生理周期と頭痛
2013-10-28 頭痛について
あなたの頭痛は生理周期に関連はないですか?
女性ホルモンの変動
実は頭痛も生理周期による不調のひとつであり、生理前と生理中に発生しやすいのです。
これは、実はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量に影響しています。
女性は生理周期によって
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
の分泌量が大きく増減します。
エストロゲンの分泌は排卵前にピークになり、排卵後に急減。
再び排卵後に増え、生理前に減少します。
エストロゲンの変動が頭痛を引き起こす理由
このエストロゲンの急減に伴い、セロトニンという脳内物質も減少する事で、脳内の血管が拡張し、頭痛が起きると言われています。
PMS症状が強く出やすい人の特徴
普段から
- 疲れやすい
- ストレス発散ができていない
- 睡眠不足・睡眠の質が悪い
- 冷え症
- むくみ
- 肌荒れ
などある方は、必要以上に血管が収縮したり拡張してしまうことで、PMSの症状が悪化しやすく、同時に頭痛も悪化させる可能性が高いのです。
生理を起こすだけでも女性ホルモンの変動によって身体にはストレスになるので、普段から健康状態を整えておく必要があります。
また、血管の収縮・拡張運動は自律神経と呼ばれる、自分の意志ではコントロールできない神経に支配されています。
この神経が正常に働かないと、ホルモンバランスを崩したり、頭痛を引き起こしやすくなります。
自律神経のバランスを整えましょう
そこで今回は、自律神経のバランス調整法をお伝えしたいと思います。
その方法は「深呼吸・腹式呼吸」です。
頭痛予防のための深呼吸・腹式呼吸のやり方
まず、背筋を伸ばして椅子に腰かけます。
次に、
- 口から糸を吐くつもりで、1~20まで数えながら息を細く吐き切ります。
- 吐き切ったらもう一度吸います。
これを繰り返し、一日10回行います。
この呼吸法を行うことで自律神経を調整し、ホルモンバランスを整えることができます。
それにより、頭痛も起こりにくくなりますので、ぜひ、毎日行ってみてください(^^♪
山本
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※個人の体質により体験には個人差があります。
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