2026年9月更新:各見出しへの直答文、院長の知見(交感神経優位と血流の関係)、料金・所在地・所要時間、Q&A3問、NG表現の言い換えを追加

「毎年7月下旬になると体がだるくなる」——それは思い込みではありません。台風の接近による気圧変化と、外気温と室内の激しい温度差が同時に起こるのが、まさにこの時期なんです。
放っておくと、夜眠れない、イライラが続く、といった不調を毎年繰り返すことになりかねません。この記事では東洋医学の視点から原因を整理し、今日から使えるセルフケアと当院でお伝えしている呼吸法をご紹介します。院長の宮崎圭太です。
7月下旬は台風シーズンの始まりと、外気温と室温の激しい温度差が重なる時期だから、自律神経が特に乱れやすくなります。理由を一つずつ見ていきましょう。
低気圧が接近すると、体内の自律神経が敏感に反応します。気圧が下がると体は膨張しようとし、血管も拡張して血流が変化。その結果、頭痛やめまい、だるさといった症状が現れやすくなります。
天気痛とは、気圧の変化を内耳が感知し、自律神経を通じて頭痛やめまい、だるさを引き起こす症状のことです。特に女性はこの変化に敏感な方が多いですよね。
外気温35度、室内20度台…この激しい温度差が自律神経を疲れさせています。私たちの体は本来、体温を一定に保とうとする機能がありますが、頻繁な温度変化でこの調整機能がオーバーワークになってしまうんです。
暑さそのものも大きなストレス要因です。睡眠の質の低下、食欲不振、脱水気味の状態…これらすべてが自律神経に影響を与えます。
また、夏休みの予定調整や、薄着になることへのプレッシャーなど、心理的なストレスも増えがちです。慢性的な疲労は、背中や肩の凝りとして体に出やすくなることもあります。
東洋医学では、自律神経の乱れを「気・血・水」のバランスの崩れと、夏特有の「陽気過多」による陰陽バランスの崩れとして捉えます。現代医学とは違った視点から、あなたの不調の原因を探ってみましょう。
「気」の停滞
暑さとストレスにより、体内の「気」の流れが滞ります。これがイライラや不安感、やる気の低下につながるんです。
「血」の巡りの悪化
冷房による冷えと暑さによる脱水で、血の巡りが悪くなります。頭痛や肩こり、めまいの原因となります。
「水」の代謝異常
湿度の高さと水分摂取のバランスが崩れ、体内の水分代謝が乱れます。むくみやだるさ、消化不良などの症状が現れやすくなります。
東洋医学の五行説では、夏は「火」の季節とされています。この時期は「心」の働きが活発になる一方で、負担もかかりやすいんです。
「心」は血の巡りだけでなく、精神活動も司ります。暑さで心に負担がかかると、動悸や不眠、感情の起伏が激しくなりやすいのです。
夏は「陽気」が旺盛になる季節です。しかし、陽気が強すぎると「陰気」が不足し、体内のバランスが崩れます。
この状態では:
だからこそ、陰気を養う生活習慣が大切になってくるんです♪
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
朝は陽気を高め、日中は温度差に対応し、夜は陰気を養う——この3つの時間帯別ケアが自律神経のサポートに有効です。すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
早朝の日光浴(5分間)
朝6時~7時の間に、やわらかな朝日を浴びましょう。体内時計がリセットされ、自律神経のリズムが整いやすくなります。
白湯で内臓を温める
起床後すぐにコップ一杯の白湯をゆっくり飲みます。内臓が温まり、消化機能が活性化されます。
軽いストレッチで気血を巡らせる
両手を上に伸ばして背伸び、首をゆっくり回すだけでOK!気血の流れがスムーズになり、一日を元気にスタートできます。
「三首」を温める
首・手首・足首の「三首」とは、血管が表面に近く体温調節の要になる3つの部位のことです。冷房の効いた場所では、軽いストールや靴下で温めましょう。
1時間に1回の深呼吸
鼻から4秒で吸い、8秒で口から吐き出します。これを3回繰り返すだけで、副交感神経が優位になりリラックスにつながります。
昼食後の軽い散歩
15分程度の軽い散歩で、消化を助け気の巡りを良くします。暑い時間帯は避け、日陰を選んで歩いてくださいね。
デジタルデトックス
就寝2時間前からスマホやテレビを控えます。ブルーライトが自律神経を刺激し、良質な睡眠を妨げるからです。
ぬるめのお風呂でリラックス
38~39度のお湯に15分程度浸かりましょう。副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。
寝室の環境づくり
室温は26~28度、湿度は50~60%に設定。扇風機で空気を循環させ、快適な睡眠環境を整えましょう。
神門と百会という2つのツボを、1日3回「気持ちいい」程度の力で押すことが、気の巡りを整えるサポートになります。ツボ(経穴)とは、体表にある気や血の流れが集まる特定のポイントのことです。
場所:手首の小指側、横じわの上のくぼみ
効果:心の動悸を鎮め、精神を安定させるサポートになります
刺激方法:
親指でやさしく圧迫し、ゆっくり円を描くように3分間マッサージします。息を吐きながら押すと、より心地よく感じられます。
場所:頭頂部の中央、左右の耳を結んだ線と鼻筋の延長線が交わる点
効果:全身の気の巡りを整え、頭がすっきりします
刺激方法:
中指で軽く押し、心地よい刺激を感じる程度に1分間刺激します。朝のスッキリしたい時や、午後の眠気覚ましにもおすすめです。
タイミング:
朝起きた時、お昼休み、夜寝る前の1日3回がおすすめです。
セルフケアを続けていても状態が整ってこない場合は、専門的なアプローチが必要かもしれません。
Q. ツボ押しはどれくらいで変化を感じられますか?
1回で大きな変化を感じなくても、朝・昼・夜の3回を続けることで気の巡りのサポートになると考えられています。まずは1週間続けてみてください。
鍼灸は、交感神経が優位になっている状態を副交感神経優位に切り替えることで、脳や心臓に優先されていた血流を全身に巡らせるサポートをします。セルフケアより深いレベルでのアプローチが期待できます。
セルフケアの良さ:
いつでもどこでもできる手軽さがあります。日常的に取り入れることで、予防的なサポートも期待できます。
専門治療の特徴:
鍼灸師が一人ひとりの体質や症状に合わせてツボを選定し、適切な刺激量で施術します。より深い部分にアプローチでき、体づくりのお手伝いが期待できるんです。
院長の知見として、自律神経の乱れ(交感神経優位)は脳・心臓・肺に血流が優先され、子宮など「生きるのに必要ない臓器」と認定されやすい部分の血流が下がる、という考え方があります。動物で言えば「狩りをする時間」のような状態です。副交感神経優位に切り替えることで、全身の血の巡りをサポートし、子宮にも血が巡りやすくなると考えられています。
鍼灸治療では、自律神経の働きを司る経絡に直接アプローチできます。特に「心経」「心包経」といった、心の働きに関わる経絡を調整することで、自律神経のバランスを整えるサポートになります。
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や生活スタイルに合わせた施術を行っています。まずはじっくりとカウンセリングを行い、あなたの不調の根本原因を東洋医学的に分析します。
当院は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bにあり、0.14〜0.20mmの極細鍼を使用しています。初回は90分・12,100円(税込)でじっくりお話を伺い、2回目以降は30分程度です。
「毎年夏になると同じような不調を繰り返している」「セルフケアだけでは限界を感じる」——そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの体質に合った施術法をご提案いたします。
Q. 鍼灸には何回くらい通えばいいですか?
体質や状態によって異なるため、まずは初回のカウンセリングでご相談いただくのが一番です。当院では初回90分でじっくり体質を伺い、2回目以降は30分程度で施術を進めます。
毎年繰り返す夏の不調は、気圧変化と温度差による自律神経の乱れが大きな原因です。東洋医学の知恵を活用すれば、少しずつ整っていくことが期待できます。
今日ご紹介した調整法を、まずは一つずつでも実践してみてください:
Q. 天気痛と自律神経の乱れは同じものですか?
天気痛は自律神経の乱れが引き起こす症状の一つです。気圧センサーである内耳が変化を感知し、自律神経を通じて頭痛やだるさとして現れます。
毎年繰り返していた夏の不調から少しずつ解放されて、元気な毎日を過ごしましょう。一人で頑張りすぎず、時には専門家の力も借りながら、あなたらしい健康な夏を手に入れてくださいね。応援しています♪
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。