2026年9月更新:たんぱく質・ハチミツ・プロテイン活用の院長知見と、妊活中の甘いものQ&A3問を追記

妊活中に甘いものがやめられないのは、意志が弱いからではありません。そして、完全にゼロにする必要もないんです。
大切なのは「やめる」ことより「食べ方をずらす」こと。院長の宮崎圭太です。この記事では、甘いものとの“ちょうどいい距離”の取り方を、東洋医学の視点と施術現場での気づきからお伝えします。読み終わるころには、少し心が軽くなっているはずですよ。
甘いものを欲するのは、心と体が疲れているサインであって、意志の弱さではありません。まずはその前提を持ってください。
妊活中は、心も体もたくさんのことを抱えています。検査の結果、まわりの言葉、先の見えない不安。そんな毎日のなかで、甘いものはほっと一息つける存在ですよね。
疲れた心が、やさしい甘さを求めるのはとても自然なこと。だから、まずは「欲しくなる自分」を責めないであげてください。
ぐっと我慢するほど、かえって食べたくなることがあります。我慢が続くと心にストレスがたまり、ある日どっと反動が来てしまうんです。
この流れは、こんなふうにつながりがちです。
これは意志の弱さではなく、心と体の自然な仕組みなんです。だからこそ、「我慢」とは別のアプローチが大切になります。
東洋医学では、甘味を欲するのは消化を担う「脾(ひ)」が疲れているサインと考えます。欲求そのものより、その根っこに目を向けることが近道です。
東洋医学では、体を「気・血・水(き・けつ・すい)」のめぐりで捉えます。気はエネルギー、血は栄養を運ぶもの、水はうるおいのことです。
そのなかで消化や栄養の働きを担うのが「脾(ひ)」。脾とは、食べたものを気や血に変える大切な働きのことを指します。甘味は脾と深くつながると考えられていて、脾がお疲れぎみのとき、甘いものを欲しやすいと言われています。
甘いものが欲しくなる背景には、こんな状態が隠れていることがあります。
体がエネルギー不足を感じると、手早く満たせる甘さを求めがちです。だから欲求そのものを叱るより、根っこに目を向けることが大切なんです。
実は私自身、糖質の影響を体で感じています。意識して観察すると、糖質を摂らなかった食事のあとと、摂ったあとで、体の重さがまるで違うんですよ。体の内側からの栄養のめぐりについては、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
目指すのは「ゼロにする」ことではなく「血糖値が乱れにくい食べ方」に変えること。血糖値とは、血液中の糖の量のことです。急に上がると体に負担がかかると言われています。
厚生労働省も、食後の血糖値の急な上昇に注意を促しています(食後高血糖|e-ヘルスネット)。ここからは無理なくできる工夫を3つご紹介します。
空腹のまま、いきなり甘いものを食べるのは避けたいところです。おすすめは、こんな順番です。
食物繊維やたんぱく質を先にとると、糖の吸収がゆるやかになると言われています。同じものを食べても、順番ひとつで体への伝わり方が変わるんですよ。
おなかが空っぽのときより、食後のほうがおすすめです。食事のあとなら、血糖値の急な変化がおだやかになりやすいんです。「3時のおやつ」も、お昼ごはんのあと少し経ったタイミングがよいですね。
食後の体の変化が気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
意外と見落としがちなのが飲み物です。甘いジュースや、シロップ入りのカフェラテには、思った以上の糖分が含まれていることがあります。
飲み物はお茶やお水に変えるだけでも変化を感じやすいです。「甘いものは食べ物で楽しむ」と決めるのも、ひとつの手ですね。
私が現場でよくお伝えするのが、甘いものを我慢する前に、たんぱく質を補っておく方法です。たんぱく質でおなかが満たされていると、甘いものへの欲求そのものが落ち着く感じがあるんです。
手軽なのはプロテインですが、なるべく砂糖が入っていないものを選んでみてください。プロテインを卵と混ぜて焼き、スナックのようにするのもおすすめです。どうしても甘さが欲しいときは、砂糖よりハチミツのほうがよいと考えています。
ちなみに、炭水化物や甘いものは消化に負担がかかり疲れやすい一方、野菜やプロテインは消化の負担が少なく疲れづらいんです。「甘いものを食べると午後だるい」という方は、置きかえで体の軽さが変わるかもしれませんよ。
ここでは、施術の現場で妊活中の方からよく聞かれる疑問にお答えします。
いいえ、完全にやめる必要はありません。無理にゼロにすると反動が起きやすく、かえってストレスになります。食べる順番・タイミング・飲み物を見直して、量とペースをゆるやかにするほうが続けやすいです。
まずたんぱく質でおなかを満たしておくと欲求が落ち着きやすいです。それでも欲しいときは、砂糖よりハチミツを、砂糖の入っていないプロテインを卵と混ぜて焼いたスナックを、といった選び方がおすすめです。
責める必要はありません。欲求は「疲れているよ」という体からのサインです。責めるエネルギーを、休息やたんぱく質補給に向けたほうが、体にも心にもやさしく届きます。
食べ方を工夫しても欲求が落ち着かないときは、体そのものがお疲れぎみのサインかもしれません。そんなときは、体の土台を整えることに目を向けてみてください。
疲れ、冷え、睡眠不足、ストレス。これらが根っこにあると、食べ方の工夫だけでは届きにくいことがあります。意志の力だけで抑えようとすると、かえってつらくなってしまいますよね。
めぐりが整うと、心にもゆとりが生まれやすくなるとされています。疲労回復には、ぼーっと休むことや鍼・マッサージといった「外からの刺激」と、食事・栄養素といった「内からの刺激」の両方が役立ちます。
当院では、東洋医学の視点から一人ひとりの体質を見つめ、0.14〜0.20mmの極細鍼でめぐりを整えるお手伝いをしています。「甘いものがやめられない」というお悩みも、体からのサインとして受けとめます。
初回は90分・2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)です。場所は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏B。無理な我慢に頼らず、心地よく過ごせる土台づくりをサポートいたします。不妊鍼灸について詳しくは不妊鍼灸の解説ページをご覧ください。
妊活中の冷えが気になる方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
甘いものがやめられないのは、あなたのせいではありません。それは、心と体が「ちょっと疲れたよ」と教えてくれるサインです。
大切なのは、完全にやめることではなく、食べ方やタイミングを少し工夫して、ちょうどいい距離を見つけること。そして、たんぱく質で先回りしたり、体の根っこをやさしく整えたりすることなんです。
今日ご紹介した工夫を、ひとつだけでも試してみてください。小さな一歩が、明日のあなたを少し軽くしてくれます。あなたのペースで、いっしょに進んでいきましょう。
食事と栄養の関係をもっと知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。妊活中のストレスとの付き合い方はこちら、栄養素の選び方はこちらでご紹介しています。
サプリがなかなか実感につながらない方は、こちらの記事もご覧ください。季節ごとの食欲の乱れについては、こちらの記事でお伝えしています。
なお、妊娠と血糖値の関係については、公益社団法人 日本産科婦人科学会のページでも解説されています。気になる方はご参照ください。
※個人の体質により体験には個人差があります
※施術効果を保証するものではありません
※医療行為の代替ではありません
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※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。