2026年9月更新:各h2に直答を追加、卵子の質優先の方針・費用不安の実話・Q&A3問・院の料金と所在地を追記

胚盤胞まで育たないとき、まず取り組むべきは「鍼灸を受けること」ではなく「卵子の質を底上げすること」です。鍼灸はそのための土壌づくりを支える一つの手段にすぎません。院長の宮崎圭太です。
「また胚盤胞まで育たなかった…」「グレードDばかりで、どうすればいいの…」と、採卵のたびに気持ちがすり減っていませんか。何度も採卵を重ねながら結果が出ない日々は、体だけでなく心にも大きな負担がかかりますよね。
年齢による影響は避けられませんが、卵子の質に関わる要因は年齢だけではありません。血の巡り・ホルモンのバランス・栄養・冷え——ここは今日からでも整えていける部分なんです。
日本生殖医学会のガイドラインでも、38歳以上の方でも体調を整えることで治療に良い影響が期待されると示唆されています。一つひとつできることから、一緒に前へ進んでいきましょう。
胚盤胞まで育たない・グレードDが続くのは、38歳以降の体外受精では珍しいことではありません。焦らず、自分に合った体づくりのお手伝いを見つけることが次の一歩になります。
体外受精を始めて数回。採卵はできても、3日目の分割期で発育が止まったり、5日目になっても胚盤胞まで到達しないことが続く。そんな状況が重なると、心が折れそうになりますよね。
日本産科婦人科学会の統計によると、38歳以上では胚盤胞までの到達率が年齢とともに下がることが分かっています。これは自然な現象ですが、治療を諦める理由にはなりません。実際に、40代前半でグレードの良い胚を得られるようになった方もいらっしゃいます。
38歳以降の体外受精では、次のような状況を経験する方が多いようです。
実際、施術の現場でも「1回の採卵で取れるかどうかもわからないじゃないですか」という声をよく伺います。1回の採卵で卵が採れない、あるいは採れても胚盤胞まで育たないかもしれない——高額な費用をかけているからこそ、この不確実性が大きな不安になりますよね。だからこそ、採卵の回数任せにするのではなく、その1回の質を少しでも上げる体づくりが意味を持つと私は考えています。
卵子の質とは?妊娠への影響と高める方法をわかりやすく解説でも触れていますが、卵子の質や胚の発育に関わる要因は年齢以外にもあります。体づくりのお手伝いによって状況が変わっていく可能性は十分にあるのです。
こんな気持ちを抱えていませんか。
これらは特別な悩みではありません。多くの方が同じ気持ちを抱えています。大切なのは、焦らず自分のペースで取り組むことです。
一人の患者さんの例をご紹介します。Aさん(39歳)は、3回の採卵で毎回グレードDの胚しか得られませんでした。仕事との両立にも悩みながら、できることから少しずつ始めることに。食事の見直しや軽い運動、鍼灸を取り入れ、4回目の採卵では初めてグレードBの胚を得ることができたそうです。
胚の質に影響するのは、年齢に加えて「卵巣機能」「代謝機能」「酸化ストレス」の3つが柱です。このうち後者ほど生活習慣で整えられる余地があります。
年齢による影響は確かにあります。ただ、同じ年齢でも個人差が大きいのも事実です。次の要因が胚の質に関わることが分かっています。
妊活に役立つ栄養素とおすすめ食材ランキング!で詳しく解説していますが、これらは生活習慣である程度整えていける部分です。
胚の質には、次の4つが大きく関わります。
卵胞は、血の巡りによって届く酸素と栄養の中で育ちます。巡りが滞れば、それだけ育つ環境がやせてしまう。ここが土壌づくりの中心です。特に次の点が大切です。
【不妊治療】鍼灸で妊娠しやすくなる?という記事では、血の巡りをサポートすることの大切さを詳しく解説しています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
睡眠・栄養・運動・ストレスケアの土台を整えることが、胚の質を支える体づくりのお手伝いになります。すべてを一度に変えようとせず、一つずつ習慣にしていきましょう。
生活習慣を整えることが、体づくりの基本になります。具体的なポイントはこちらです。
妊活中のタンパク質摂取:妊娠しやすい体づくりでも解説していますが、栄養バランスは特に大切です。
体を動かすことは大切ですが、激しい運動は逆効果になることもあります。無理のない範囲を意識してみてください。
Q. 体づくりの効果はどのくらいで感じられますか。
卵子はある程度の期間をかけて育つため、生活習慣を整えても翌週すぐ結果に出るものではありません。次の採卵周期を見据えて、数か月単位でじっくり土壌を整えていくイメージで取り組んでみてください。
Q. グレードDが続くと、もう妊娠は難しいのでしょうか。
グレードは胚の見た目の評価であり、その周期の状態を映したものです。前述のAさんのように、体づくりを重ねてグレードが変わっていく方もいらっしゃいます。一つの結果で先を決めつけないでほしいのです。
Q. 採卵前だけ鍼灸を受ければいいですか。
採卵前だけ、というより、卵子が育つ期間を通して血の巡りや冷えを整えておくことが土台になります。まずは卵子の質を支える体づくりに注力し、鍼灸はそれを後押しする位置づけと考えていただくとよいと思います。
東洋医学では、血の巡りの滞りと冷えを整え、卵巣が働きやすい環境をつくることを重視します。「土壌を整えれば種は芽吹く」という考え方が、私たちの施術の軸です。
不妊鍼灸で妊娠への希望を叶える!でも説明していますが、血の巡りを整えることで次のような働きが期待されています。
体の冷えは、予想以上に大きな影響を与えます。卵巣機能では血流量の低下や代謝の低下、ホルモン分泌の乱れにつながりやすく、子宮環境では内膜が薄くなりやすい、血の巡りが滞りやすいといった形で表れます。だからこそ、冷えを整えることは胚の質を支える体づくりの土台になるのです。
当院では、0.14〜0.20mmの極細の鍼を使い、体への負担を抑えながら血の巡りと自律神経のバランスを整えていきます。まず注力するのは卵子の質を支える土壌づくりで、鍼灸はその後押しをする手段という位置づけです。
スタジオシュカ鍼灸治療院は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bにあります。施術は初回90分・2回目以降30分、料金は12,100円(税込)です。体外受精を受けながら「どこから手をつければいいか分からない」と感じている方は、あなたの体質や治療の状況に合わせたプランをご提案しますので、お一人で抱え込まずにご相談ください。https://studioshuca.com/infertility
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。