妊活で鍼灸が良いと聞いたけど、、、体外受精の前後に受ければいいの?

2020-03-03  不妊治療

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こんにちは!くとみんです(^^)/
妊活に鍼が良いのは聞いたけど
どのタイミングで鍼灸を受けたらいいかお困りのあなたはぜひ読んでみてください。

今日は

  1. 体外受精の前後にだけ受ければいい?
  2. 妊活に重要な気持ちのメンテナンス。
  3. 妊娠体質ってなに?

この3つについてお話していきます。

1、体外受精前だけ受ければいいか?

当院を訪れる方の約3割の方が
鍼灸の効果を短期的にとらえて
体外受精を受けるタイミングの前後に初診をうけられます。

実際、海外のデータでは
体外受精の前後の鍼灸で
妊娠率が1.61倍高くなる
というものも発表されてはいるので
それ自体はやっておいた方がいいでしょう。

そしてそれによって妊娠されている方も
年間を通すと5~6組ほどいます。

ただ、体外受精を受けるのではないときは
短期的な効果よりも
長期的な効果の方が重要です。

体質改善ですね。
ここでひとつ知っておいてほしいこと。

体質とはなにか?
ということです。

身体の状態は2つの質でもたらされます。
気質と体質ですね。
この2つの質が良いほど妊娠しやすくなってきます。

2、【気質】考え方や気持ちも妊活には重要です。

気質とは考え方、感情、気分の浮き沈みなど
その人の日常的な心の方向性や気持ちです。

いつもイライラしている人は
それがストレスになって子宮や卵巣への血流が悪くなります。

感情の起伏が激しければ
その分、自律神経への影響も大きくなります。

また、考え方が偏っていたり
身体に悪いものを選ぶ考え方だと
当然、体の状態は悪くなります。

ネガティブ思考や自己嫌悪になりやすいと、
考えだけでなく体にも影響が出てくるのです。

逆に常にポジティブな人、笑顔が多い人、自分と向き合うことができる人なんかは
身体も心も健康な人が多い印象を受けます。

3、【体質】あなたは妊娠体質ですか?

体質は主に運動、食事、睡眠の
生まれてから今日までの積み重ねです。

頻繁に運動をして
善い食事を心がけて
十分な睡眠を取っていれば
自然と体質はよくなるでしょうし

運動をせずに
暴飲暴食を繰り返し
夜更かしをしていれば
当然、体質は悪くなります。

そして体の状態は
気質と体質この両方の積み重ねからできるものです。
言い方を変えれば人生です。

これまでの生き方が人の身体を作ります。
妊娠しやすい身体を作るには
生活リズムを変えることが近道になります。

体質や、細胞、卵子は3カ月前の生活の状態が今の身体に反映しています。
だからまずは焦らず3カ月間、体質改善を続けてみてください。

もし、不健康な心身を作る生活を
何年も続けているのであれば
鍼灸で短期的な効果を出すことはとても難しく
根本的な生活改善が必要になります。

だからこそ
赤ちゃんを授かるために必要な考え方
健康になるために当たり前のことを
丁寧に繰り返すことがとても重要なんですね。

生活改善のポイントは
子供が生まれたらどんな風に育てたいか。
どんな物を食べさせて、どんなスポーツをして
どんな気持ちで毎日を過ごしてほしいか。

赤ちゃんはお母さんの栄養で育ちますから
どんな風に育てたいかを考えて、今それをご自身で実行してみてください。

未来の赤ちゃんはすでにお母さんの卵巣で待機しています。

鍼灸に頼ることはとても良いことですが
より早く赤ちゃんを授かるためにも
一度、ご自分の生き方を見つめてはいかがでしょうか。

久富

妊活の許可書