2026年9月更新:「内膜=血の量を増やす」という院長の考え方、お腹を動かす呼吸法・水分/冷え対策、排卵誘発剤の影響、Q&A、院の料金と所在地を追記

子宮内膜をふかふかにする方法を一言でいうと、子宮に流れ込む血の量を増やすこと、これに尽きます。厚さを足すには血で満たすしかない、というのが現場での私の実感です。
院長の宮崎圭太です。何度移植しても着床がうまくいかず、心が折れそうになっていませんか。この記事では、東洋医学の視点から「血の量を増やして内膜を育てる」ための食事・温活・呼吸法を、今日からできる形でお伝えします。
受精卵が着床するには、一般的に8mm以上の厚さが目安と言われています。内膜は受精卵が根を張るためのベッドの役割を果たすからです。
日本生殖医学会の調査では、内膜の厚さが7mm未満だと着床率が下がるというデータもあります。薄いと、次のような状態になりやすいと考えられています。
実際、内膜が2mmほどの状態では妊娠は成立しません。だからこそ「厚さをどう出すか」が妊娠率を左右する大切なポイントになるんです。
東洋医学では、内膜が薄くなる大きな原因は「血の不足と巡りの滞り」だと考えます。内膜を育てる材料そのものが足りない、または届いていない状態です。
「血」は内膜の成長に直接関わり、「気」はその血を巡らせる力です。気の流れが悪いと血も滞り、材料はあっても子宮まで届きません。
体が冷えると血の流れが滞り、子宮への血流が減ります。特に下半身や骨盤周りの冷えは、内膜を育てる血の量を直接減らしてしまいます。
当院でも、冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒントをご紹介しています。
意外に知られていませんが、排卵誘発剤を使うと排卵は起きても子宮内膜が薄くなり、着床しにくくなるケースが少なくありません。薬で卵を育てる一方で、内膜のケアが手薄になっていないか、一度立ち止まって見てほしいところです。
ストレスは自律神経の乱れを招き、血流の減少やホルモンバランスの乱れにつながります。心と体はつながっているので、精神的な安定も内膜を育てる要素の一つなんです。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
答えはシンプルで、血を作る材料と、体を温めて巡らせる食材をセットで摂ることです。片方だけでは内膜まで血が届きません。
東洋医学では食材にも「温性」「寒性」があると考えます。温める食材を選ぶと、血の巡りをサポートしやすくなります。
調理法も大事です。冷たい料理より温かい料理、生野菜より加熱した野菜のほうが体を温めやすいですよ。
そしてもう一つ、意外と抜けがちなのが水分量です。血の巡りには水がいります。特に夏は汗ばんだらお腹を拭き、内側からも外側からも冷やさない工夫をしながら、水分をしっかり摂ってください。
「内からも外からも冷やさない」を徹底することが土台です。冷えを断つほど、内膜に届く血の量が変わってきます。
子宮を温める!関元ツボの刺激で妊娠力を高める方法も参考にしてみてください。
私が施術の現場で特に大切にしているのが呼吸法です。おへそよりやや下あたりが硬い方は、ここが動かず血が滞りやすいんです。
お腹を大きく動かすイメージで呼吸すると、お腹の可動域が広がって柔らかさが出ます。すると血の巡りがサポートされ、内膜を育てる血の量が増えていく。「胸で吸う」より「お腹を動かす」ほうを強めにイメージしてみてください。
1日10分程度でも十分です。無理のない範囲で続けてくださいね。
睡眠中は体の修復が進む時間です。東洋医学では22時〜2時は「血」が肝臓に戻って蓄えられる時間と考えます。
ツボ刺激で子宮まわりを温め、巡りをサポートできます。呼吸法や食事と組み合わせると土台が整いやすくなります。
関元(かんげん)とは、おへその下、指3本分ほど下にあるツボのことです。子宮と関わりが深く、温める働きがあります。
三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの上、指3本分のところにあるツボで、子宮機能を整えるのに役立ちます。
不妊に悩むあなたへ!鍼灸で着床率アップを目指そう!でも、鍼灸によるアプローチをご紹介しています。
鍼灸は末梢の血管を広げ、自律神経を整えることで、子宮に届く血の量をサポートします。内膜を厚くする=血の量を増やす、という考え方に沿ったアプローチです。
子宮内膜が薄いとどうなる?不妊の原因と鍼灸治療の可能性で詳しく解説しています。
東洋医学では、同じ症状でも体質で最適なアプローチが変わると考えます。
妊活】鍼灸で妊娠しやすい体を作る!不妊治療との併用や医療費控除も解説もご参考ください。
当院は柏市富里のサウスタウン柏Bにあります。0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、初回は90分・12,100円(税込)でカウンセリングからお体の状態を丁寧に確認します。まずは体質に合った進め方をご相談ください。
Q. 食事や温活を始めて、どのくらいで変化が見込めますか?
体づくりには時間がかかります。3ヶ月を目安に続けることで、少しずつ変化が期待されています。焦らず自分のペースで取り入れてみてください。
Q. 排卵誘発剤を使っていますが、内膜が薄いのが気になります。
誘発剤で排卵はしても内膜が薄くなるケースはよくあります。だからこそ、血の量を増やす食事・温活・呼吸法で内膜側のケアを並行することが大切だと考えています。
Q. お腹のどこが硬いと血が滞りやすいですか?
おへそよりやや下あたりが硬い方は、そこが動かず巡りが滞りがちです。お腹を動かす呼吸で可動域を広げると、柔らかさと巡りが出てきます。
子宮内膜を厚くする軸は「血の量を増やすこと」。そのために、次の5つを組み合わせてください。
すぐに結果が出ないこともあります。3ヶ月を目安に、少しずつ体づくりのお手伝いを続けていきましょう。赤ちゃんを迎える準備は、焦らず丁寧に。一人で抱え込まないでくださいね。
不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。