2026年9月更新:検索語「妊娠初期 夜中に目が覚める」に合わせ、妊娠初期の不安に答えるQ&A(発熱・食事・健診前の不安)と院の料金・所在地・通院ペースを追記

「妊娠初期になってから、夜中の2〜3時にふと目が覚める」——これは体が壊れたサインではありません。むしろ、体の中で赤ちゃんを育てる準備が進んでいる時期に起きやすい、自然な変化のひとつなんです。
院長の宮崎圭太です。今日は、妊娠初期や妊活中に感じやすい「眠りの浅さ・夜中の覚醒」について、東洋医学の視点と、今夜から試せるセルフケアをお伝えしますね。
「寝つきは良いのに朝に疲れが残る」「病院に行くまで毎回ドキドキして眠れない」——そんなふうに感じていませんか。一人で抱え込まず、まずは体の中で何が起きているのかを一緒に見ていきましょう。
ホルモンの大きな変化と、心の緊張が重なって眠りが浅くなりやすい時期だからです。放っておいて悪化するものというより、体の状態を教えてくれるサインと考えてみてください。
眠りが浅い・夜中に目が覚める状態は、医学的には「中途覚醒」と呼ばれます。中途覚醒とは、眠りについたあと夜中に何度も目が覚めてしまう状態のことです。厚生労働省のe-ヘルスネットでも、不眠症の一つのタイプとして解説されています。
妊娠初期や妊活中の方にとって、睡眠中の体は休んでいるようでいて、大切な作業をしています。
これらはすべて、赤ちゃんを迎える体づくりのお手伝いに関わる働きです。女性ホルモンと睡眠の関係(厚生労働省)でも述べられているように、女性ホルモンのゆらぎは睡眠に影響を与えることがあります。
妊娠初期はホルモンがとりわけ大きく動く時期。だからこそ、眠れないこと自体を責めず、眠りの質にそっと目を向けることが大切なんです。
睡眠と妊活の関係をもっと知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
→ 妊活と睡眠の関係。不眠症のサポートから始める妊娠力アップの記事
東洋医学では、生命エネルギーを蓄える「腎」と、血をおさめる「肝」の消耗が、夜中の覚醒に関わると考えます。
西洋医学では「ストレス・自律神経の乱れ」という観点から不眠を捉えることが多いです。一方、東洋医学では体の中の「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランスと、臓腑の状態から眠りの問題を考えます。
腎(じん)とは、東洋医学で生命の根本エネルギーを蓄える場所とされる考え方です。腎は「精(せい)」と呼ばれる生命エネルギーを蓄えており、生殖機能とも深く関わると考えられています。
腎の働きが弱まると、こんな変化が起きやすいとされています。
特に妊活中の方は、「頑張らなければ」という気持ちで自分を追い込みやすいもの。その緊張やストレスが積み重なると、腎のエネルギーが消耗しやすくなると考えられています。
東洋医学では、夜中の1〜3時頃に目が覚める場合、「肝(かん)」の状態が影響していると考えられています。肝は「血(けつ)」を蓄え、全身への滋養をサポートする働きを持ちます。
妊娠初期や妊活中のストレス、感情の波は、肝の気の巡りに影響しやすいとされています。気が滞ると、夜中に体が緊張しやすくなり、目が覚めやすくなることがあるのです。
妊活中のストレスケアについては、こちらも参考にしてみてください。
→ 不妊治療の心と体を守る!メンタルケアの重要性と役立つ情報
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
妊娠初期に夜中に目が覚めるのは、多くの場合、体が赤ちゃんを守ろうとする変化の一部です。ここでは、私が現場でよくいただく質問にお答えしますね。
Q. 夜中に目が覚めて、そのまま健診まで不安で眠れません。
A. 「病院に行くまで毎回ドキドキする」という声は本当に多いです。不安そのものが肝の気を滞らせ、眠りを浅くします。まずは温かい飲み物で体をゆるめ、眠れなくても横になって体を休めるだけで十分。眠れないこと自体を責めないでください。
Q. 眠れないと栄養が足りず、赤ちゃんに影響しませんか?
A. 今ある体だけで赤ちゃんを育てることができるので、「食べなきゃ」「眠らなきゃ」と気負いすぎなくて大丈夫です。お腹が空いていなければ無理に食べなくてかまいません。ただし水分だけは、飲みたくなくてもこまめに摂ってあげてください。
Q. 妊娠初期に微熱があって夜眠りづらいです。
A. 妊娠初期は血の巡りが良くなるため、体温が高めになるのは必ずしも悪いことではないと私は考えています。38度程度の熱で体が温まると免疫も働きやすくなります。ただし、つらさが続くときや判断に迷うときは、かかりつけの産科にご相談くださいね。
夜は体を静める「陰」の時間。就寝前に刺激を減らし、体を内側から温めることが眠りの質をサポートします。
陰とは、体をやわらかく潤し、静めるエネルギーのこと。夜にしっかり陰を養うことで、眠りの質をサポートすることが期待されます。
ブルーライトや情報の刺激は、脳を覚醒させやすくします。就寝前の1時間は、静かな時間をつくることを心がけてみてください。
→ 妊活中の“照明の色”が睡眠と排卵リズムに与えるものの記事
38〜40℃のお湯に15〜20分ほど浸かることで、副交感神経が優位になりやすくなります。就寝の1〜2時間前が理想的です。
ホットミルク・ルイボスティー・ほうじ茶(カフェイン少なめ)などがおすすめです。体の内側からゆっくり温め、胃腸をやすらかに整えてあげましょう。
生活習慣を整えることは、とても大切なファーストステップです。それでも「毎日気をつけているのに、なかなか眠りが変わらない…」と感じることもあるかもしれません。
その場合、体の内側の状態が深く影響していることがあります。東洋医学の考えでは、腎や肝の消耗が続いていると、外からのケアだけでは追いつかないこともあると言われています。
自律神経の整え方について、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ 自律神経を整えて、妊娠しやすい体へ!女性のための不妊ケア
眠りの浅さの背景は体質によってさまざま。体全体を確認しながら、一人ひとりに合わせてサポートします。
スタジオシュカ鍼灸治療院では、妊活中・妊娠初期の方のお体を東洋医学の観点から丁寧に診させていただいています。腎が疲れているのか、肝の気が滞っているのか、あるいは心(しん)のバランスによるものなのか——体全体を確認しながら、あなたに合ったアプローチでサポートします。
使うのは0.14〜0.20mmの極細鍼なので、「鍼は初めてで不安…」という方もどうかご安心ください。初回は90分(カウンセリング込み)、2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)です。場所は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bです。詳しくはこちら(不妊鍼灸について)
妊娠された後の通院ペースについてもよく聞かれます。私は「胎嚢が確認できて5週くらいの方なら、6週から1週ごとに来ていただき、10週ごろに卒業」を一つの目安にお伝えしています。心拍が2回確認できたら卒業、と決めています。
実際にご来院された方の体験談は、こちらからご覧いただけます。
眠れないことを責めず、体からのサインとして受け止めることが、いちばんの土台づくりです。
今回のポイントをまとめます。
妊活中も妊娠初期も、本当にたくさんのことを気にしながら毎日を過ごしていますよね。体も心も、どうか丁寧にいたわってあげてください。焦らず、あなたのペースで前に進んでいきましょう。何かお悩みのことがあれば、どうぞ気軽にご相談くださいね。
「自分に合っているかわからない」「まずは話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。
※個人の体質により体験には個人差があります
※施術効果を保証するものではありません
※医療行為の代替ではありません
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。