こころが顔を作る
2013-07-05 体のこと
こんにちわ。宮崎です。
今日は梅雨の空なのにものすごく暑いですね! 花火がしたくなるような気候です。
さて、よく「人は見かけによらない」と言いますが、 逆に「見た目が9割」という言葉もあります。
今日はその中でも、 人の顔には“性格”や“生き方”が刻まれる という、ちょっと科学寄りのお話をします。
表情筋とは?
人の顔には「表情筋」という筋肉がびっしりついていて、 その上に皮膚が張っています。
筋肉は「使うと鍛えられ、使わないと弱る」性質があります。 そして筋肉には“反対方向に働く筋肉(拮抗筋)”が必ず存在し、 そのバランスで姿勢や表情が決まります。
たとえば、首を前に倒す筋肉が強くなると、 自然な姿勢でも首が前に傾くようにクセがつきます。
これと同じことが「表情」にも起きます。
よく使う表情が“性格の顔つき”をつくる
表情には、
- 笑顔の筋肉
- 怒った表情の筋肉
- 悲しい表情の筋肉
などがあります。
そして、よく使う表情ほど筋肉が鍛えられ、 無意識のときの“素の顔”にも影響します。
たとえば、
- よく笑う人 → 無表情でも優しい雰囲気になる
- イライラが多い人 → 無表情でも眉間に力が入る
これは単なる気のせいではなく、 筋肉の発達によって表情が固定されているからです。
表情筋は“感情”にも影響する
さらに表情筋は脳へフィードバックされ、 実際の感情にも影響します。
つまり、
- よく笑う人 → 脳が「楽しい」と感じやすくなる
- 怒り顔が多い人 → イラ立ちの感情を維持しやすくなる
ということが起こります。
生き方・仕事・普段のクセ。 いろんな「日常の積み重ね」が、 ほんとうに顔に刻まれていくわけです。
優しい顔になりたいなら?
いつも笑顔の人は、頬の筋肉がふっくら丸くなります。 私たちはこの丸みを「優しい印象」として認識します。
逆に、眉間のシワをよく寄せる人は、 その筋肉が鍛えられて、 無意識でも険しい表情が残ってしまいます。
つまり、顔は「日々の行動の履歴」。 生き方そのものなのです。
というわけで宮崎は、 今日も優しい顔になれるように頑張ります!
ではでは~。
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一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせたケアプランを一緒に考えていきましょう。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。
