【不妊とコーヒー】カフェイン飲んでも大丈夫?

2024-09-07  不妊治療


コーヒーはお好きですか?
妊活していると、カフェインが気になりますよね。

今回は妊活とカフェインについて
論文を調べたのでお伝えします。

オーフス大の研究では、
人工授精の方はコーヒーを飲むと
出産率が上がるかも。

というような発表をしました。

またハーバード大では、
治療前1年のカフェイン摂取は体外や
顕微授精に影響を与えないとしています。

ただし、20年以上前の論文では

1日約6杯以上のコーヒーが
自然妊娠までの期間を長くする、
としています。

飲みすぎなければ大丈夫かも?って
思う方もいるかもしれませんが、
もちろんいい面と悪い面があります。

⭕️良い面

・気分への作用
・疲労回復
・強力な抗酸化作用

❌悪い面

・睡眠への影響
・質が悪いコーヒー
・糖質や脂質と摂る

【コーヒーのいい面】

コーヒーにはカフェイン以外にも、
ポリフェノールという体を酸化から守る
物質が大量に含まれています。

卵子の質は酸化によって悪化するので、
コーヒーの抗酸化作用がプラスに働く可能性があるので、
むしろ飲んだ方がよさそうです。

また、飲んだ後1時間の
気分の高揚や疲労回復の作用が
妊活しているあなたの
体の負荷の軽減やストレス解消に!

【コーヒーの悪い面】

睡眠への影響。
おそらくこれが一番ダメ。

でも、コーヒーの作用は6時間程度。

普段の睡眠が7時間ぐっすり眠れる人なら、
14時くらいまでに飲むなら大丈夫!

それと胃酸を分泌を促進するので、
胃が荒れてる方や
痛止めを常用してる人は
空腹時は避けてくださいね!

【混ぜるものに注意】

それと糖質や脂質と一緒に摂る場合。
コーヒーというよりも、

糖質と脂質(ミルク)の摂りすぎは
避けてもらいたいです。

特にパックや缶コーヒー、ラテなど。

ちなみに某コーヒーショップの
ソイラテの豆乳には砂糖や
添加物が結構入っていることが
多いので注意が必要かも…。

【まとめ】

・コーヒー自体はむしろ妊活によさそう(抗酸化作用、疲労回復、気分の高揚)
・摂りすぎ注意(1日5杯以下)
・時間帯に注意(14時以降は×)
・一緒に混ぜるものにも注意(砂糖やミルク)
・寝れていない人は気を付けて
・胃が弱い人も気を付けて

妊活中は飲んじゃダメ、ってことはなさそう。

あ、それと言い忘れたんですけど…
コーヒーって質がピンキリなので、
できるだけ質が良いのを選ぶのがベター。

豆から挽くのがいいみたいです。

また、インスタントコーヒーは
製造方法がフリーズドライじゃないと

抗酸化作用がないので注意です!

妊活の許可書