2026年9月更新:採卵翌日の鍼で回復が早まる知見・右側の卵巣の張り・小麦粉と食生活の注意・院の料金と所在地を追記

採卵後のつらさは「我慢する時期」ではありません。むしろ、痛みが出た翌日にこそケアを入れると、回復が早まって次の周期がぐっと楽になることがあるんです。院長の宮崎圭太です。
「採卵は終わったけど、明日から仕事、大丈夫かな」「どのくらい休めばいいの?」——そんな不安を抱えたまま検索している方に向けて、現場で私がお伝えしている回復のコツをまとめました。
採卵後の腹痛や体調不良は、卵巣の腫れや小さな傷による自然な回復過程であることが多いです。デスクワークなら1〜2日、立ち仕事なら2〜3日の休養で復帰される方が多く、温める・楽な姿勢・医師の許可を得た鎮痛剤で痛みを和らげられます。痛みが強かった採卵のあとは、翌日に鍼を受けると回復が早まりやすいと私は感じています。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
採卵後の腹痛や重だるさは、卵巣にできた小さな傷と腫れによるもので、体が回復に向かっているサインです。採卵とは、卵巣に細い針を刺して卵子を取り出す処置のことです。この針の跡と、排卵誘発剤で大きくなった卵巣が、しばらく張りや痛みを出します。
私が施術で体を診ていると、片側だけ「卵巣の周りが張っている感じ」がある方が少なくありません。針を刺したのが右側であれば、右の張り方が強いのは自然なこと。「なんでこんなに辛いの?」と感じるのは気のせいではなく、体が一生懸命回復している証拠なんです。
採卵後の一般的な回復の流れは次のとおりです。
回復のスピードは採卵した卵子の数・年齢・基礎体力によって大きく変わります。「隣の人は翌日から仕事に行ったから…」と比べず、自分の体の声を大切にしてみてください。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
デスクワークなら1〜2日、立ち仕事なら2〜3日の休養後に復帰される方が多いです。職種によって目安が異なるので、下を参考にしてみてください。
不妊治療と仕事の両立術!30代働く女性のための時間管理と職場との付き合い方も参考になります。
職場への伝え方は「女性特有の体調不良で通院が必要」と伝え、必要な配慮を具体的に説明するのがおすすめです。細かく説明する必要はありません。以前、体調不良を心配された方が「お尻が痛かったんだって言って…お尻じゃないんだけど、とも言えなくて」と、症状を誤解されて笑い話にしていたことがありました。うまく言えないときは、話しやすい範囲で大丈夫なんです。
温める・楽な姿勢・医師の許可を得た鎮痛剤の3つが基本です。採卵後の腹痛は卵巣の腫れや小さな出血によることが多く、多くの場合は自然な回復過程なので、慌てなくて大丈夫です。
ただし、次の症状が出た場合はすぐに医師に相談してください。
採卵後はむくみや疲労も感じやすくなります。足を高くして休む・軽いリンパマッサージ・ぬるめの入浴が体を楽にしてくれます。東洋医学では、こうしたむくみを「水毒(すいどく)」と呼び、体内の水分代謝の停滞と考えます。冷えやむくみ解消に!自宅で簡単にできるツボ押し&鍼灸で血のめぐり促進で紹介しているツボ押しもお役立てください。
組織の修復に必要なタンパク質・鉄分・ビタミン・亜鉛を意識し、水分をしっかり摂ることが基本です。何を食べればいいか迷ったら、まずこの4つを覚えておいてください。
卵子の質を上げる!妊娠しやすい体づくりをサポートする食べ物でも詳しく紹介しています。
忙しい仕事中でも、前日にお弁当を準備したり、オフィスにナッツやドライフルーツを常備しておくと無理なく続けられます。
ここで私が現場でよくお伝えしているのが、「日頃どれだけ摂っているか」が体調を左右するということです。お祭りや友人との食事で好きなものを食べるのは我慢しなくて大丈夫。ただ、普段避けているものを一時的に大量に摂ると、それが体調不良の引き金になることがあります。特に小麦粉は腸を荒らしやすいので、採卵後のデリケートな時期は摂りすぎに気をつけてみてください。
水分補給も大切です。複数の卵胞から採卵した場合はOHSS(卵巣過剰刺激症候群)のリスクがあります。OHSSとは、排卵誘発剤による卵巣の過度な刺激で腹水や胸水が貯まる状態のことです。1日2リットル前後の水分摂取を心がけましょう。
採卵で痛みが強く出たときこそ、翌日に鍼を受けると回復が早まりやすく、次の周期にも良い流れをつくれると私は考えています。鍼灸は卵巣周辺の血のめぐりへの働きかけが期待されているためです。
実際、採卵のダメージが大きく痛みが出た方が翌日に施術を受けると、回復が早まり、次の採卵周期で卵巣刺激症候群が起きづらくなる印象があります。鍼を「痛みが引いてから」ではなく「痛みが出たすぐ後」に入れるのがポイントなんです。
東洋医学では、採卵後は「瘀血(おけつ:血のめぐりの滞り)」と「水滞(すいたい:水分代謝の停滞)」が起こりやすいとされています。
各ツボを優しく押し、気持ちよく感じる程度の圧で30秒ほど刺激します。1日2〜3回が目安です。
当院での施術は初回90分、2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)です。0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、採卵後の体の状態をていねいに診ながらケアします。松戸・流山・我孫子から車で約10分、千葉県柏市富里1-1-4サウスタウン柏Bにあります。不妊治療と鍼灸の併用については体外受精と鍼灸の融合で、妊娠への一歩を。成功率アップと心身のリラックスをサポート、また不妊治療中の方への鍼灸サポートについて詳しくはこちらもご覧ください。
採卵後は体だけでなく心も疲れています。「頑張らなきゃ」を一度手放して、自分をいたわることを最優先にしてください。
妊活中のストレスを撃退!仕事・夫・周囲からのストレスと上手に付き合う方法もぜひ参考にしてください。
不安がきっかけで、急に緊張が体にバーッと出てしまう——そんなふうに、自分でもトリガーがわからない体調のゆらぎに悩む方もいます。そんなときは無理に原因を突き止めようとせず、深呼吸や温めで体をゆるめてあげることが先決なんです。
パートナーには「これをやってほしい」と具体的に伝えると、お互いの負担が減ります。信頼できる同僚や上司に必要な範囲で共有するのも、無理なく続けるための工夫です。
次の胚移植に向けた準備は不妊治療の心と体を守る!メンタルケアの重要性と役立つ情報を、両立の制度は厚生労働省の「不妊治療と仕事の両立支援に関する情報」も参考になります。
一般的に採卵後の腹痛は2〜3日で軽減し、1〜2週間で落ち着くことが多いです。ただし採卵した卵子の数や体質によって期間は変わります。針を刺した側だけ張りが強く残ることもありますが、多くは自然な回復過程です。
デスクワークであれば1〜2日の休養後に復帰される方が多いです。立ち仕事や力仕事の場合は2〜5日の休養がおすすめです。無理は禁物です。
蒸しタオルや腹巻での温め、横向きで膝を曲げた楽な姿勢での安静が助けになります。医師の許可を得た鎮痛剤も適切に使ってください。痛みが強く出たときは、翌日に鍼を受けると回復が早まりやすいと感じています。
生理量を超える出血、鮮血や大きな血の塊、強い痛みを伴う出血がある場合はすぐに医師に相談してください。我慢せず早めの対応が大切です。
採卵後のケアと仕事の両立は、正しい知識があれば無理なく進められます。大切なのは、自分の体の声を聞きながら無理をしないこと。そして、痛みが強かったときこそ早めにケアを入れることです。
東洋医学のアプローチを取り入れると、回復をサポートしながら次のステップへの準備を整えられます。一人で全部抱え込まず、専門家やパートナーの力も借りながら進んでいきましょう。あなたの妊活が、希望に満ちた時間になりますように。
体験者の声もご紹介しています。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。実際の治療については、医師にご相談ください。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※医療行為の代替ではありません。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。