2026年9月更新:各h2に直答を追加し、専門用語の定義文・食事とサプリのQ&A・院の料金と所在地を追記、NG表現を全面置換

妊活の栄養というと葉酸がまず思い浮かぶかもしれませんが、卵子を「守る」栄養としてビタミンEを意識している方は意外と少ないんです。院長の宮崎圭太です。
「サプリを飲んでいるけれど、これで合っているのかな」と感じていませんか。この記事では、妊活中に意識したいビタミンEの摂取量と、効率よく摂るコツを、東洋医学の視点も交えてお伝えします。一人で抱え込まず、まずはできることから一緒に整えていきましょう。
ビタミンEは「抗酸化作用」で卵子を酸化のダメージから守る栄養素だからです。抗酸化作用とは、体内で細胞を傷つける活性酸素の働きをおさえる力のことです。
ビタミンEの抗酸化作用は、妊活において次のような場面で役立つと考えられています。
特に大切なのが卵子の質への関わりです。卵子は体内で最も大きな細胞で、エネルギーを作るミトコンドリアを多く含みます。ミトコンドリアは活性酸素の影響を受けやすく、ビタミンEはそこから卵子を守る役割を担うと言われています。
妊活で私がいつもお伝えしているのは、鍼灸ありきではなく、まず卵子の質そのものを整えることに注力しましょう、ということです。栄養で土壌を整えることは、その第一歩になります。
ビタミンEは普段から大切ですが、妊活中はより意識したい栄養素です。理由は3つあります。
体の衰えを感じる前から栄養ケアを始めておくと、後から慌てずにすみます。
東洋医学の視点では、ビタミンEは「血」を養い、巡らせる栄養として妊活に相性が良いと考えられます。
東洋医学では、生命エネルギーを「気」、血液の巡りを「血」、体液の流れを「水」と表し、このバランスと流れを健康の鍵と考えます。ビタミンEは特に「血」の質と流れに深く関わります。
ここで気をつけたいのが「瘀血(おけつ)」です。瘀血とは、東洋医学でいう血の滞りのことで、現代医学の血行不良に近い状態を指します。瘀血があると子宮や卵巣へ栄養が行き渡りにくく、老廃物も排出されにくくなります。ビタミンEは血の巡りをサポートし、この滞りをやわらげる助けになると考えられています。
東洋医学では、多くの婦人科の不調は「冷え」「瘀血」「気滞(きたい)」などが背景にあると考えます。ビタミンEはこうした状態を整えるのに役立つとされています。
ビタミンEは「養血」(血を養う)と「活血」(血を巡らせる)の両方に関わるとされ、妊活中の女性に相性の良い栄養素と言えます。自律神経を整えて、妊娠しやすい体へ!の記事でも触れていますが、自律神経と血の巡りは密接につながっています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
妊活中は1日6.5mg〜8.0mgを目安に摂るのが望ましいとされています。年齢や体質で最適な量は変わります。
厚生労働省の食事摂取基準では、成人女性の1日あたりのビタミンE目安量は6.0mgとされています。妊活中は少し多めが望ましいとされることが多いです。
東洋医学的な体質別の目安としては、次のようになります。
これらはあくまで一般的な目安です。ご自身の体調に合わせて調整してみてください。
ビタミンEは脂溶性ビタミンで、体内に蓄積される性質があります。脂溶性ビタミンとは、油に溶けて体に貯えられるタイプのビタミンのことです。そのため摂りすぎには注意が必要です。
1日1,000mg以上の摂取は、血が固まりにくくなるなどの心配につながる可能性があります。特に次の方は気をつけてください。
食事からの摂取で過剰になることはまれですが、サプリメントを使う場合は医師や専門家に相談すると安心です。
脂溶性なので、適度な油と一緒に、加熱しすぎずに摂るのが効率のよい摂り方です。
ビタミンEを多く含む代表的な食材はこちらです。
ビタミンEは比較的熱に安定していますが、長時間の加熱や酸化には弱い性質があります。次のような調理がおすすめです。
朝食のナッツヨーグルト、ランチのサラダにかぼちゃの種、夕食のグリーンスムージーなど、少しずつ取り入れると続けやすいですよ。
ビタミンEは脂溶性なので、適度な脂質と一緒に摂ると吸収率が上がります。他の栄養素との組み合わせも意識してみてください。
タイミングは空腹時よりも、朝食や夕食など食事と一緒のほうが吸収されやすいです。栄養全体のバランスは妊活に役立つ栄養素とおすすめ食材ランキング!の記事も参考にしてみてください。
ここで、よくいただく質問にお答えします。
妊活目的なら、体内で使われやすい「天然型」を選ぶのが第一のポイントです。
ビタミンEサプリは大きく2種類あります。
天然型は合成型に比べて体内での利用効率が約2倍高いとされています。妊活で選ぶなら天然型を優先してみてください。ビタミンEには「トコフェロール」と「トコトリエノール」という形態があり、両方をバランスよく含むものが理想的です。
妊活中のサプリ選びでは、次の点を目安にしてみてください。
卵子の質を上げるサプリメントを検討中の方は、ビタミンE単体だけでなく、他の抗酸化栄養素とのバランスも見てみてください。価格の安さだけでなく、原材料の品質や品質検査の有無も確認すると安心です。
鍼灸で血の巡りを整えると、摂ったビタミンEが子宮や卵巣へ届きやすくなると考えられます。
いくら良い栄養を摂っても、巡りが滞っていれば必要な場所に届きにくくなります。鍼灸との組み合わせでは、次のような相乗が期待できます。
不妊鍼灸で妊娠への希望を叶える!の記事でも触れていますが、鍼灸は体の巡りを整えることで、栄養の働きを後押しする役割も担います。
妊活と関わりの深い代表的なツボはこちらです。
ご自宅では、入浴時にこれらのツボを優しく押したり温めたりするのもよいですね。ただしセルフケアでできることには限りがあります。当院では、0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、あなたの体質に合わせた施術で妊娠しやすい体づくりのお手伝いをしています。初回は90分(2回目以降は30分)、12,100円(税込)で、千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bにて受けていただけます。栄養と鍼灸の組み合わせについて知りたい方は、お気軽にご相談ください。
ビタミンEは、卵子を守り、血を養い巡らせる、妊活の土台づくりに役立つ栄養素です。要点を振り返ります。
妊活はすぐに結果が出るものではなく、続けることが大切です。今日からできることを挙げておきます。
焦らず、ご自身の体と向き合いながら進めていきましょう。気になることがあれば、あなたの体質に合わせたアドバイスをさせていただきます。
不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility
体験者の声もご紹介しております。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。