2026年9月更新:冒頭を結論先出しに変更し、気象病・湿邪などの定義文とQ&A3問、初回料金・所在地・極細鍼の情報を追記

6月の頭痛や朝のだるさは「気のせい」ではありません。気圧が変化すると耳の奥の内耳が刺激され、自律神経が乱れやすくなることが分かっています。梅雨入り前のこの時期は「湿邪」と呼ばれる湿度の負担も重なるため、毎年この時期に同じ不調を感じる方が多いんです。
自律神経とは、内臓や血管の働きを、私たちの意識とは関係なく調整している神経のことです。この記事では、6月特有の気圧変化に負けないための朝5分・夜のセルフケアと、鍼灸で何ができるのかをお伝えします。
気圧の変化は内耳を刺激し、自律神経のバランスを乱すことで、頭痛やめまい、倦怠感といった症状につながります。これは「気象病」と呼ばれ、梅雨入り前の6月は特に起こりやすい時期です。
気象病とは、気圧や温度の変化によって自律神経が乱れ、頭痛やめまいなどの症状が出る状態のことです。内耳は体のバランスを保つ器官で、ここが刺激されることで自律神経が乱れやすくなります。
具体的には以下のような症状が現れます:
最近では多くの女性が悩まされている症状なんです。
女性は男性よりも気圧変化の影響を受けやすいと言われています。理由は、女性ホルモンの変動と自律神経が密接に関係しているからです。
特に月経周期の影響でホルモンバランスが変化しやすい時期に気圧変化が重なると、症状がより強く現れる傾向があります。
東洋医学では、自律神経の乱れを「気・血・水」のバランスの崩れと考えます。6月特有の気候変化は、この3つすべてに影響を与えます。
「気」の滞り:ストレスや気圧変化により、体内の気の流れが悪くなります。これにより、イライラや不安感、胸の圧迫感などが現れやすくなります。
「血」の巡りの乱れ:気の滞りは血の流れにも影響し、肩こりや頭痛の原因となります。特に首や肩周りの血の巡りが悪くなりがちです。
「水」の停滞:湿度の高い6月は、体内の水分代謝が乱れやすく、むくみや重だるさを感じやすくなります。
湿邪とは、東洋医学で湿度の高さが体に与える負担を指す言葉です。湿邪は脾胃(消化器系)の働きを弱め、以下のような症状を引き起こします:
これらの症状は、まさに6月に多くの女性が感じる不調と一致しているんです。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
起床時の腹式呼吸3分と首肩ストレッチ2分、合わせて5分の朝ルーティンで、副交感神経を優位にした状態から一日を始められます。
まずは布団の中でできる腹式呼吸から始めましょう。
やり方:
この呼吸法により、副交感神経が優位になり、リラックス状態から一日をスタートできます。当院で妊娠された患者さんは、この呼吸法を自宅で実践していた方が多いという実感があります。
続いて、首肩の緊張をほぐすストレッチを行います。
首回しストレッチ:
肩甲骨ストレッチ:
これらのストレッチで、首肩周りの血の巡りをサポートし、頭痛予防にもつながると考えられています。
より詳しい自律神経調整法については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
就寝1時間前の足湯とツボ押しで、体温の上げ下げを利用して自然な眠気を誘導し、副交感神経を優位にできます。
足湯は副交感神経を優位にする、簡単で続けやすい方法の一つです。
足湯のやり方:
足湯により血管が広がり、全身の血の巡りがサポートされます。体温が上がった後に下がることで、自然な眠気を誘導できるんです。
足湯の後は、自律神経を整えるツボを刺激しましょう。
三陰交(さんいんこう):
内くるぶしから指4本分上の位置にあるツボです。親指でゆっくりと3秒押して3秒離すを5回繰り返します。
神門(しんもん):
手首の小指側、横じわの端にあるツボです。反対の親指で優しく円を描くように30秒マッサージします。
これらのツボは「心を鎮める」と言われており、不安やイライラを和らげてくれます。
季節の変わり目の体調管理について詳しくは、こちらの記事もご参照ください。
鍼灸は個人の体質に合わせて自律神経の乱れそのものにアプローチできる点が、セルフケアとの一番の違いです。院長の宮崎圭太です。日々の施術で感じることをお伝えします。
鍼灸では、個人の体質に合わせて以下のようなアプローチを行います:
自律神経が乱れて交感神経が優位な状態は、脳や心臓、肺への血流が優先される一方、子宮のように「生きるのに必須ではない」と体が判断した部分への血流が下がりやすくなります。妊活中の方にとって、自律神経を整えることは体づくりのお手伝いの土台になると私は考えています。
気圧変化による症状が慢性化している場合は、こうした体づくりのお手伝いが有効です。スタジオシュカでは0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っています。初回は90分・12,100円(税込)、2回目以降は30分でご案内しています。所在地は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bです。
より詳しい呼吸法については、ストレスと呼吸の関係性の記事も参考にしてください。
症状が軽い場合は朝夜のルーティンだけで整うことも多いです。ただ、慢性的に続く場合は自律神経そのものが乱れている可能性があるため、鍼灸でのケアも選択肢になります。
毎日でなくても構いませんが、体調がすぐれない日や気圧が下がる前日に取り入れると、体の変化に気づきやすくなります。完璧を目指さず、できる時に続けることが大切です。
スタジオシュカでは0.14〜0.20mmの極細鍼を使っているため、痛みを強く感じる方は少ないです。初回は90分かけて体質やお悩みを丁寧に伺いながら進めます。
6月の気圧変化による自律神経の乱れは、決して「気のせい」ではありません。しっかりとした対策を取ることで、症状を軽くできる可能性があります。
今回ご紹介した朝の5分ルーティンと夜のケアを続けることで:
大切なのは「完璧を目指さない」こと。できる範囲から始めて、少しずつ習慣にしていきましょう。
梅雨入り前のこの時期に体を整えておくことで、夏バテ知らずの体づくりにつながります。あなたの体は、きっと変化に気づいてくれるはずです。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。