【妊活中の生ものは要注意】妊娠初期に避けるべき食べ物と安全な食べ方
2024-07-03 不妊治療
妊娠を望んでいる女性にとって、食生活は特に重要です。栄養バランスはもちろん、妊娠初期は特に注意すべき食べ物があります。
特に、生ものと呼ばれる
- 魚介類
- 肉類
- 卵
は、食中毒のリスクが高いため、注意が必要です。
今回の記事では、
- 妊活中の生ものが与えるリスク
- 妊娠初期に特に注意すべき食べ物
- 安全な食べ方
- 代用食材
などをわかりやすく解説します。
妊活中の生ものが与えるリスク
妊活中の生ものが与える主なリスクは以下の2つです。
食中毒
生ものは、食中毒菌が付着している可能性があります。
食中毒になると、
- 下痢
- 嘔吐
- 発熱
などの症状が現れます。
脱水症状や流産のリスクも高くなります。
寄生虫感染
生肉や生魚介類には、トキソプラズマやリステリアなどの寄生虫が付着している可能性があります。
これらの寄生虫は、胎児に感染すると、先天性感染症を引き起こす可能性があります。
妊娠初期に特に注意すべき食べ物
妊娠初期は、胎児の神経管が形成される重要な時期です。
そのため、食中毒や寄生虫感染による影響を受けやすい状態と言えます。
特に、以下の生ものは、妊娠初期には避けるべきとされています。
魚介類
- 刺身や寿司
- 貝類
- スモークサーモン
- タラコ
- 明太子
肉類
- 生肉
- レアステーキ
- ユッケ
- ソーセージ
- ハム
卵
- 生卵
- 温泉卵
- 半熟卵
- 卵かけご飯
安全な食べ方
上記で紹介した食べ物以外にも、生ものには注意が必要です。
どうしても生ものを食べたい場合は、以下の点に注意して食べましょう。
- 十分に加熱する: 中心温度75℃以上で加熱する。
- 新鮮なものを選ぶ: なるべく新鮮なものを選び、早めに食べる。
- よく洗う: 生ものはよく洗い、流水で洗い流す。
- 手洗いを徹底する: 調理前後は手をよく洗い、清潔な状態で調理する。
代用食材
生もの以外にも、栄養価の高い食材はたくさんあります。
生ものが心配な場合は、以下の代用食材を積極的に摂取しましょう。
魚介類の代用品
- 煮魚
- 焼き魚
- 缶詰
- 冷凍魚
肉類の代用品
- 鶏むね肉
- 豚ひき肉
- ハンバーグ
- ミートソース
卵の代用品
- ゆで卵
- スクランブルエッグ
- 卵焼き
妊活中は、食中毒や寄生虫感染のリスクを避けるために、生ものは控えめにしましょう。
どうしても生ものを食べたい場合は、十分に加熱しましょう。
安全な食べ方に注意しましょう。
また、生ものの代用となる食材もたくさんあります。
積極的に摂取することで、栄養バランスの良い食生活を送ることができます。
妊娠初期は特に体調が不安定な時期です。
無理せず、体調に合わせて食事をしましょう。
※不安な場合は、医師に相談することをおすすめします。
食中毒や寄生虫感染は、あくまでも健康維持増進のためのものです。