生まれた瞬間から死ぬまで変化し続けています。千葉県柏市の鍼灸院スタジオシュカ
2015-03-25 不妊治療
柏市の不妊・美容専門サロン【スタジオシュカ針灸治療院】
http://柏鍼灸.com/
人間の一生にはいろんな「死」というものがあります
おはようございます。
スタジオシュカの宮崎です。
今日はですね、身体について
ちょっとネガティブな話をしたいなと思います。
東洋医学の視点でいうと、
人間が生まれたときから、死ぬときまで変化し続けますよね。
この辺くらいまで肉体的には成長して
ここから先は老いていく。
ここで「死」という瞬間が誰にでもありますけれども、
こうやって変化しても
生まれた瞬間からですね、
この瞬間からずっと死に向かって変化していく。
というのが人間なんですね。
これはどうしても逆らうことができないんですけれども、
この変化全体をつかさどっている場所が
東洋医学的には「腎」という場所になります。
腎臓ですね。
ここに蓄えられている「精」というものが多ければ
若い状態でいられるし、
だんだん歳をとっていくと、これが減っていって衰えていく。
ということが起こります。
これは必ずしも肉体的にとか、精神的にというか
本当に死んじゃうこと自体が「死」というのではなくて、
実はいろんな「死」がありまして、
たとえば、スポーツ選手だったら
競技ができなくなる、引退しなければいけないところというのは
ある意味、選手としての「死」となりますし、
仕事をしていてリタイアすることになるとき。
定年の60歳ということではなくて、
働けなくなるとき。
というのもある意味、仕事をするということに対しての
「死」だったりしますよね。
もしくは女性とかだったら、
美貌とか、きれいなお肌とかが徐々に衰えていくことだったりとか、
不妊治療でいえば、卵子が排卵されなくなるということは
妊娠できる身体自体の「死」と言えるんじゃないかと
僕は思っています。
なので、このいろんな「死」が
人間の身体にはあります。
人間の身体にというか、
人間の一生にはいろんな「死」というものがあります。
「死」という言い方はちょっと強いので、
たとえば引退とか、辞めるとか、あきらめるとか、止まるとか。
いろんな言い方があると思うので
それぞれの言い方でいいとは思うんですけれども
「死」という言葉は重いので、
「引退」という言葉をこれから使いますけれども、
引退をするまでの期間というのは、
何かが生まれた瞬間から、引退するまでの時間というのは
一定なわけではなくて、自然の流れに任せていくと
自然というのは、自然に衰えていくだけなので
引退に向かっていくだけなので、基本的には何もしなければ
その時間は早くなります。
なので、日々の努力ですとかですね、
改善を繰り返すことで、先に延ばすことをしっかりやっていくと
競技をやっている方であれば、競技の時間は長くなりますし、
あとは妊活ですね。
うちの鍼灸院でやっているようなこととかもそうですけれども
そういうこともしっかりと身体を整えていくことで
「長引かせる」ということも、当然できるわけです。
だけど、こういうところに努力とか
改善を惜しんでしまうと
自然の流れなので、モノが重力に引っぱられて
地面に落ちるのと同じような感じで
自然の流れでこっちの引退のところに向かって
引っぱられていって終わってしまうんですね。
なので、まずはあなたの生活にとって何が大切か?
というのをしっかり考えたうえで、
自然に逆らう必要はないですけれども
努力をして身体を良い状態を作っていく。
もしそれが必要だったら、
していくことが重要かなと僕自身はすごく思います。
そのために、時間とかを使うことが必要ですし
お金とかを使う必要もあると思います。
あとは、トレーニングしてというのであれば
筋肉的な疲労とかも出てくるので
体力使うことも必要だったりすると思います。
ただ、そういうことから避け続けていると
自然な引退というのは早くなってきてしまうので
まずはあなた自身が、何をどうしたいのか?
というのを、しっかり明確にもって頂いて、
明確な何か、たとえばスポーツ選手だったら
40歳まで現役でやりたいというのであれば
その40歳まで現役でいられる身体を作り続けなければ
いけないですよね。
妊娠をこれからしたいというのであれば、
38歳の方はできるだけ長く妊娠にトライしたいというのであれば
そのための身体作りというのは絶対必要になりますし、
長生き、健康寿命という言い方もありますけど
健康寿命を延ばしていきたいのであれば
やっぱり運動をして、
その運動の力をとるような何かをしていく
必要があると思います。
そういうものって、ほとんどのものが大なり小なり
苦痛を伴うんですよね。
その苦痛から避けてしまうと、やっぱり逃げてしまうと
自然に引退への期間は短くなってきてしまうので
もしそれがイヤなのであれば、
しっかりとそういうところに時間とかお金とかね、
あとは体力とかを使ってやっていく必要があると
僕個人は思います。
ただ、もちろんあなた自身が
そういうことを望んでいないのであれば
「何もしない」というのも、
もちろん選択肢だと思います。
今日はちょっと暗い話をしましたけれども
そんな感じです。