ぎっくり腰を早く治す3つのルール
2013-10-08 腰痛について
ぎっくり腰は本当に辛いですよね。
なったことがある人にしかわからない辛さがあります。
この痛みの強さは、なかなか他にないですよね。
ところで、このぎっくり腰を早く治すためには、
絶対に守らなければならないルールがあります。
そしてこれはほとんどの病院や整骨院では守られていません。
すごく基本的なことなので、
なぜ守らないのか、よくわからないのですが
病院なら薬、牽引、湿布
接骨院なら電気、軽くマッサージ。
なぜかこれが定番となってしまっていますが
もっと重要な治療手段があります。
ぎっくり腰の治療手段
それは、RICEです。
お米。
笑
RICE は捻挫の時の処置の頭文字です。
- R 休息
- I アイシング
- C 圧迫
- E 挙上
挙上するのはぎっくり腰のときには厳しいので
RICだけをしっかりと行います。
これらをしっかりと丁寧に行うかどうかで
治るまでの期間が1週間から1ヶ月以上変わります。
『え!?そんなに?』
と思うかもしれませんが、ほんとです。
特に、ぎっくり腰直後については
アイシングと圧迫をするだけで
悪化を止めることができます。
一番悪いのは、
むやみに電気を流したりマッサージをしたり牽引をしたり湿布をすることで
効果がないばかりか、悪化します。
ちなみに湿布は冷湿布でも温湿布でも
『直後は悪化につながる』ので
絶対にやめましょう。
そもそも冷湿布に冷却効果はありません。
腰痛に関しては
『温めてマッサージする』
という間違った固定観念がかなり広まってしまっていますが
一番、急性腰痛(ぎっくり腰含む)が多いと思われる、
スポーツ医療の現場では絶対に行いません。
温めないようにしてくださいね。
急性の腰痛で正しいのは、
- まず冷やすこと。
- 次にコルセットで圧迫固定すること。
- その上で休むこと。
この3つのルールが最重要です。
また、スタジオシュカでは
副作用を起こさないアイシング方法をお教えしていますが、
アイシングにはリスクも伴うので
必ず正しい手順で行うようにしてくださいね。
ぎっくり腰を早く治すための3つのルールでした。
宮崎