践がおすすめですが、できる範囲で大丈夫です。
※効果には個人差があります
週に1日「頑張らない日」をスケジュールに入れる
「いつか休もう」では、なかなか休めないものです。そこで、カレンダーに「頑張らない日」を書き込んでしまいましょう!
具体的なステップ:
1. 日を決める
週に1日、できれば決まった曜日がおすすめです。「毎週日曜日」「毎週水曜日」など、自分の生活リズムに合わせて選びましょう。
2. カレンダーに書く
「自分の日」「心の養生日」などと書き込みます。他の予定と同じように、大切な予定として扱うことがポイントです。
3. その日にやること
- 予定を入れない(緊急以外)
- やりたいことだけをする
- 家事も最低限(外食やお惣菜もOK)
- 早起きしなくてもいい
- パジャマのままでもいい
4. 罪悪感を手放す
「何もしていない」と罪悪感を感じたら、「今日は心の養生日。体のメンテナンス中」と自分に言い聞かせましょう。
完璧を目指さなくて大丈夫。週に1日が難しければ、月に2回からでもOKです。大切なのは、自分を労わる時間をつくるという姿勢なんです✨
秋の夜長に「静けさ」を楽しむ習慣
11月は日が短くなり、夜が長くなります。この「秋の夜長」を楽しむことも、心を整える大切な養生なんです。
静けさを楽しむ夜の過ごし方:
照明を工夫する
夜は照明を少し暗めにして、間接照明やキャンドルを使うのもおすすめです。やわらかい光が、心を落ち着かせてくれます。
香りでリラックス
アロマオイルやお香を焚くのも良いですね。ラベンダーやカモミールなど、リラックス効果が期待できる香りがおすすめです。
心が落ち着く活動を選ぶ
- 好きな本をゆっくり読む
- 静かな音楽を聴く
- 日記を書く
- 軽いストレッチをする
スマホは控えめに
就寝の2時間前からはスマホを控えることをおすすめします。ブルーライトは睡眠の質に影響すると言われているんです。
温かい飲み物でリラックス
カフェインレスのハーブティーや白湯がおすすめ。体の内側から温まることで、副交感神経が優位になりやすくなります。
早めの就寝
秋から冬は「早く寝て、遅く起きる」のが養生の基本です。夜9時〜10時頃に布団に入り、体を温める時間を大切にしましょう。
関連記事:秋の夜長に質の良い睡眠を!心身のバランスを整える東洋医学アプローチ
一人ひとりに合わせた季節養生を
体質は人それぞれです。当院では、東洋医学の観点からあなたに最適な心と体のケア方法をご提案いたします。
「頑張らない自分」を受け入れるためのサポートについて詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
心を養う東洋医学のセルフケア
心を落ち着かせるツボ刺激
東洋医学では、体の特定の点(ツボ)を刺激することで、心身のバランスを整えるサポートができると考えられています。
ここでは、心を落ち着かせるサポートが期待できる2つのツボをご紹介します。
内関(ないかん)
位置:手首の内側、手首のシワから指3本分(人差し指・中指・薬指)上にあります。
伝統的な考え方:心を落ち着かせるサポートが期待されるツボとして知られています。不安や緊張を感じた時に役立つと言われているんです。
刺激方法:
- 反対側の手の親指をツボに当てます
- 気持ちいいと感じる程度の強さで押します
- 円を描くように、ゆっくりと3〜5分刺激します
- 両手とも行います
神門(しんもん)
位置:手首の小指側、手首のシワの上にある小さなくぼみです。
伝統的な考え方:心の安定をサポートすると言われるツボです。就寝前の刺激がおすすめなんですね。
刺激方法:
- 反対側の手の親指をツボに当てます
- 気持ちいい程度の強さで押します
- 30秒押して、10秒休むを3回繰り返します
- 両手とも行います
ツボ押しのポイント:
- 強く押しすぎない(痛気持ちいい程度)
- 呼吸を止めずに、ゆっくり呼吸しながら行う
- 継続することで効果を実感しやすくなる
自宅で気軽にできるセルフケアとして、ぜひ試してみてくださいね😊
※個人の体質により効果には個人差があります
関連記事:ストレスで乱れた自律神経をリセット!妊娠しやすい体づくりの呼吸法とセルフケア
体を温めて心を整える入浴法
東洋医学では、体を温めることが「気・血」の巡りをサポートすると考えられています。特に秋から冬にかけては、体を冷やさないことが大切なんです。
入浴は、体を温めながら心もリラックスできる、一石二鳥の養生法なんですね✨
心を整える入浴法:
お湯の温度
38〜40度のぬるめのお湯がおすすめです。熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうので、リラックスには向いていません。
入浴時間
15〜20分、ゆっくりと浸かりましょう。体の芯まで温まることが大切です。
入浴剤やアロマで香りを楽しむ
天然の入浴剤やアロマオイルを数滴垂らすと、香りでもリラックスできます。ラベンダーやカモミールがおすすめです。
湯船の中での過ごし方
- 深呼吸をしながらゆっくり浸かる
- 1日の出来事を思い返し、手放す
- 体の力を抜いて、お湯の温かさを感じる
- スマホは持ち込まない
一般的に、体が温まることで副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなると言われています。
東洋医学では、温かいお湯に浸かることで、滞っていた「気・血」の巡りがスムーズになることが期待できるんです。
入浴後のケア:
- 体が冷えないよう、すぐに服を着る
- 常温〜温かい水分を補給する
- 湯冷めしないよう早めに就寝する
毎日の入浴を、心と体を整える大切な時間にしてみてくださいね🛁
※個人の体質により感じ方には個人差があります
秋の食材で心と体を養う
東洋医学では「医食同源」という言葉があるように、食べ物が体を養い、健康を守ると考えられています。
特に秋は、体を潤し、心を落ち着かせる食材を積極的に取り入れることがおすすめなんです。
白い食材で肺を養う
五行説では、秋は「白い食材」が肺を養うと言われています:
- 大根:体を潤し、消化をサポート
- 白菜:水分が豊富で、体の熱を冷ます
- 山芋:気を補い、疲労回復をサポート
- れんこん:肺を潤し、咳を鎮めると言われる
潤いを補う食材
秋の乾燥から体を守る食材:
- 梨:体を潤し、のどを守る
- 柿:ビタミンCが豊富で、潤いをサポート
- はちみつ:肺を潤し、咳を鎮めると言われる
- きのこ類:免疫力のサポートが期待できる
体を温める食材
朝晩が冷え込む11月には:
- 生姜:体を温め、消化をサポート
- ねぎ:体を温め、風邪予防に
- シナモン:体を温め、血の巡りをサポート
- かぼちゃ:気を補い、体を温める
おすすめの食べ方:
温かい汁物
野菜たっぷりの味噌汁やスープで、体の内側から温めましょう。
ゆっくり味わう
早食いは消化に負担をかけます。ゆっくり味わって食べることも、心の養生になります。
旬の食材を選ぶ
その時期に採れる食材には、その季節に必要な栄養が詰まっていると言われています。
食事は毎日のこと。少しずつ意識して取り入れてみてくださいね🍽️
※食材の効果には個人差があります
参考:国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト」
スタジオシュカ鍼灸治療院でできること
東洋医学的な体質診断
スタジオシュカでは、東洋医学の伝統的な診断法を用いて、お一人おひとりの体質を丁寧に見させていただいています。
舌診(ぜっしん)
舌の色や形、苔の状態から、体の中の状態を読み取ります。
脈診(みゃくしん)
脈の強さやリズムから、気・血・水のバランスを確認します。
問診
生活習慣、食事、睡眠、ストレスなど、詳しくお話を伺います。
これらの診断を通じて、あなたの体質タイプを見極め、季節に合わせた体質改善のアドバイスをさせていただきます。
「なぜ疲れやすいのか」「なぜ季節の変わり目に不調が出るのか」。その原因を東洋医学の観点から紐解いていくんです。
心と体を整える鍼灸施術
鍼灸施術では、体のツボに鍼やお灸を用いてアプローチします。
自律神経のバランスをサポート
頑張りすぎで乱れた自律神経を、リラックスできる方向へとサポートする施術を行います。
心を落ち着かせるツボへのアプローチ
先ほどご紹介した内関や神門などのツボに加え、体質に合わせたツボを選んで施術します。
体の緊張をゆるめる
肩や首、背中など、無意識に力が入っている部分をゆるめ、リラックスをサポートします。
個人の体質に合わせた施術プラン
お一人おひとりの体質や症状に合わせて、オーダーメイドの施術プランを組み立てます。
施術中、多くの方が深いリラックス状態に入り、眠ってしまわれることも少なくありません。それだけ、心と体が「休息」を求めているんですね。
※施術効果には個人差があり、効果を保証するものではありません
季節に合わせた養生アドバイス
施術だけでなく、日常生活でできるセルフケアのアドバイスもさせていただいています。
11月の過ごし方
この時期特有の養生法、注意すべきポイントをお伝えします。
自宅でできるセルフケア
ツボ押し、呼吸法、ストレッチなど、ご自宅で簡単にできるケア方法を指導いたします。
食事や生活習慣の改善サポート
あなたの体質に合った食材選びや、生活リズムの整え方をアドバイスします。
継続的なフォローアップ
体質改善は一度の施術では難しいもの。継続してサポートさせていただきます。
「頑張らない自分」を許し、自分を労わる時間をつくることの大切さを、一緒に実感していきましょう。
スタジオシュカは、柏駅からバスで5分、徒歩10分の場所にあります。松戸、流山、我孫子からもアクセスしやすい立地です。
お気軽にご相談くださいね😊
まとめ:自分を大切にすることから始めよう
ここまで、11月の「静けさを楽しむ」養生法と、”頑張らない日”のつくり方についてお伝えしてきました。
東洋医学では、11月は「静けさを楽しむ時期」。自然のリズムに合わせて、意識的にゆっくりする時間をつくることが大切なんです。
この記事のポイント:
- 秋から冬は「内に向かう時期」、休むことが養生
- 1日15分の「何もしない時間」から始める
- 東洋医学的な呼吸法で心を整える
- 週に1日「頑張らない日」をスケジュールに入れる
- ツボ刺激や入浴で体を温め、心を落ち着かせる
- 秋の食材で体を養う
あなたは毎日、本当によく頑張っています。仕事も、家事も、人間関係も、すべてに一生懸命向き合っているんですよね。
でも、ちょっと立ち止まって、自分を労わる時間をつくってあげてください。
“頑張らない日”をつくることは、決して怠けることではありません。それは、未来の自分への最高の贈り物。春になって元気に活動するために、今、エネルギーを蓄える時期なんです。
小さなことから始めて大丈夫です。1日15分の静かな時間。週に1日の「頑張らない日」。できることから、少しずつ。
一人で続けるのが難しい時は、私たちがサポートします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたらしい「頑張らない日」のつくり方を一緒に見つけていきましょう。
11月の静けさを楽しみながら、心と体を整えていく。そんな穏やかな時間を、あなたにも感じていただけたら嬉しいです✨
今日から、自分を大切にする一歩を踏み出してみませんか?💕
関連記事:季節の変わり目の憂鬱感をサポート!心を軽やかにする秋の養生術
専門家と一緒に季節養生を始めませんか?
季節の養生は継続が大切です。一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせた心と体の整え方を一緒に考えていきましょう。
【免責事項】
本記事でご紹介した方法は、東洋医学の伝統的な考え方に基づいたものです。個人の体質により体験には個人差があります。施術効果を保証するものではなく、医療行為の代替ではありません。
体調に不安がある場合は、まず医療機関を受診されることをお勧めいたします。
季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。
