女性ホルモンを整えるセルフケア術!冷え性改善と妊活【松戸・流山・我孫子から10分の不妊鍼灸院】

2025-04-25  不妊治療

女性ホルモンバランスを整える冷え性改善とセルフケア法

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。ホルモンバランスの乱れや冷え性でお悩みではありませんか?このブログでは、東洋医学的視点から女性ホルモンと冷えの関係を解説し、自宅でできる簡単なセルフケア方法をご紹介します。

ホルモンバランスの乱れと冷え性の関係性

冷え性は単なる不快感ではなく、女性ホルモンの分泌に直接影響します。体が冷えると血管が収縮し、子宮や卵巣への血流が減少。これにより栄養や酸素の供給が低下し、ホルモン分泌器官の機能が低下してしまうのです。

体温が1度下がると免疫力は約30%も低下するといわれています!体温低下により代謝が落ち、細胞の活性度も下がるため、卵子の質や子宮内環境にも悪影響が出てしまうのです。

東洋医学から見た女性ホルモンバランスの乱れの原因

東洋医学では、体内の「気・血・水」のバランスがホルモン分泌に大きく関わると考えます。これらのバランスが崩れると、ホルモン分泌を司る「腎」「肝」「脾」の機能が低下。特に「腎」は生殖機能と深い関わりがあります。

冷えは「血」の流れを滞らせる最大の要因です。血流が悪くなると卵巣への栄養供給が減少し、卵胞の発育や成熟に影響が出ます。特に足先や下腹部の冷えは、骨盤内の血流循環を妨げ、卵巣機能に直接影響します。

最近増えているのが「冷えのぼせ」という状態。下半身は冷えているのに、上半身だけがほてったり、のぼせたりする症状です。デスクワークやストレス、不規則な生活習慣などが原因となり、現代女性に多く見られます。

自宅でできる!ホルモンバランスを整えるセルフケア

体を温める効果的な3つの方法

寝る前の足浴:40℃程度のお湯に20分ほど足をつけるだけで、体全体の血流が改善します。

下腹部温め:湯たんぽやホットタオルを使って、下腹部を10分程度温めましょう。

温かい飲み物の習慣化:生姜湯や漢方ブレンドのハーブティーには体を内側から温める作用があります。

女性ホルモンに良い食事と避けるべき食べ物

女性ホルモンのバランスを整える食材としては、イソフラボンを含む大豆製品、良質なタンパク質、ビタミンE豊富なナッツ類がおすすめです!反対に冷たい飲食物、加工食品、過度の糖分・カフェインは控えめにしましょう。

ストレスと自律神経を整える簡単な習慣

ストレスはホルモンバランスの大敵です!自律神経を整えるために、以下の習慣を取り入れてみましょう:

  • 腹式呼吸:1日3回、5分ずつでもOK
  • 入浴時のセルフマッサージ
  • 就寝前のストレッチ
  • スマホやPCを寝る1時間前には見ない

妊活と睡眠の意外な関係。不眠症の改善から始める妊娠力アップでも詳しく解説していますが、質の良い睡眠はホルモンバランスを整える鍵となります。

冷え性改善!妊活に効果的なツボ押しと温灸法

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしから指4本分上にある、婦人科疾患に効果的なツボです。親指で優しくゆっくりと押し、1日2回、左右1分ずつの刺激で、ホルモンバランスの調整や冷え性改善に効果が期待できます。

関元(かんげん)

関元はおへその真下、約3cm下にあるツボです。このツボを温めることで、子宮周辺の血流が改善し、冷え性の改善や子宮機能の活性化が期待できます。

子宮を温める!関元ツボの刺激で妊娠力を高めるという記事も参考にしてみてくださいね。

命門(めいもん)

命門は背中側、腰の真ん中あたりにあるツボです。東洋医学では「腎」の働きを高める重要なポイントと考えられています。命門を温めると全身の冷えが改善し、「腎」のエネルギーが高まります。

基礎体温を安定させるための生活習慣改善

理想的な基礎体温グラフは、低温期と高温期がはっきり分かれる「二相性」のパターンです。冷え性の方は高温期の体温が上がりきらないことが多く、グラフが不安定になりがちです。

質の良い睡眠は妊活の大きな味方です!睡眠の質を高めるためには:

  • 毎日同じ時間に就寝・起床する
  • 寝室の温度は20〜23℃、湿度は50〜60%に保つ
  • 就寝前のブルーライトを避ける

高温期の体温を安定させるためには:

  • 靴下を履いて寝る習慣をつける
  • 良質なタンパク質をしっかり摂取する
  • 朝日を浴びて体内時計をリセットする
  • 冷たい飲食物を避ける

基礎体温の2度差を確実に作る!妊活成功のカギとなる生活習慣も参考にしてみてください。

鍼灸施術で得られるホルモンバランス改善効果

鍼灸施術には科学的にも血流改善効果が認められています。鍼刺激によって血管が拡張し、血液循環が促進されるのです。また、自律神経のバランスを整える作用もあり、冷え性の根本的な改善につながります。

自律神経を整えて、妊娠しやすい体へ!女性のための不妊ケアも参考になさってください。

東洋医学では一人ひとりの「証」に合わせた施術を行います。例えば:

  • 「気虚」タイプ(疲れやすく元気がない方)には気の巡りを促進
  • 「血虚」タイプ(肌の乾燥や爪の状態が悪い方)には血を補う
  • 「陽虚」タイプ(冷えが強く、温まりにくい方)には陽気を補う

まとめ:継続的なセルフケアの重要性

体質改善は一朝一夕には進みません。特に卵子の成熟は約3ヶ月かかると言われており、今日から始めたセルフケアの効果が現れるのは3ヶ月後かもしれないのです。

セルフケアと専門的な施術を組み合わせることで、相乗効果が期待できます:

  • セルフケア:毎日の足浴、ツボ押し、温かい食事など
  • 専門施術:2週間に1回、または月1〜2回の鍼灸施術

まずは無理なく始められることから取り入れましょう:

  • 1日目から:寝る前に足浴を10分間
  • 1週間目から:温かい食事を意識し、冷たい飲み物を減らす
  • 2週間目から:基礎体温測定を開始

スタジオシュカ鍼灸治療院では、あなたの体質や症状に合わせた施術プランをご提案しています。妊活を専門的にサポートする鍼灸師によるカウンセリングで、あなたに最適な体質改善の方法を見つけましょう。初回トライアルでぜひ体験してみてください。

不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility