2026年9月更新:睡眠リズム(夜勤)の知見と自然妊娠者の数値の考え方を追記、Q&A3問と院の情報・専門用語の定義を追加
妊娠を望むとき、体づくりは女性だけの課題だと思われがちです。でも実際は、妊娠のスタートには精子の質が大きく関わっています。
院長の宮崎圭太です。「精子の質」と言われても、何を指すのか具体的なイメージが持てず、不安なままの方が多いのではないでしょうか。この記事では、精子の質とは何か、どう調べるのか、日々の暮らしで整えるにはどうすればいいのかを、現場での考え方も交えてお伝えします。
に読んでいただきたい内容です。
精子の質とは、精子の数・運動率・形態・DNAの異常率を総合的にみた状態のことです。この4つがそろって良好なほど、受精にたどり着きやすくなります。
ここで一つ知っておいてほしいことがあります。私は施術の現場で、自然妊娠している方の数値の中央値は、不妊治療で「問題ない」と言われる基準より倍ほど高いことがあると感じています。つまり「基準内だから安心」ではなく、より良い状態を目指す余地があるということなんです。
1mlあたり1500万個以上が望ましいとされています。数が少ないと、卵子までたどり着ける精子の絶対数が減り、受精の可能性が下がります。
40%以上、できれば60%以上の精子が動いていることが望ましいとされています。運動率が低いと卵子までたどり着けず、受精が難しくなることがあります。
正常な精子は、頭部・中間部・尾部の3つの部分がそれぞれ正しい形と大きさをしています。
DNA異常率とは、精子の遺伝情報がどれだけ損傷しているかを示す割合のことです。DNAが損傷した精子は、受精しても正常な胚盤胞(受精から5〜6日ほど育った着床前の胚)まで育たない可能性があります。この異常率も検査で測定できます。
精子の質は、医療機関で採精し精液を分析する「精液検査」で調べます。ご自身の状態を数字で把握できるので、体づくりの出発点になります。
精液検査では、次の項目を調べます。
検査結果は、WHO(世界保健機関)が定めた基準に照らして判断されます。ただ先ほどお伝えしたように、基準を満たしていても、より良い状態を目指せることは覚えておいてください。
精液検査は、射精後2〜7日後に受けるのが望ましいとされています。この期間を空けることで、より安定した数値が得られると考えられています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
精子の質は、毎日の生活習慣や食事で整えていける部分があります。日々の積み重ねが土壌をつくるという考え方です。
この中でも、私が現場で特に気にかけているのが睡眠のリズムです。夜勤が続いて寝る時間がまちまちだと、精子の質に影響が出やすいと感じています。働き方をすぐ変えるのは難しくても、休みの日にしっかり寝て体を回復させる時間をつくってみてください。
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現場でご夫婦からよくいただく質問にお答えします。
いいえ。妊娠はご夫婦二人の体づくりで迎えるものです。精子の質が妊娠のスタートに関わる以上、女性だけでなく男性も一緒に生活習慣を見直すことが大切だと考えています。
精子は日々つくられ続けているため、睡眠や食事を整えると、時間をかけて数値に反映されていくと考えられています。焦らず続けることを大切にしてください。
当院ではまず、質そのものを支える体づくりに注力します。鍼灸を前提にするのではなく、睡眠・食事・血の巡りといった土壌を整えたうえで、必要に応じて体を支えるという考え方です。土壌を整えれば種は芽吹く、という理念を大切にしています。
精子の質は妊娠に大きく関わる要素ですが、数字に一喜一憂するよりも、日々の暮らしを整えることが遠回りに見えて確かな一歩です。今回ご紹介した検査や生活習慣を、ご夫婦で一緒に見直してみてください。
当院はご夫婦の体づくりに寄り添う鍼灸院です。初回は90分・2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)、0.14〜0.20mmの極細鍼を使用します。所在地は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bです。
参考情報
当院の不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility
体験者の声もご紹介しております。
※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。