卵のパワーをご存知ですか?
2013-10-04 不妊治療
卵といえば、
オムレツや目玉焼き、
親子丼、茶碗蒸しなどの卵料理、
パンやケーキにも使われている
いまや私たちの生活には欠かせない存在ですよね。
実際に、
日本人の1人当たりの1年間の消費量は
平均1日1個食べているそうです。
これは主要先進国の中でも
際立って多いようです。
卵のパワー
そんな卵のパワーを
あなたはご存知ですか?
卵に含まれる栄養素としては
- タンパク質
- 葉酸
- ビタミンE
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンD
- ビタミンB12
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 亜鉛
- 鉄分
があります。
卵はいま、不妊治療の現場でも注目されていて、
研究や実験が進んでいます。
すでにヨーロッパでは
卵の成分を栄養剤の一部に組み込んで
習慣性流産や不妊治療への利用が
広まってきているそうです。
1日2個を目標に
よく、
「卵は、コレステロールが高いから。。。」
と言って食べるのを控えてしまう方がいますが、
コレステロールは体内では細胞膜の主成分であり、
脳神経の刺激を伝える神経組織や
小腸で脂肪の消化の働きのある胆汁の成分でもあるので、
生命の維持には欠かせません。
人間は必要なコレステロールの80%を肝臓などの体内で合成し、
食物から摂取するのは20%程度です。
つまり、
コレステロールを食品の成分として摂取しても、
体内で作るコレステロールの量を加減するので、
急に血中の濃度が高くなることはありません。
食品からのコレステロールの1日摂取目標量は、
成人男性750mg未満
成人女性600mg未満
です。
卵1個(全卵L60g)のコレステロール含有量は214mg。
血中コレステロールの高い人は、
食品からのコレステロール摂取量は300mgを
超えないことが望ましいです。
そのような方は
卵1日1個にした方がよいですが、
そうでなければ
1日2個食べても大丈夫です!!
と、いうより、
不妊治療中の方は積極的に1日2個食べましょうね!
卵は、
体内で合成できない8種類の必須アミノ酸をバランスよく含む
良質のタンパク質食品です。
卵黄に多く含まれるレシチンは、
細胞膜や神経組織を構成するコリンの供給源です。
また、免疫力を高めるビタミンAや、
新陳代謝を活発にするビタミンB群も含み、
完全栄養食品とも言われています。
子宮の内膜をフカフカに、厚みある状態にするにも、
健康な卵子を育てるにも
皮膚、筋肉、脳、神経、内臓、、、を作るにも
卵は体のすべてを作る原料になります。
※もちろん卵だけしか食べない、卵しか食べないのはNGです
バランスよく色々食べてくださいね。
ぜひ卵1日2個を目標に
食卓に取り入れてください♪